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記憶をなくした先で待っていたのは異世界でした

作者:Noki@OFF
_『少年の日記より』_
今日、8月31日。
みんなで集まってあの装置の完成を祝う会を行った。
何度も失敗したが、みんなで助け合って完成させたものだ。一生の産物となるだろう。
これを使えば最悪大量殺人へとつながる代物だ。

あぁ、殺人のために使うんじゃないぞ?
もちろんこれは俺らの__________(字がかすれていて読めない)

さて、あとは明日の朝。みんなでこれを使えばとうとう、、!
やばい。楽しみになって眠れない。
そうだ!アイツが壊されたりでもしたら大変だ!
どうせ寝ないのなら確認しに行っても悪くないだろう。

深夜の学校に忍び込んで、あの装置を確認する。
何も異常はない。

よし、もう帰ろう。_hbひbjひ
__(ここで日記は途切れているようだ。)

『学校サイド』
「さて、帰るか。」

そう言って扉を開けようと振り返った瞬間。衝撃が走り、視界は地面と沈んでいく。

「かはっ、、誰、、だ、、」

そう問いかけても返事はない。
まぁ、、当たり前だよな、、。

「この装置が、、成程、、、。俺の作ったこれと合わせれば、、
俺の長年の夢が叶う、、!!」

俺を襲ったやつの声が聞こえてくる。

「その前に、、こいつを始末しないとな、、」

やめろ、、近づいてくるな!!
必死に抵抗しようとするも、体が思うように動かない。

ゆっくりとナイフを振り上げて、俺の背中に何度も突き刺してくる。
刺されたところが焼けるように熱く、痛い。
クソ、クソ、、クソっ、、!!
なんで俺がこんな目に、、

さっき確認に来なければよかった。
こんなもの作らなければよかった。

アイツが、、生きていればよかった。

絶望的な状況の中で別の声が聞こえてきた。
”死にたくない?”

あぁ、、生きたいよ。まだまだやり残したことが沢山あるんだ。
あの映画も見たかったし、そうだ。最近新しくヘッドフォンを買ったんだ。
あれで音楽を聴きたかったな、、

”死にたくないかぁ、、それじゃあ助けてあげる!”

あれ、これって俺の幻聴じゃなかったんだな、、
いや、幻聴か、、はは、、。

薄れゆく意識のなか、最後に思い浮かんだのは、
大好きだったあの子の笑顔だった。
第一話
2020/12/15 22:08
第二話
2021/01/05 19:22
第三話
2021/01/26 20:04
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