視点
テストが終わり部活もテーパー期で少し余裕が出来ました。
普段は横から、ながれていく景色を眺めていることが多いけれど。
少し視点を変えて見ると、なんかおもしろい。
具体的には、真ん中に立って、前(または後ろ)を向き、続く車両をつーんと見通す。すると、自分の乗っている車両とは違った揺れ方をしているのがわかる。
日頃隣の車両、さらにその隣、さらにさらにその隣・・・、と意識して乗ることはあまりないだろう。だから、新しい側面を発見したような気がして、ちょっと誇らしい気分になる。
考えていることがなかなか煮詰まらなかったり、普段の生活で上手くいかないことがあったりすると、私はどうしても思考が同じ所をぐるぐる回って、塞ぎ込んでしまう。
そういうときに接続部分の奥をちょっとのぞき込んでみると、気分がすっきりして、幾分か心が軽くなる。
終電が近くて人がまばらな、もっと欲を言えばほぼ貸し切り状態の時にやるとすごく「あーーーーーーーー」ってなる。筆舌に尽くしがたいっていうのはこういう感覚なんだなあ。
高校生の時に見つけた、視点の多様性です。ささやかですが。