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学園七不思議が不思議すぎる  作者: 薄型まな板
4/12

七不思議とか所詮妄想だから?

初め考えていた展開から大きく変更したため、プロローグも書き直しました。初めから読み直していただければと思います。

『月光学園には、七不思議というものが存在するそうです。それを紹介しましょう。

一つ目・夜中、初代校長の像の前で「先生、その髭の生やし方もう古いのでやめた方が良いですよ」というと、像が動き出す。

二つ目・夜中、音楽室のピアノがひとりでに鳴っている。

三つ目・夜中、理科室の骸骨がひとりでに動き出す。

四つ目・夜中、校舎三階の閉鎖されているトイレの奥から三番目を「はーなこさんっ」と言いながら叩くと、返事がする。

五つ目・夜中、美術準備室の彫刻がひそひそと話している。

六つ目・夜中、今は使われていない四階の教室から、すすり泣く声が聞こえてくる。

七つ目・以上の不思議に確実性は無いという不思議。

いかがでしょうか? 我々は早く調べたくてウズウズしております! 調査報告をお待ちください! 』


「くっそありきたりじゃねぇかぁぁぁ」

あまりのレベルの低さに俺は頭を抱えた。これガチなのか?でも作り話ならもうちょっとマシなの作れるよな!?

「あーらー、これはちょっとがっかりだね」

「僕もそう思うな」

奈々達も苦笑を浮かべている。

「だがこのブログにはその後の投稿は一切無いぞ」

自分のスマホで同じものを見ていた部長がしれっと言った。

「それってまさか……」

「これダメなやつなんじゃないのー!? 」

「何かの都合だろう。行方不明者が出たら絶対に世間が大騒ぎになる」

「黙れエロゲマスター。この世に絶対なんてことは、絶対に無い」

「ハクくん、それ矛盾してるよー」

「しかし、これ以上に良いネタなどないだろう。早速今日の夜中に校門に集合してくれ」

部長がおもむろに立ち上がって言った。

「うわ、まじでやるのかよ」

「何か文句があるのか? 」

ジャキッ。

部長が黒くてひんやりしたものを俺の額に押し当てた。待ってこれエアガンじゃん!?

「イエイエナンデモアリマセン」

どっから出てきたんだそれ! 怖い! 早くどかして!

「まあみんなでやるのなら楽しそうだね! 」

「さっき○○√をクリアしたから僕も行けるぞ。ふふ、楽しみだ」

「わ、わたしも頑張ります! 」

今まで黙っていた美鈴も、結局のところノリノリらしい。

「なんだか部内がまとまって来たぞどうしよう……」

「どうしよう、ではない。早く帰って支度と勉強をしろ」

ジャキッ。

再びエアガンの銃口が俺の顔面へ向けられる。

「わかりましたからそれを早くどけてくださいぃ」

「ふん、今はセフティをかけているから問題無いというに、お前は臆病な男だな」

「え」

改めてエアガンを見ると、なるほどセフティがかかって……ない。

「ぶ、部長。それセフティかけ忘れてるんですけど……」

「なにっ」

セフティを確認した部長の顔はどんどん赤くなっていき……。

「死ね! 」

パン!

俺の額にBB弾が炸裂した。


その日の帰り道。俺は赤くなっている額を抑えながら、何の変哲もない住宅街の道を美鈴と二人で歩いていた。付き合ってないぞ。そういう関係には別にならなくていいと思っている。十分楽しいからな。

「ハク、着替えるの? 」

不意に美鈴が聞いてきた。

「着替えない。美鈴は? 」

「わたしも」

「そか。一応LI○Eで聞いておこうか」

「うん」

俺はケータイを起動して、「服装は制服で行こう」とグループで発言しておいた。

「じゃあ、また今夜ね」

「おう」

いつもの交差点で別れを告げる。

俺、あいつのこと好きなのかな。あいつは幼馴染だ。確か俺とあいつの出会いって……。あれ、思い出せない。まあいいや。かなり昔の話だからな。

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