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青い龍は悪魔の龍  作者: 阿莉佐
4/7

ー転生ー

俺の目が覚める前、とても懐かしいようなでも新しいような光を感じた

温かくて、安らぐような…ずっとこの光に包まれて居たい感情が一瞬芽生えた


でも、その温かくい光はすぐに消えた…飛行機雲みたいにゆっくり


「…ここは…」


誰も居ないこの場所で俺は誰かに問い掛けていた

すると、脳内から声が聞こえた


『ここは、お前が暮らす新しい世界だ』

フォラスさんの声が脳の裏側に響く感覚だった

しかし、とても昔に聞いた感覚だった


『お前は、この世界の王のように敬われる』

「どうして?」

『お前はこの世界を救った青龍の生まれ変わりだからな』

青い龍…?

青い龍が世界を救ったのか…?


「おい!!貴様、青龍様の祠で何をしている!!」

え、そんな事言われても困る…

『俺の言葉を口に出せ』


今、俺の後ろに夕日があるしフード被ってるからまぁ、何やってんだって言いたい気持ちも分かるかもな~


『我輩は、青龍だ。

幾年の時を経て再び眠りから覚めた。

我輩は、青龍だ

しかし、人間に化ける事が出来る

我輩に傷をつける人間は何人たりとも許されぬ』



うわぁ…すごい自己中心的発言じゃん…

元の世界でも言ったことないよ…

その前に、これで信じられる分けないじゃん…


「そんな事信じられるか!」


だよねー


「フードを脱げ」

フード…あんまり乗り気じゃないけどな…


「混ざり髪……本当に青龍様なのですね…

疑ってしまいすみませんでした…」


その言葉を聴き直ぐにフードを被る


『頭を上げろ』


頭を下げられてもこっちが困る


「青龍様、この生け贄を青龍様に捧げます」


そう言って、年老いの男は黒髪の幼い少年を前に出した

「…そいつを置いて我輩の前から立ち去れ」


「はい!」


1人残された黒髪の少年に近づいた


「青龍様…僕は貴方に食われるんですか?」


何でそうなる…


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