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ー就寝ー
夕日に照らされながらも黒髪が目立っていた
その前に我輩ってなんか格好いいな…これからも使おう!心の奥底でそう決めた
「我輩は人間など食わぬ
我輩は人間の姿に成れる共食いのようではないか」
ため息混じりに彼を説得する
「この世界で共食い等当たり前です。何故青龍様は共食いを拒むのですか?」
希望や生きることを捨てたような光の無い瞳が印象に残った…
『この世界でお前は王様を越える権力を持っている
こいつに命令とかすれば従うぞ』
簡単に言えばこの世界で俺が最高権力を持っているから世界を操り人形に出来るって事かぁ
フォラスさん何気に考え方も悪魔みたいだ…
…日ももう少しで沈むしそろそろ寝るか
『寝床は無いから、地面で寝ろよ』
わぉ!なんてこった
「少年、寝るぞ」
「あ、はい」
俺達はそのまま地べたで寝ることにした
しかし、ここの環境が良かった
布団が無くても寒くないし暑くもない