97話 聖騎士達28名の宿泊施設リスト
聖戦の前日の夕刻…
聖戦の地ドトール闘技場のある街の外れの…
山中にある宿泊施設『満天の星の里』の前では…
メロディが蔦が取り巻く木造の小屋を指差し、
「ブロディ、ココ、このホテルがワタシ達に与えられた宿だ」
ブロディは金髪の長い髪をポリポリかきながらタバコを吹かし、
「ふ~~…えらく古いな?」
ココもくせ毛髪をポリポリかきながら、
「お化け屋敷みたいだにゃん」
メロディは帝都出発前に渡された『聖戦関係者宿泊施設リスト』の紙を見ながら…
「皇帝は『ドトールエクストラホテル』か? オリバーも皇帝と同じホテルだな…」
古い小屋を見ていたブロディはタバコをポイ捨てして、
「あいつらはドトールで最高のホテルかよ? 凄い格差だな…」
ココは興味深そうに、メロディの手に持つリストを見て、
「孔雀兜のロレディ―ナさんは?」
「え~っと…ドトール闘技場だって…」
「闘技場で宿泊しているのかにゃん?」
「ドトール闘技場は他に『最強聖騎士Ⅹ』『怒髪天キングレオ』『堅獣ゲッペル』だって…他の3人は巨体だね…この4人は聖戦の主力だと思う…」
「寝返りでロレディ―ナさんが潰されないか心配だにゃん…」
ブロディは新たなタバコに火をつけて、
「隣国レナの聖騎士ミスティは?」
「…いない不参加だね」
「このボロい施設には、他に誰が泊まるんだ?」
「ならず者の聖騎士鉄仮面グルギュラだけ」
それを聞いたブロディは、
「ぷっ、ははは! 最下位聖騎士だけかよ!?」
ココ 「ごしゅじんさま、リスト、見せて」
「うん」
ココは、紙を見た。
ブロディものぞき込む。
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〇 対雷神 聖戦関係者、聖騎士、及びその従者、宿泊施設リスト ○
S ★ドトールエクストラホテル★
アナ皇帝アーネスト
アナ左大臣フレデリクス
アナ帝国次期聖騎士候補 尽忠報国こと オリバー
序列4位 シーサファイア国 黒バラこと 聖騎士フィーン 27歳
序列5位 エッス国 破邪の日輪こと 女聖騎士 メルル 29歳
序列14位 ペルジョル国 黒き牙城こと 黒人聖騎士 ジョンソン 31歳
及びその従者
A ★ドトール闘技場★
序列2位 南の強国マックス連邦 最強の聖騎士『Ⅹ』 34歳
序列3位 ビジャ国 怒髪天こと 聖騎士キングレオ 56歳
序列7位 モントリオ国 孔雀兜こと 女聖騎士 ロレディーナ 27歳
序列30位 クエス・トロン国 堅獣電撃復帰 聖騎士ゲッペル 46歳
及びその従者
B ★ドトールシティホテル★
序列8位 ミリガン国 至高の聖者こと 女聖騎士 サラ 33歳
序列12位 メフィスト国 空前絶後の逸材こと 女聖騎士フォックス 24歳
序列20位 オーガス国 大器晩成こと 女聖騎士 ルナ 42歳
序列21位 プレルートネクス国ネクス家最高傑作 女聖騎士シャーロット22歳
及びその従者
C ★ドトール第1ホテル★
序列6位 ルグル国 閃光騎士 聖騎士グラディウス 37歳
序列10位 ポレマリーナ国 機転殺法こと 聖騎士ゼルフィン 29歳
序列13位 フェリアス国 老将こと 聖騎士ドリアス 65歳
序列15位 南クぺル国 毒クラゲこと 聖騎士オースト 29歳
及びその従者
D ★ドトール第2ホテル★
序列9位 ブルファン国 烈士こと 聖騎士クーフォリア 39歳
序列17位 クエス・アテネ国 最高奥義伝承者こと 聖騎士カルロス 24歳
序列18位 北クぺル国 大楯マスターこと 聖騎士サンタナ 27歳
序列23位 ジェスパ国 泥サソリこと 聖騎士ゴドラ 34歳
及びその従者
E ★ドトール第3ホテル★
序列24位 マダン国 無敗道こと 聖騎士バイゲリット 29歳
序列25位 カンナム国 難攻不落こと 聖騎士グラナダ 41歳
序列27位 ミール国 春風こと 女聖騎士 クーニャ 27歳
及びその従者
F ★民宿ドトール荘★
序列28位 日の国 東洋の神秘こと 女聖騎士 アヤ 30歳
序列29位 アリアス諸島 聖シャチこと 聖騎士ロック 27歳
及びその従者
G ★簡易宿泊施設『満天の星の里』
序列32位 ならずもの国家 鉄仮面こと 聖騎士グルギュラ 推定50歳前後
アナ帝国次期聖騎士候補 ドトールの赤い髪こと メロディ
及びその従者
なお
レナ国の聖騎士ミスティは不参加。
名前の無いアナ帝国の聖騎士ググについては後日、詳細を説明いたします。
アナ帝国は代わりに二名の聖騎士候補を参戦いたします。
聖騎士
紫龍、アギ、エリオット、ズイ、ヒュドラの5名は雷神グループにより殉職
注: 今回の聖騎士方々への宿泊施設の割り当ては、事務局が平等を重きに置き割り当てました。
皆様方の聖戦での勝利を心から願っております。
ー アナ帝国 聖戦 事務局 ー
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ココ 「完全な格差だにゃん」
ブロディ 「まったくだ」




