表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/146

初ダンジョン

俺はネットでライオットシールド、コンパウンドボウ、ボウガン、サバイバルナイフ、プロテクター、大型LEDライトを買い準備をしたが、やはり近接戦闘用の武器が鉈では心許ないので槍を自作することにした。やはり盾を持つと矢を射るのは難しいボウガンでは2発目に時間が掛かる。強力なライトで照らし遠くから弓で攻撃して近づいてきたら盾と槍に持ちかえて攻撃することにした。


あれから1週間準備した。レベルアップの効果なのか体調は良いし体が軽い。もしもの時用に秘密兵器も持った。


さてと、スライム退治の始まりだ。ちょっと荷物が多かったかな、でも何階まであるんだろ。あまりにも強そうだったら逃げよう。


2階に来ました。ライトで照らして奥にスライム発見。コンパンドボウの威力を見せてやる。30m先に居るスライムに命中するとスライムが弾けた。


「おお、一撃必殺、これなら行けそうだ」


それからスライムを難なく倒して3階に。またここもスライムだ。何階までスライムなんだろう。大きさは変わらないな、でも数が多いな。赤っぽいスライムも居る。赤いのから狙っていこう。30mまでなら外さん。赤いのは一発じゃダメだな、2発目で仕留めた。殺れるレベルも上がったし、数を減らしたら盾と槍で狩ってみよう。結構レベルアップしたけど、魔法とか使えないかな。


それから4階もスライムだった。紫や黒のスライムも居たが数は少なく、大半が青っぽいスライムで余裕で倒せた。


5階は誰も居ない。用心しながら進むと大きな扉が。


「ついに中ボスかな、どうしようか帰るか、殺るか、でも何が居るのか見たいな、ちょっと覗いてみよう」


扉に近づく扉が自動で開いた、しかも外開きで。中に入らないように近づいて見るがよく見えない。中に入らないようにもう一歩踏み出すと室内が明るくなって、ヤバイと思い逃げようとすると見えない壁があるのか逃げられない。マジでヤバイと焦っていると正面に運動会の大玉ぐらいある銀色のスライムが居る。コンパウンドボウで射るも、ほとんど刺さらない。動きが遅くて助かるけど、あんなの無理ゲーだよ。

ヤバイヤバイ、効くか解らないけど、秘密兵器の液体窒素で凍らせてやる。でもデカ過ぎて中まで凍らなそう。クーラーボックスから取りだし小分けにした液体窒素を投げつける。10個しか無いのに、3発投げても効き目が薄い。下がって弓で射ると少し欠ける。もしかすると凍って衝撃が吸収できないのか、俺は決死の覚悟で槍とクーラーボックスを抱えスライムに挑んだ。だが、このスライムは硬い、終いには槍の先端が折れた。


「ふざけんな、俺の槍を壊しやがって」


俺は槍を捨て鉈で斬りつけるが硬いし手が痺れる。しかし効いている。そこに液体窒素をぶつけるが、スライムの体当たりをくらい吹き飛ぶ。痛いが殺らないと俺が死ぬ。最後の液体窒素を持ちスライムに挑む。スライムも結構ボロボロだ。同じところに鉈を降り下ろすと今までより深く刺さりそこに液体窒素をぶつけた。、するとスライムの動きが止まり、鉈を引き抜くとスライムが砕け、レベルアップの声が聞こえた。


「俺は勝ったぞー」


俺はその場で座りこんだ。するとバスケットボールぐらいの銀色のスライムが現れた。俺は死んだと思った、ところが声が聞こえた。


《レッサーメタルスライムが仲間になった》


「え、今の何、仲間って選択肢は無いのかよ」


仲間なら大丈夫だよな、攻撃してくるなよ。あー多分何ヵ所か骨折してるな。


すり寄ってくるスライムを触るとひんやりしてプルプルして可愛いな。


するとスライムが骨折して苦しい胸にすり寄りばっと広がり覆い被さってきた。騙された食われると思っていたら、スライムが元に戻り、今度は足に覆い被さった。その時胸の苦しみが無いことに気が付いた。足も痛くない、ありがとうスライム。


回復した俺はスライムを抱き上げ、スライムに名前を付けてやろうと思って考えるが、このスライムって男の子、女の子なのか解らない。それにしても手の中でプルプル震えて可愛いな、銀色だし玉だし、銀○は止めて、そうだ、お前は今日からシルバだ。

おおー解るのか腕の中でぴょんぴょんしてる。シルバは頭良いな、シルバ帰ろうか。


帰ろうとすると正面の壁にサファイアみたいな青い大きな石が埋まってる。


「もしかするとあれに触ると一気に帰れたりして」


俺は荷物とシルバを抱え青い石にさわった。すると石が光り俺の手に吸い込まれるように無くなったすると声が聞こえ


《世界初ダンジョン制覇、制覇特典、ナビゲーター、アイテムボックス、職業:ダンジョンマスターが与えられた》


それと同時に急に頭が痛くなり、意識を失った。


どれくらい気を失っていたのだろうか。


《マスター、大丈夫ですか》


「あれ、シルバ喋れる?」


でもプルプル震えているだけ。


《マスター、大丈夫ですか、私はナビゲーターです、マスターの頭の中に居ます》


「頭の中、えっ俺は乗っ取られた」


《乗っ取りませんよ、安心してください。何の問題もありません、実際に頭の中に居るわけではないですから》


「良かった」


《はじめましてナビゲーターです。よろしく、お願いします》


「よろしくね、ナビ、ナビゲーターって長いからナビって呼んでもいい?」


《マスターありがとうございます、名前まで付けて頂き感激です》


それからナビが何ができるのか聞くことにした。





お読み頂き、ありがとうございます。もし良かったら更新の励みに成るのでブックマークと評価をお願い致します。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ