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三話 強敵

変更 爆弾の仕掛けれる数を3つから2つに変更します。

どこからかニーノの声が流れてくる


「考える時間は、10分間です」


 タブレットの右上にデジタルで時間が表示される。そして目の前に相手の手元が見えないようにシャッターが降りた。

 仕掛けれる部位は、脳、目、耳、心臓、肺、胃腸、片足、片手だ。

 俺は、テオドールがどんなふうにくるのか検討もつかない。

 脳、心臓、肺は、多分当てられないと思うがもしもの事があるから避けておこう。

 そうなると、目、耳、胃腸、片手、片足となるが目、耳は、今後のゲームに影響するから左手と胃腸に設定しよう。テオドールは、何でくるか。

 確か手錠をはめる時右手からはめていたな。失っても大丈夫な腕か足もしそうならば利き手・腕と反応(左手)にするかもしれない。いや、単純すぎるだろここは裏をとって利き手の右手にする。


 タブレットに選択し、静に制限時間を待った。

 トルルル 機械的な音が響く。


「時間です。では、一ターン目の先行は、金崎様からです」

「あんたの爆弾の位置は、右腕だ」

「うん、惜しいね左手でした。深読みしすぎだね」

 嬉しそうに左手を挙げる。

「後攻テオドール様です」

「俺の予想では、君は深読みする傾向から左手かな」


その一瞬時間が止まったように感じた。まるでこいつが圧倒的に強いのかと感じた。時は、永遠に止まるかと思ったが、次第にゆっくり動きだしいつもの時間に戻ると


「起爆です」

「ぐあああああああ、うあああああああ」


 痛みが少し軽減すると俺の左手が青紫色をして肩を除いた骨の関節が本来いってはならない方向に折れ曲がっていることに気付かさられる。

「何で気付いたんだ」

 俺は、息がぜいぜいと上がる中、力を振り絞り聞いた。

「さっきも言ったろ。君の当てる位置が読みすぎということに気付いたからさ」

 勝ち誇った目付きで俺を見てくる。恐怖心が生まれてくる。でも

「マジか。でもよ。俺は、負けねそれだけは言っておく」顔をひきつりながらヘッと苦笑を浮かべる。

「それは、たのしみですね」

「それでは、作戦時間に入ります」再びシャッターが降りる。


「くっそーー、やられた」机をガンっと叩きつけた。発狂したいが今は、駄目だ。

「あとは、引けない」

 俺が読みすぎだったくそ今度は、どうする移動させるかいや、このままでいい下手によまれるよりは。

 問題は、あいつがどこに仕掛けるのか。刻々と時間が経つ。閃いたように指を鳴らした。これならいけるこれなら勝てるぞ。シャッターが開きテオドールと顔を合わす。

難しいけど楽しいです。

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