第02ゲーム ルール説明
書き直し中です!
一年ぶりに続きを書こうと思ったら、話数が多い多い、、一話の文字数が少ない少ない、、、
何話かを合併させているところです。。
被りがあった場合は飛ばしてください、、、
気が付くと、目を閉じる前と全く同じ家の前に立っていた。
いや、違うところがある。
周りに人がいない。
目を閉じる前には、近所のおばあちゃんたちが近くでおしゃべりに花を咲かせていた。
(その近さは、話していた内容がほぼ全て聞き取れる近さ、といえば分かるだろう)
その声が聞こえていたのに、今ではシ~ンと静まり返っている。
荷物も服装も一緒。
それなのに、一人も人間がいない。
しばらくボーッとしていたら、声が聞こえた。いや、頭に響いた。
『あー、あーー。聞こえますカー』
「え?!」
かたコトの言葉が響いた。
『あ、聞こえていますネー』
「何で分かるんだよ!?こっちの声が聞こえるのか?」
(けどまずは、、)
「おまえ、誰だ?」
『私ですかー?私は、このゲームの監督見たいなものですネー』
「……ゲーム?カントク?」
『はい、ではゲームの説明をさせていただきマスー』
「いやいや、ちょっと待て!」
『えー、こちらのゲームは、おにごっこデスー』
「はい、スルーーー......」
見事にスル―された。
『ただし、ただのおにごっこではありまセンー あなた方プレイヤーには、すべてを賭けていただきマスー』
「は?ちょっと待て!?今、すべてを賭けるって言ったのか?」
『あ、はいー。あなた方プレイヤーには、身体、心、命などのすべてを賭けていただきマスー』
「だからなん『えー、尚、あなた方プレイヤーに拒否権はありまセンー』だからスル『あー、こちらの世界に来た時点で《地球》の人には、消えたと言われていますケドー』………。」
とことんスル―される。
こちらの声が聞こえていないのか?
いや、最初は聞こえていたよな??
(よし、もう放っておこう…)
「えーっと?こちらの世界?《地球》とは違うのか?」
『はい、ここはあなた方プレイヤーがいた《地球》とは違う星、《ループ》という星デスー。地形、建築物、建物内にある物は《地球》と同じデスー。しかし、《ループ》には、[普通の人間]がいまセンー。《ループ》にいる人間は、あなた方だけデスー。プレイヤー以外に動いている者は、プレイヤーが食べれる者、そして、[鬼]だけデスー。』
(あ、これには答えてくれるのか。それも長文…)
「うん、この星、《ループ》と、おまえのしゃべり方がすごくウザいことは分かった。ならその[鬼]?から逃げるだけで帰れるのかよ。簡単じゃねーか。」
(理由は分からない…いや、答えてくれないがこの《ループ》に連れてこられたみたいだ。こんな簡単なことをさせるためだけに?まー、さっさと終わらして帰ろうじゃねえか。)
『?何を言っているんデスカー?逃げるだけでは無いですヨー?』
「……ん???」
『えー、持っているゲーム機を見てくだサイー。』
幸一は、手に持っている白い小さなゲーム機を見た。
『そのゲーム機の横に差し込み口がありマスー。そこに入るカードを鬼から逃げながら見つけていただきマスー。』
ゲーム監督は、淡々としゃべっていく。
「…鬼に捕まったらどうなるんだ?」
『さぁー?私の役割はルール説明だけなので分かりまセンー。』
「…どうしたら元の世界に帰れるんだ?」
『……………クリア条件は、カードを10種類見つけていただくとクリアデスー。』
「いや、俺は元の世界に帰r『えーー、カードの色を説明しマスー。』……。」
またこのパターンかよ……
『ゴホン、カードを差し込むと、ゲーム機の色が変わりマスー。
今の状態は、白色のLv0デスー。
ゲーム機の色は、
Lv0 白色
Lv1 ピンク
Lv2 赤色
Lv3 オレンジ
Lv4 黄色
Lv5 緑色
Lv6 水色
Lv7 青色
Lv8 紫色
Lv9 金色
Lv10 黒色
という感じに変わっていきマスー。
次のレベルの色を差し込むと、レベルアップできマスー。
レベルアップするごとにランダムにポイントがもらえマスー。そのポイントは…っと長くなりそうなので、あとはルールブックを見てくだサイー。』
ゲーム監督は、めんどくさそうに話した。
『……あっ!ブレスレットがポケットの中に入っているので、利き手ではない方に付けてくだサイー。』
忘れていたみたいだ。って、
「??またポケット!?」
…あった。このブレスレットには上側に『0p』と書かれてあり、下にはバーコードが付いている。
あれ?俺のポケットってドラ○もんの四次元○ケットだったっけ?
(利き腕じゃない方だよな?)
幸一は、何の疑いもなくブレスレットをはめた。
「…あれ?今、カチって鳴ったんだけど…」
『はい、そのブレスレットは、一度付けたらクリアするまで取れまセンー。あ、大丈夫ですヨー。防水機能が付いており、水に濡れても壊れまセンー。それに、クリアしたらきちんと取れますヨー。』
他人ごとのように話す。
いや、他人ごとなのだが…
「俺が聞きたいのはそういうことじゃない!!」
『ブレスレットは、つけている本人が触るとメニューが出てきマスー。メニューにルールブックがあるので、他に分からないことがあればルールブックを見てくだサイー。』
「ちょっと待て、」
『これにて、チュートリアルを終了させていただきマスー。』
「あ、またこれ同じパターンの奴だろ!!」
『では、これより鬼ごっこ《ループ》を開始しマスー。あなた方プレイヤーが生きてクリアすることを願っていますヨー。』
「おい!話を聞け!!」
それを最後に声が聞こえなくなった。
この回も読んでくださりありがとうございます!
いや〜こんな全然話聞いてくれない人っているよね〜wwっと思いながら書いてました。
特に、お年をとってきた人(丁寧語)とかは、長年の経験や知識があるので、なおさら自分の意見が正しいって思っていることが多いいと言いますか、、、それでもいいんだけど、こういう意見もあるよって言っても、なんやかんやしてたらその人の意見が通されてるし、、、って愚痴ってしまいましたが、これはフィクションですよフィクション!(圧)
っとまあ、このお話はこのくらいにして、次回も見てくださったら嬉しいです!!
これからもよろしくお願いします!