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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

獄卒さんシリーズ

獄卒は巨悪を屠らない

作者: ちぇりこ

シリーズ3作目です。

前半と後半は主人公が違ってほぼ独立したお話になっています。

後半は暴力表現があります。

「私、殺されたの?」

目の前の男に言われたことが最初は理解できなかった。

いつものようにお店から帰ってシャワーを浴びてベッドに入ってその後は…

確かに記憶がぼんやりしてる。

突然部屋に現れた男が私はもう死んでいるのだと言った。


「で、あなたは?」

と聞くと男は自分は地獄の獄卒だと言う。

「地球が次元上昇してるって知ってる?

それで地獄が解体されて僕らは地上で働くことになったんだ。」

瞳が銀色でバカでかい鎌を持ってておまけにちょっと浮いたりしていなければ

信じることなんか無かっただろうけど。


「つまり私みたいな本来は地獄行きの人間に罰を与えにきたってこと?」

と聞くと男は答える。

「罰って言うのはちょっと違うかな。

君みたいな成仏できない霊とか

悪い波動の魂を早めに刈り取ったりするのが仕事だよ。」


そして面白そうに聞く。

「地獄行きって自覚が有るの?」


あんまり言いたくはないけど

「親が前科持ちで私も子供の頃万引きとかしてたから。

借金残して死んじゃって

お店のお客さんにお金強請ったりしてたら

奥さんに慰謝料請求されたこともあったんだ。」


「不倫してたの?」

「ううん。優しいお客さんが大変だろうからって。」

「じゃ君悪くないんじゃない?」

「でも奥さんを悲しませちゃった。」


「まあ言った通り地獄は解体されたから、君の魂にふさわしい世界に送るだけだよ。

でも君は曲がりなりにも殺されたわけだからさ。

復讐するなら手伝ってあげるよ。

今回の黒幕は僕の担当外だから実行犯くらいになるけど。」

と男が言う。


「実行犯って私の知ってる人?」

「いや全然知らない人。」

全然知らない実行犯に復讐って言われてもピンと来ないな。


「私なんで殺されたの?」

と聞くと

「殺された原因は君が知ってはいけないことを知ったと思われたからみたいだね。

最後の相手の身内に。」

と男が言う。


最後の相手って、

なんかマンションが自慢みたいだったからちょっと見せて貰ったりしたけど。

「あいつそんなヤバいやつだったの?

ただの金持ちの坊ちゃんだと思ってたよ。」

「本人はまだただの坊ちゃんだね。いずれは父親と同じ道を歩むんだろうけど。」

と言う。


ふふっと自分を笑ってしまう。

知らない人になんかの勘違いで殺された人生か。

「私なんかにはふさわしい死に方かもね。」

あの頃はもう人生どうなってもいいと思ってたから

ちょっと親しくなった人のマンションまでついて行って

わけわかんないことに巻き込まれて。


「黒幕は放っておくの?」

と聞くと男が答える。

「黒幕はいわゆる巨悪ってくくりに引っ掛かってる。

そっちは最後にまとめて処理するって聞いてるよ。

彼らは今の世界への執着が強すぎてね。

僕らがどうこうできるレベルじゃないんだ。」


「巨悪って。都市伝説とか陰謀論?みたい。

ほんとにそんな人たちが居るの?」

そういう話が好きなお客さんもいたなあなんてぼんやり思い出す。


「いるよ。自分たちの都合で例え殺人を犯しても罪に問われないような奴らがね。」

男はぞっとするような笑みを浮かべた。

「もちろん、許されるのは今の世界の中だけって話だけどね。」


「どういう風に処理されるの?」

と聞いてみる。

そういうの好きだったお客さんに聞かせたら喜ぶかな。


「まああくまで僕が見せられたビジョンだけどね」

と男が話し始めた。


「天から篩が降りてくる。

それが新しい地表になるんだけど、その網をくぐれるのは次元上昇した地球にふさわしい魂だけなのさ。」

「くぐれなかった人はどうなるの?」

「人の魂にしか干渉しないからよっぽど近づかないうちは普通に生活できるかな。

でもいよいよぴったり重なったら魂は挟まれて

形もなくなるくらいにぺしゃんこになるみたいだよ。」


「そうなったら肉体とのつながりも切れて人としての活動は出来ないから

そこが彼らにとっての地獄かな。

今まで踏みつけにしていた人たちに悪意も無く踏みつけられて

それをただ見ているだけしかできない、そういう地獄に落ちるのさ。」


「だからその時が来る前に君みたいに成仏できない魂を刈り取るのは救済だよ。

成仏できないような状態だと篩をくぐるのは難しいからね。」

と男は言う。

「復讐がいらないなら会いたい人に会わせてあげようか?

未練が無くなるようにね。」


ひとりだけ会いたい人がいる。

短い間だったけどとっても気が合って楽しい時間を過ごした人。

私も普通に家庭を持って幸せに、なんて、そんな夢を見させてくれた人。

でもある日彼の母親が訪ねて来て別れて欲しいと懇願された。


「なんであっさり身を引いたのさ?

水商売してたから?」

「なんかさ、血筋がどうとかで犯罪者とか絶対許されない家系なんだって。」

「君ってそんなすごい犯罪者?」

と男が笑う。


「だってさ。上品な奥様が私の部屋のちっさい玄関で土下座して頼むんだよ?

息子の将来を、人生を奪わないであげてくださいってさ。

そんなの、断れるわけないじゃん。」

差し出された封筒には私の借金がなくなるくらいのお金が入ってた。

ああ、全部調べてここに来たんだなって思ったら。


「実際 犯罪者は絶対許されない家系って言うのはかなり誇張だったけどね。

じゃ、彼の母親に復讐するっていうのはどう?」

「なんでよ。

彼を思っての事なのに。」

男は肩をすくめて手を差し出した。


男に手を取られて空中を進む。

男が指差す先を見ると彼の姿が有った。


久しぶりに見た彼はちょっと元気がない。

実家暮らしって言ってたけれど、コンビニで食べ物を買って近くのマンションに入っていく。

「彼は君との仲を裂いた母親を許せなくて家を出たみたいだよ。

母親の介入を知ったのは君が殺された後だったけどね。

彼に会いたい?」

と男が聞く。


会いたい。だけど

「ううん。

私のことなんか早く忘れたほうがいいもの。」


「忘れないと思うよ。」

男はふふっと笑う。

「君ってさ、自分の気持ちとか正直にすぐ口に出す人だったから

普段から好き好き言ってたし

大好きな人とするのはこんなに幸せなんだね、とか言ってたじゃん?」


「なっ」

それは初めて彼と過ごした夜に口から出た言葉だ。

「なんでそんなこと知ってるの?!」


「何でも知ってるよ。」

と男は何でもないことのように言う。

「素敵なことだと思うけどな。

僕にはわからない気持ちだからね。」


「わからない?」

「うん。そういう気持ちを感じるところが欠けてるんだ。」

「そうなんだ…」

よくわからないけど それは寂しいことかな。


ベランダに出て星を仰ぐ彼の姿が見える。

「ほら今も君の事思ってる。」

と彼を指差して男が言う。


ああ あの人が好きだ。

差し出してくれた手に縋りついて彼と一緒に生きたかった。

だけどきっと私がそばにいるだけで彼の足枷になる。

だからこれで良かったんだ。


「泣いてる。」

と言う男の言葉に頬を拭う。

彼を思う気持ちが溢れて、愛しくて切なくて辛い。

声を上げて泣きそうになって

両手で顔を覆う私に男が囁いた。

「その気持ち分けてくれない?」


分けたらちょっとは楽になるのかな。

「もう全部持っていってよ。」

と言うと男は笑って言った。

「僕はそんな欲張りじゃないよ。」


男が後ろから私を抱えるように手を回して肩口に顔を埋めた。

すぅっと何かを吸い取られるような感覚が有って、気持ちが少しずつ落ち着いていく。


「うん。いいね。甘い。」

呟いた男はそのまま私を放さない。

「でも困ったな。未練が消えないよ。」



「じょーかーん!」

突然男が天を仰いで叫んだ。

釣られて上を見ると空中に穴が開いてスーツ姿の男が降りてくる。


「未練が無くなりません。」

と男が言うと、上官と呼ばれた男は手元の書類と私を見比べてちょっと考え込んだ。


「そのままじっとして」

とスーツ姿の男が言う。

じっとしても何も抱きついた男に羽交い絞めされているようで動けない。

スーツの男が私の額に手を当てると目の前が暗くなって意識が遠のいていった。




ふと頭を撫でられたような感触に目を開けると

愛しい人が目の前にいる。

叫んだつもりの自分の声に驚いた。

「にゃ!」

にゃって何よ。あれ声が出ない。

「にゃっ、にゃぁ!」

私、猫になってるの?


「母さんが猫アレルギーだったから今まで飼えなかったけど」

彼が羽織っていた服を脱いで私を包み込んだ。

「うちに来るかい?」

彼の匂いに包まれて 瞼が重くなっていく。


このまま眠ったらきっと

人としての意識はなくなるんだと確信めいたものがある。

それでももう起きていられない。

微かに二人の男が話す声が聞こえた。


「猫ですか。」

「天の篩は人の魂にしか干渉しないからな。

猫としての生涯を全うすればいつかはまた人同士として巡り合えるさ。」



※※※※


殺し屋なんて職業があるのかわからない。

自分は依頼を受けて人を殺すことはあるけれど

ちゃんと普通に働いてるし、それは趣味みたいなものだ。


安寧に眠る人間の生殺与奪の権を人知れず握り そして握りつぶす。

最高にゾクゾクする瞬間だ。

恐怖を与えてからなんて依頼は受けない。

それが俺の殺しの美学。

悲鳴も命乞いも興ざめじゃないか。


仕事を終えてアパートの部屋に帰ると

キッチンに立った妻が幼い娘はもう寝ていると言う。

奥の部屋に進み 寝ている娘の首にそっと手を置く。

殺しはしない。

この瞬間が味わえなくなるし、誰かに依頼されたわけじゃないから。


薄目を開けた娘がへらっと笑った。

「ぱぱ…」

また寝入った娘を見ながら手は首に置いたまま

命を握っている感覚を楽しんだ。


「君みたいな殺し方されると本人が死んだことに気付かないんだよねえ。」


突然男の声がして驚いて振り向くと、黒尽くめの男が立っている。

「なんだお前!どこから!?」

と言う問いには答えず男が覗き込む。


「あーそんな力入れたら」

手元でごふっと何かを吐き出すような音がして

見ると娘の口から血が溢れ出ていた。

「死んじゃうよ?」


「なんでっ?」

そんなに力を入れたはずない。

「きゃあっ!」

と妻が悲鳴を上げる。

「きゅ、救急車っ」

「まてっ」

と妻の腕を掴むとそのまま引き倒された妻は動かなくなった。


「触れるだけで人を壊せるなんてすごいね。神様みたいだ。」

黒尽くめの男が銀色の目を細めて感心したように呟く。

「もっと試してみたら?」


ふらふらと部屋を出る。

出くわしたのはいつも何かと口うるさい階下の住人だった。

出会い頭に階下の住人の唇が歪んだ。

また足音が響くだの何だの文句をつける気だ。


「あんたねえ…」

言いかけた住人の口に手をやる。

「いつもいつもうるせぇんだよ!」

階下の住人は血飛沫を上げて倒れた。


「すごいねぇ。

こんな力を手に入れたらやっぱりあいつに仕返しすべきじゃない?」

男の言葉に学生時代のいじめの主犯を思い出す。


妻に押されて住宅ローンの相談に行った銀行であいつは主任になっていた。

全くの偶然だったが、俺と気付いた時の奴の嫌らしい笑顔を思い出すと反吐が出る。

妻には穏やかな笑顔を向けつつも俺を見る目には嘲りの色を浮かべて奴は言った。

「ご主人の収入ですと厳しいかと。」


くそっ。

家なんて現金で買えるくらいの隠し財産はあるが妻の前でそれを言うわけにはいかない。

帰り際に奴は俺にだけ聞こえるように囁いた。

「底辺はどこまでいっても底辺だな。」




銀行の窓口で主任を呼び出すように言うと窓口の女は俺の名を聞いたうえで

「主任は休憩をいただいております。」

と言う。

その顔に奴と同じ嘲りの色が見えた気がする。

馬鹿にしやがって。


「あーじゃあお前いいや」

女の首に触れると血飛沫を上げて女は倒れ周りは悲鳴に包まれた。

近くにいた別の女に休憩室まで案内させると

事情を知らずにポカンとこちらを見ている奴に案内してきた女を殺して見せた。


次々と現れる男性行員や警備員を殺して見せると

最初は罵倒だけ吐いていた奴の口から命乞いが聞こえてくる。

奴に触れたら殺してしまう。

一発で死なせてたまるかよ。


手近にあった椅子を抱えて殴りつける。

その悲鳴に血飛沫に 感じたことのない愉悦が俺を包んでいた。


わざと隙を見せて 逃げ出した奴を追いかけるのも面白い。

捕まったら死ぬ鬼ごっこだ。

助けを求めても海が割れたように引いていく人垣の真ん中で

絶望に沈む奴の姿は実に滑稽だった。



気が付くと奴は血塗れで動かなくなっていた。

「あーやっぱり」

黒服の男が後ろから覗き込んでくる。

「ほんとはこんな風に殺したかったんだ?」


「恐怖させて後悔させて平伏させてからぐっちゃぐちゃにしてさ」

そして俺の顔を覗き込む。

「君の美学って何だったの?」


「うるさいっ」

男の首に手を伸ばした。こいつもすぐに消し去ってやる。

だが首を掴まれた男はにやっと笑った。

「ああ捕まっちゃったぁ。

今度は僕が鬼だね。」


男の青白かった肌から白みが抜けて青く青くなっていく。

首から頬にかけて赤黒い血管のような紋様が浮き出て

額に生えた赤黒いツノには稲光のように銀色の光が走っている。


「鬼?」

その体の固さも男が人ならざる者だと物語っていた。

慌てて手を放し距離をとる。


いつの間にか男の手には鋲の沢山付いた大きな金属バットのようなものが握られている。

視線に気づいたのか太い牙を見せて男は笑った。

「これ?鬼に金棒って昔から言うでしょ?」

言いながらその金棒をこちらに向けるように突き出した。


「ぐぁっ」

とっさに避けたものの金棒の先が腹にかすった。

今まで感じたことない痛みに腹を抑える。

親父に蹴られた時もあいつらに殴られた時も感じたことのない激しい痛み。

魂まで抉られるようだ。


魂?自分の言葉に苦笑する。

俺はそんなもの信じない。

人間は死んだら終わりなんだ。


「ほら早く逃げないとぉ」

言いながら鬼が金棒を振り上げる。

「ひっ」

転げるように走り出した。

逃げ込むのはやはり自分のアパートだ。

扉を閉めて後ろ手に鍵をかけたところで妻子のことを思い出す。


恐る恐る室内に目を向けると

さっき倒れたはずの妻がキッチンに立って料理を作っている。

呆然と妻を見ていると娘が奥から出てくる。

「ぱぱ!」

娘を抱きとめると腕の中で娘は血飛沫を上げ肉塊になった。

「きゃあ!」

と妻が叫びを上げた。


逃げるように外に出ると外廊下の端から鬼が悠然と歩いてくる。

恐怖にまた扉の中へと滑り込んだ。


妻が何事も無かったかのように料理を作っている。

奥から目をこすって娘が起きだしてくる。

どういうことだ?


おかしいおかしい

これは夢?

「あ、気が付いちゃった?

そう、幻覚だよ。この世を去る前に願望を叶えて上げようと思ってさ。」

鬼の声がすぐ横から聞こえる。

「この世を去る?」

「そう、君を迎えに来たんだ。」


元の黒尽くめの姿に戻った男の手には大きな鎌が握られている。

直感的にその鎌が何をするものなのか解った。

「お」

「俺が何したって言うんだよっ」

後ずさりながら叫んだ。


「いっぱい人を殺したじゃない」

と男が言う。

「俺は依頼を受けただけだ。

殺人を依頼される奴なんて 殺されて当然のことをした奴らなんだろっ」

「君がこの前殺した女性は何もしてなかったよ。」


「知るかよ!

依頼した人間のところに行けよ!

俺よりもっと悪人が世の中にはいっぱいいるだろ!」

「そりゃ君より悪い奴はごまんといるけどさ。

彼らが君の盾になるわけでも君の罪が軽くなるわけでもないってことはわかるよね?」


「まあ今さら何を言っても遅いけど」

男はニヤリと笑った。

「ほらほんとは何が起こったか良く見てごらんよ。」

言われて室内に目を向ける。


「きゃあ!」

妻の悲鳴が聞こえる。

「きゅ、救急車!」

妻が助け起こそうとしてるのは血の気を失ってぐったりと横たわった…

「俺?」


「あはっ、やっとわかったぁ?」

と男が悪魔のように笑った。

「君もう死んでるんだよ。

声を掛ける前に刈り取ったんだ。

君の美学に則ってね。」


言われた瞬間 意識がぷつりと途切れた。



「あれぇ、大人しくなっちゃった。

じょーかーん!」

男が天に向けて叫ぶと空間に穴が開いて別の男が現れる。

「なんだもう観念したのか。」

「いや死んでるって言ったら大人しくなっちゃって。」

「ああ、魂の存在を信じていない奴にはままあることだな。

死を認識したとたん自己の存在に混乱して意識が飛ぶ。」


「せっかく彼の美学に則ってさっくり刈り取ったのに。」

「人殺しに美学も何もあるか。

ただ反撃されるのが怖い卑怯者だ。」

上官は吐き捨てるように言って霊体をつまみ上げると空中に消えた。





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