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刀鍛冶工房


今日は朝早くから新撰組の4人とシルバを連れて刀鍛冶の見学のために高速道路を飛ばしている。


休憩で寄るサービスエリアも混んでいるな。新撰組は目立つけど俺を睨むな。何故俺と腕を組む。俺にはハーレムなんて無理だ。実は今だってまわりを気にして胃が痛い。みんな知らないんだ見た目は美人だけど中身は脳筋だぞ。


名物のメロンパンを買う。しかし高いメロンパンだな。コンビニなら二個は買える、でも食べたら旨いじゃんこれ。焼きたてでちょっと温かくて外はさくさくで。すみません、高いとか言って。


土方さんが運転を代わってくれると言うので代わってもらった。

皆、免許持ってるので交代に運転することになった。皆それなりに運転しているらしく、眠れはしなかったけど安心できた。しかし一人ジョーカーが紛れてた。一番小柄で大人しく感じる沖田さんはハンドル握ると性格変わるみたいです。家族全員が走り屋みたいで、今の車も走り屋仕様で後ろの座席も取ってしまい、人は乗せられないと。父と兄の影響で走りに目覚めたらしい。俺は眠りたかったけど完全に目覚めました。


なんとか岐阜に着き約束の時間まであるのでお昼を食べることに。俺は軽い麺類が良かったけど、やたらとうなぎの看板がそこは肉食女性、うなぎで決まりましたよ。勿論美味しいから良いけどね、割り勘にしようと言ってきたけど勿論俺が払いますよ。


やっと着きました刀鍛冶の工房に。火を使っているので近くまでは行けませんが凄い熱気です。ガイドのおじさんに色々な工程を見せてもらい、俺からの質問にも答えてもらった。凄い参考になった。やっぱ日本刀は美しい。何か引き付けられる。、欲しくなって注文しようとしたら1年待ちなんで諦めた。


工房を後にすると、ナビが近くにレベル3のダンジョンがあることを教えてくれたので、皆に聞いたところ行きたいと満場一致で行くことに。武器はアイテムボックスに聖剣と弓とボーガンと俺の造った槍2本、防具は無い。それに皆、スカートなのでズボンと靴を買うことに。


ダンジョンの近くまで車で山道を走り、後は徒歩でナビが言うには30分くらいの距離をダンジョンをめざす。


土方さんは弓も使えるので弓、後はボーガンはジャンケンで斉藤さんに。近藤さんと沖田さんは槍になった。斉藤さんには大型ライトも持ってもらい、シルバは新撰組の護衛に付いてもらった。


ダンジョンの中に入ると皆多少不安があるらしく大人しく付いてきた。しばらくすると奥からウサギが出てきて


「え、ウサギ可愛い、飼いたい」


しかし、ウサギは近付くと牙を見せ全然可愛くない姿に。


「可愛く無い、威嚇してる」


説明して俺が聖剣で首を刎ねる。

俺はウサギをアイテムボックスにしまいながら前回のウサギも何本か角を取ったけどほとんどアイテムボックスに入れたままなことを思い出した。


皆にやれそうか聞くと殺ると返事が。最初に土方さんがやることに。少し進むとウサギが出てきたので、土方さんが弓で一撃でウサギを倒した。


レベルアップしましたって声がしたと土方さんは大喜び。


それからボーガンを交替で使ってもいいと思ったが、槍組は槍で戦うと言い出し、全員問題無く戦えてレベルアップした。しかし、問題が起きた。


皆が帰りたがらない、クリアするまで帰らないと言い出し、やっとの思いで2階まで殺って帰ることを約束させた。


『この戦闘狂が、明日は道場だし、ここは岐阜だぞ、防具も無いのに』


名残惜しそうな4人を連れて下山、車の中でダンジョンの話で持ちきり、来週は多少遠くとも絶対に行くことに。皆レベル3になったがステータスは見れない。ナビが言うにはレベル10以上のダンジョンから、ステータスの水晶ってアイテムが出るからそれがあればステータスが見られるし職業も選べるらしいことを伝えたら、来週はレベル10以上に行くと言い出したので、必死になってレベル5以下しか行かないこと、もしケガしたらどうするのかと伝えやっと納得してもらった。


いずれにせよ、防具が無いのは問題なので俺がプロテクターとボーガンを用意することにした。


帰りにサービスエリアでおみやげを買う。岐阜に行ったのに伊勢のおみやげを何故か買うし何故かうなぎパイまで買ってるよ。おみやげ貰う家族もどこに行ったのか不思議だろうな。


静かになったと思ったら皆寝てましたよ、安全運転で帰りましょう。皆寝ていると可愛いけど、触れると噛みつかれそうだ。







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