↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
136/146

中京工業地帯奪還作戦⑤


「ねぇソフィ、雅也さんも鬼人族もなんであんなに強いの?」


「知らないわよ、私たちだってもう少しで上級冒険者って呼ばれてもおかしく無いのに、しかもドラゴンにスノータイガーなんて普通出会った時点で死んでるよ」


「確かに。でも普通にドラゴンにブレスは吐くなとか言い聞かせたら、ドラゴンたちが大人しく言うことを聞いてた時は、有り得ないって叫びそうになったよ」


「異世界は恐ろしいね」


「でも、こっちの世界ってご飯は美味しいし、洋服の着心地も良いから、なんか帰らなくても良いかも」


「確かに、毎日温泉に入れるなんて夢のようだ」


「帰るの諦めてもうこっちでカズキと結婚しちゃおうか?」


「それ良いね、カズキも男の子だから、私の足とか胸に目がいってるの隠してるけど、バレバレだからね」


「カズキは大人しいけど、優しいしちょっと頼り無いけど、ちゃんとここぞと言う時は守ってくれるからね」


「あっちには居ないタイプだよね」


「しかし暇ね、作戦でここを守るように言われて来たけど、私たちって必要有るのかな?」


「グリフォン2頭居れば過剰戦力だからね」


「だよね、でもまさか異世界に来てグリフォンに乗れるなんて」


「あっちじゃ、グリフォンなんて 王侯貴族しか乗れないもんね」


「しかも私たちドラゴンにも乗ったしね、飛竜じゃ無くてドラゴンだからね」


「本当だよね、自慢したいけど、村じゃ子供たちですら乗ってる」


「流石異世界ね、フォレストウルフの集団が来たわよ」


「私たちも少しは役にたちましょう」


ソフィとシオンの異世界コンビはグリフォンと連係して、避難所に一匹もモンスターを入れなかった。


そんな2人の活躍を見ていた自衛隊員たちは、強くて美人な2人のファンになっていた、しかし中味はちょっとショタの入った残念な2人だった。


そのころ雅也は、モンスターの撃退も一息着いたので、自衛隊員たちの資材回収作業を手伝っていた。


名古屋飛行場は放棄するけど、ドラゴンと自衛隊の活躍で湾岸地域の確保は出来たから、リニアが使えないことと、犠牲者が出たことを除けば概ね作戦は成功なのかな。


しかしモンスターを倒した数より確実に逃げ出した数の方が多いけど、他の地域は大丈夫だろうか、岐阜の刀匠は元気かな。


日も暮れて来たから、今日の作戦は終了らしいから、皆を呼び戻して名古屋港に停泊してるいずも型護衛艦に行くか。


俺たちは皆で名古屋港に向かった。いずもに降りようとしたが、いまだにヘリの発艦作業をしてるのでドラゴンたちは名古屋港に居てもらい、俺だけいずもに向かった。


名古屋港にはいまだに、車やコンテナが大量に有り、欲しかったが堂々と盗む訳にもいかないので、仕方なく諦めた。


俺はいずもに降り立つと、隊員たちから拍手と敬礼で出迎えられた。


船内の会議室に通されると、艦長たち幹部自衛官が出迎えてくれた。


「大曽根殿、多くの隊員や市民を助けて頂き感謝致します」


「大曽根さん、後一時間でヘリの発艦作業が終ります、終りましたらドラゴンさんたちにも、この艦にお越しください」


「ドラゴンたちなら港で大丈夫ですよ」


「いえいえ是非お越しください」


「実は隊員たちは間近でドラゴンを見たいんですよ」


「そうでしたか、じゃあ連れて来ますね」


「それに、皆さんには今日は金曜日なので海自名物をご馳走しますよ」


それからしばらくして、いずもの発艦作業が終わり、ドラゴンたちが甲板に降り立った。


ドラゴンたちが降りると、隊員たちは熱狂的に出迎えた。


ちゃっかりご馳走が有ると聞いたクレアとダリアのドラゴンコンビは人化していた。


マリアや若いドラゴンたちとグリフォンたちは、隊員たちと記念写真を撮ったり、隊員と和気藹々と楽しんでいた。


俺たちは金曜日ご馳走を頂くために会議室に向かった。


勿論運び込まれたご馳走はカレーだ、しかもフィッシュフライがのっている、俺が目を輝かせている横で、クレアがふざけたことを言った。


「えー、ご馳走と聞いたのにカレーなの」


「クレア、海自さんのカレーは特別なの、お前が映画見て食堂に行くのがめんどくさくて、食べるレトルトのカレーと一緒にするな」


「えー、だって食堂でいつでもカレーは食べられるじゃん、カレーは美味しいけどご馳走じゃ無いよ」


「良いから食べてみろ、すみませんせっかく名物のカレーをご馳走してくれるのに、この無知なドラゴンが失礼なことを言って」


「雅也、このカレーはうまいぞ」


「だから言っただ‥‥」


「ちょっと待った大曽根殿、この方はドラゴンなんですか?」


「そうですよ、ドラゴンたちの始祖なんで人化できるのですよ」


「ビックリしました。改めてこの度はありがとうございました」


「カレーがおいしいから良いぞ、それに我々は雅也に付いて来ただけだぞ」


カレーをご馳走になり、ドラゴンたちはエレベーターで格納庫に案内され、そこで眠った。


勿論俺たちは、用意された部屋のベッドで眠りについた。


翌日はモンスターも落ち着き、地上にはモンスターを見なくなったので、俺たちはお役御免となり村に帰ることにした。



お読み頂きありがとうございます。

もし良かったら更新の励みになるのでブックマークと評価をお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。