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挿入歌 「夕月夜」
沈む夕陽を静かに眺め 稲穂の海を君と歩いてゆく
ふたり寄り添いこのまま一緒に 生きてゆけたなら なにもいらない
冷たい秋夜の風と過ぎゆく草木の香り
もうすぐこの下野国に君の世界が近づいてくる
静観する夕月夜を ふたり手を握りしめ
見上げている瞬間に温もりが満ちたりる
叢雲を斬り 風を鎮めて
花に明かり灯そう 心から君を愛してるから
君と一緒なら何があっても どんな世界でも生きてゆける
ふたりが過ごした素敵な時間は永遠だと信じてるから
月の儚い光 玲瓏な風の音
僕の命にかえてでも君を笑顔にしてみせる
降り注ぐ月の光に 静謐なときを今
星々たちが見守り 古の記憶が甦る
清きものに命を捧げることがホントの愛なのだと知った
たとえ君が僕を忘れても太陽になって君を輝かせるよ
溢れた涙を流す瞬間も愛しい君の近くにいるよ
静観する夕月夜を ふたり手を握りしめ
見上げている瞬間に温もりが満ちたりる
叢雲を斬り 風を鎮めて
花に明かり灯して 佇むふたり 永遠の絆
この場所で静かに拝む 未来を灯す有明の月
ふたりの心に静かに刻む 愛の花言葉
ずっと続くよ 永遠に・・・