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102話 雷神降臨


 聖戦の朝…


 ドトール闘技場の無人の観客席の最前列に、アナの皇帝アーネストが座る…

 両脇に左大臣フレデリクスと、アナの次期聖騎士候補のオリバー。

 皇帝の後ろには4人のいつもの親衛隊。


 皇帝の前の、

 直径100メートルの闘技場の中には、対雷神の聖戦のため、それぞれの武器を持った…世界中から集った聖騎士…


 序列2位 最強聖騎士 Ⅹ (二つの聖大剣 Ⅹソード) 巨体


 序列3位 怒髪天 聖騎士キングレオ (巨大クサリ) 巨体


 序列4位 黒バラ 聖騎士フィーン (進化合気 体術)


 序列5位 破邪の日輪女聖騎士メルル(ボウガン シャインニングトライデント)


 序列6位 閃光騎士 聖騎士グラディウス (聖槍 ルグルスピア)


 序列7位 孔雀兜 女聖騎士ロレディ―ナ (聖剣 イワタイゲキ)


 序列8位 至高の聖者 女聖騎士サラ (マサカリ)


 序列9位 烈士 聖騎士クーフォリア (聖剣 ブルファン)


 序列10位 機転殺法 聖騎士ゼルフィン (聖剣 ウーマ)


 序列12位 空前絶後の逸材 女聖騎士フォックス (聖弓 ガルジュエル)


 序列13位 老将 聖騎士ドリアス (聖剣 フェリアス)


 序列14位 黒き牙城 黒人聖騎士ジョンソン (ビッグハンマー)


 序列15位 毒クラゲ 聖騎士オースト (毒手)


 序列17位 最高奥義伝承者 聖騎士カルロス (銀の短剣)


 序列18位 大楯マスター 聖騎士サンタナ (鋼鉄の大楯)


 序列20位 大器晩成 女聖騎士ルナ (聖大剣 ドラゴンキラー)


 序列21位 ネクス家最高傑作 女聖騎士シャーロット (クナイ)


 序列23位 泥サソリ 聖騎士ゴドラ (ぬめりの短刀)


 序列24位 無敗道 聖騎士バイゲリット (ゴールドレイピア)


 序列25位 難攻不落 聖騎士グラナダ (鉄蛇腹のムチ)


 序列27位 春風 女聖騎士クーニャ (聖剣 モノリス)


 序列28位 東洋の神秘 女聖騎士アヤ (聖剣 ミラージュ)


 序列29位 聖シャチ 聖騎士ロック (武器不明)


 序列30位 堅獣電撃復帰 聖騎士ゲッペル (巨大剣 ジャイアント) 巨体


 

 24名…



 そうそうたるメンバーを前に…フレデリクスは皇帝に…


「グルギュラは不参加です…」


「だろうな…ところで…ドトールの赤い髪は?」


「それが…メロディはまだ…」


「くっ…雷神に恐れをなして逃げたか…余の見込み違いであったか…」


 隣のオリバー、皇帝の向こう側に顏を向け、ニヤリと笑った…



 その時! 外から声が!


「フェニックス!? 赤い髪のメロディが来たー!!」


「ブロディさんもいるぞ!!」


 闘技場の外から大歓声が!


「メロディ!! ブロディ!! メロディ!! ブロディ!! メブディ!!」


 闘技場の入り口から…


 両手に『ガントレット』

 黒い皮の鎧に黒いマント

 黒の口隠し

 ドトールの赤い髪メロディが姿を現す…


 両隣に、


 白のYシャツに白のパンツ…

 腰にカタナの… 長い金髪のブロディ…


 と、


 赤いフード服を着た… くせ毛頭のココ…




 大トリで入って来た、赤い髪のメロデイを聖騎士の皆は… 初めて見る…


クーニャ 「あれが…メロディ…」


アヤ 「あのスフィアを殺した女…」


ゼルフィン 「聖戦の舞台に一人だけ、遅れてくるとは…おもしろい女…」



 オリバーは立ち上がり!


「メロディ!! 遅れてくるとは!! 不届き者が!!」


 メロディはオリバーの方を向き、


「ケガ人の救助していた!! それで遅れた!!」


「なに!?」


「雷神! もうすぐ来る!! ドトールの外れにいた、たくさんのアナの兵達が皆殺しの目に合ってた!!」


 すぐに左大臣フレデリクスは立ち上がり!


「それは誠か!? 用意していた我が軍10万が!?」


「うん! 雷神一人にらしいよ!」


 聖騎士のバイゲリットとグラナダは顔を見合わせて不安な顏をするが…

 その他の聖騎士は冷静だった…


 メロディはオリバーを指差し、


「オリバー!! なんで陛下の横にいるんだよ!! 対雷神の舞台に下りて来いよ!!」


 オリバーはチラッと横の皇帝を見た後に、


「ワタシは! 陛下のガードナイトを志願したのだ!!」


「逃げるなよ!! 下りて来い!! この卑怯者が!!」


「俺が逃げる? なんだと~!」


 横の皇帝が、


「いってやれ」


 オリバーは皇帝に深々と頭を下げ、

「はっ! (クソのかたまりメロディめ…オレを舐めやがって…)」

 大剣『パトリオット』を肩の上に持ち上げ、


 ヒュンっと闘技場に飛び下りた。


 下りると…

 クマの様な体をズサズサとメロディの前へ、


 見下ろすオリバー、

「雷神はオレがやる…そしてアナの聖騎士になる…」

 見上げるメロディ

「お前がアナの聖騎士になるくらいなら、ワタシがなる」


 睨み合う両者…

 もはや臨戦態勢…


 白の長い髪の長身のサラがメロディの肩をポンっと叩き、優しい笑顔で、

「まあまあ…今は共闘です」


「うっうん…」


 大きな体格のドリアスもオリバーの肩をポンっと叩き、

「オリバー殿、サラの言う通りだ、落ち着け」


「ドリアス様…分かりました… (あのドリアス様の言う事に歯向かえん…」


 自然とメロディはサラに連れられ、聖騎士の中に…

 残されたココは…同じく残されたブロディに…


「なんかワタシ達…場違いだニャン…」

「まったくだ…」


 その時…

 ロレディ―ナが来る…

 ココは…口と目を大きく開かせて、


「レディ―ナさん!!」


 ロレディ―ナの腰に抱き着き、スリスリ…


「会いたかった~~会いたかった~~」


「ココちゃん…今すぐ帰りなさい…」


 顔を見上げたココ

「ほえ?」

 ロレディ―ナは冷たい眼差しで、

「あなたは無駄死にするだけ…去りなさい」


 ココのくせ毛髪を掴んで、ポ―――ンっと放り投げる。


 ポンっと入り口に投げられたココは、ロレディーナの後ろ姿を見て…


「そんな!! せっかく会えたのに!!」


 目に涙を浮かべた…



 その時…


 キュラ―――


 キュキュラ―――


 何かの鳴き声…



ジョンソン 「なんだ?」


オースト 「なんの鳴き声?」


 

メルル 「この声は!? おそらく飛竜よ!!」



 闘技場に飛ぶ飛竜の影が動く…


メルル 「ドラゴニアの飛竜…本当にまだ生息していたの?」



 皇帝の対面の観客席の後段に…


 バッサバッサと大きな飛竜が下りる…


 背の上には…


 全て白の… 長い髪、鎧、マントの美青年『鷹』のシトリー…

 その腰には、究極の聖剣『ステラジアン』…


 白いフードを被った顏が傷だらけの初老…アモン…



 その二体の前には…


 右手に巨大なハルバードを持ち…


 圧倒的なオーラを放つ…




 雷神…

 



 老将ドリアスは、雷神グループを見て、


「 『蛇』はどこだ!?」


 アモンは聖騎士達に、


「ラドンは辞めた!! 聖戦に参加せず!!」




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