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プロローグ

2051年11月13日 福岡県博多市

博多は半世紀前と変わらず今も繁華街として賑わう大都市だ。ここには、食欲のそそるラーメンの匂いや屋台の明かりは無い。 今この博多にあるのは、硝煙の香りそして地面を埋め尽くすかのように倒れる死体から流れる血が一面に広がり、見える明かりは機関銃からの火花だけ。

今ここでは、先の冷戦終結により手を組んだ『韓国・北朝鮮連合軍』からの襲撃を受けており、手が空いている国防軍のみで善戦で戦況は立て直したものの海へと押し切れずにいた。

「海が近いのに何故押し切れない!全戦力を持って敵を排除しろ。」

日本の国防軍隊長らしき人物の声が響き、銃声は一層強くなった。

逆にこの選択により沢山の死人を出し、自らを追い詰めて得た事には気付いていない。

しだいに、自陣の戦力が着々と減っていきあとがなくなってしまった。そんな時、1人の男が銃声響く軍隊のど真ん中に上から降りてきた。

「俺の名前は斬十字 猛。ここは私たち斬十字家に任せて一旦引きなさい。後は私たちで処理、いや排除する。」

彼らの戦いは、普通の人が目を見張るものだった...。

それもそのはず、彼らは通常では考えられない能力を使っている。

それは、魔法を生み出したり刀から有り得ない斬撃を放っていたりする。彼の働きで、日本からの損害が増加する事なく連合軍を排除した。

この話しが世界へと広がり今まで光を浴びてこなかった特殊能力(アビリティ)を持つ人たちが表へと出る数が増加し、特殊能力を使うものを通称能力使い(アビリシャン)と呼ばれ瞬く間に世界へと広がっていった。

世界各国は軍事利用に向けての開発が進み能力使い(アビリシャン)が世界の中心へと変わっていきのちの世界を変えていった。

世代を重ねる内に有力な家ができ各地の能力使い(アビリシャン)を統率して自治を行い始めた。

この原因とも呼べるあの戦いを勝利へとおさめた斬十字家は勢力を広げ独自の能力を受け継いでいき、世界中を畏怖させる存在となって行った。

次回、ついに斬十字家の次期当主として能力を受け継ぎし少年の話が始まる。

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