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大宴会


宴会開始


俺も船盛を8舟頼んでいたのもあり、各家からと調理場で作った料理がテーブルに乗りきらないほどで、しかも旨い。煮物なんて居酒屋でちょっと食べるくらいしか無い独身者には最高の食事だった。


最初は皆さん大人しく楽しく飲んでいたが、俺が新撰組と飲んでたらおじさんたちに拐われ、誰を狙っているのかというので、いえいえまだ知り合ったばかりで狙ってないと言えば、うちの娘が可愛くないのかと怒られ、皆さん美人なんでと誉めると、手を出したらたたっ切ると脅される。


『何て答えれば正解なのか』


でも、良い人と出会えた。プロパンガス会社の社長とタンクローリーのドライバーに出会った。それ以外にも職人さんや学校の先生に畜産試験場に勤める方などがいて、この人たちがいれば世界が荒廃しても生きていけそうに思う。しかも戦闘力が高い。でも一つ問題があって体育会系で当たりが強いし、酒の勧め方がきつい。俺もかつてはアーチェリー部で体育会系だと思っていたがうちは女性が多いから違ったことに初めて気が付いた。


今度はおば……奥様方に拐われた。同じように新撰組の誰が良いとか、資産はいくらかとゲスなことまで質問攻めにされ、終いには家にも中学生の娘が居るからどうだと言われても、俺はアラサーですよ年齢倍ですよ、それに俺はロリコンじゃありませんからと断る。にしても、おば……じゃなかった奥様方もスペック高い。


皆さん酔いが回ったのかカラオケは無いのかと騒ぐ人も入れば踊り出す人も。


新撰組に救出され、おばちゃんたちから解放される。酔った奥様方はもうおばちゃんで充分ですよ。


しかし新撰組はかなり酔っていた。スキンシップが激しいし、普段としゃべり方が違うし、何故か草食系男子のことで俺が怒られ、誰がタイプか聞かれ、まだ知り合ったばかりだと答えると草食系と認定された。


『だって皆さん美人だし、タイプは全員なんて答えたら、多分嫌われちゃうから』


宴会も3時間過ぎると畳みで寝てる人や酔って温泉に入る人って大丈夫かと聞けば、鍛えてるから大丈夫って多分アウト。子供は母家でゲームしたいらしい。ちゃんとやっていいか聞いてきたので、良い子供たちだ。冷蔵庫のジュースと昼間に買ったお菓子も食べていいよ。


でも楽しいな。会社の宴会と違って仕事の愚痴も誰かの悪口も無い。多少気を使うがお前はもう身内なんだから気を使うなと言ってくれる。人間関係に疲れた俺には最高の言葉だった。


新撰組が温泉に行くとおじさんたちが覗きに行こうとして館長に投げ飛ばされていた。館長って合気道の達人らしい。土方さんと結婚する人大変だな。結婚の挨拶に行ったら、斬られるか投げ飛ばされるなきっと。


しかしスペック高いおばちゃんたち、片付けも手際が良いし手伝おうとすると男衆と飲んでなと優しく断ってくれる。


ただ男衆はカオスだ。潰れて寝てる人、投げ飛ばされて寝てる人、延々と酒を飲む人、同じ話を延々とする人、俺の背中を叩きまくる人痛いからね、カオスだけど楽しい。


やっと宴会も終わり部屋で休むのかと思えば宴会場で寝てるのは放置。おばちゃんたちは部屋で女子会だそうで、明日の朝食の準備も完璧らしい。


母家に戻れば小さい子供は寝てる。仕方が無いのでゲストルーム二つを開け子供たちを寝かせることに。俺も母家の温泉に入り寝た。


朝、寝てると新撰組に起こされた。寝起きドッキリを仕掛けるつもりのようだったが、一人暮らしの長い俺には物音一つで目が覚めるから無理だ。目が覚めなければちゅうしたのにと言われた時は悔やんだ狸寝入りしていれば、くそー。


みんなで宴会場で朝食を食べると、館長の奥さん指示の下、全員で片付けと清掃が始まった。

シーツはクリーニングに出すからいいと言ったのに各家庭で洗うからと断られた。しかも母家の掃除までしてくれた。一人暮らしなのに綺麗にしてると誉められたが、実はシルバが掃除してくれているから。新撰組は俺の寝室で家捜ししない。エロ本なんて持ってないから、パソコンは止めてください。ロックしておいて良かった、パスは教えません。パンツは止めて、お嫁に行けなくなるから。


うは、放置してた庭木が綺麗に。館長の趣味ですか完璧です。雑草は自分でやります。

『嘘です、シルバに食べてもらいます』


その後は皆さん温泉に入り、昨日の残ったピザを焼き、肉を焼きお昼を食べてから帰った。


お見送りで手を振る俺と新撰組の4人。そうです、まだダンジョン問題の話し合いが残っていました。


ダンジョンにシルバを迎えに行くと、シルバを気に入った4人はシルバを交替で抱いてます。シルバもぷるぷる震える嬉しそうです。


母家に戻り、昨日話したことをより詳しく話し、アイテムボックスを説明するために出し入れしたり、ナビゲーターの説明もして聖剣を見せたら、何故か試し切り大会が始まりました。この脳筋どもがと思っていると、4人に「何か?」と睨まれた。


『さすが女流剣士、勘が鋭い』


古い畳みで試し切りをすると、切れ味に驚き、ダンジョンで手に入るなら、仕事休んでもダンジョンに行くと言い出し、まだ近くに無いからと言うと奥多摩のダンジョンを1人で攻略したことを責められた。今週の土曜日は刀鍛冶に会いに行くし、日曜日は道場なので今後土曜日のダンジョンが遠い場合は金曜日出発になった。俺もちょっと気になっていたので


「皆さん彼氏をほっといて大丈夫」


言って後悔した、まわりの気温が下がり


「刀ばかり振り回してる女に彼氏が居ると思っているのか。皆最初は優しいのに段々離れていってしまうから彼氏なんて最近居ないし、テレビに出てモテたのに気が付けは誰も居なくなった。そんなこと言うと泣くぞ」


「すみませんでした、皆さん美しいから彼氏が居るのかと思って」


皆さん、ちょっと顔が赤い。まだ怒ってるね。


彼女たちも信じてくれて、混乱してきたら門下生家族をここに避難させる協力をしてくれることになった。


結局、彼女たちは夕食まで居て、夕食の片付けをして帰った。


俺は嵐の二日間を乗り切り、シルバとじゃれてからベッドに入った。


その頃、東南アジアのある国で子供が行方不明になり、捜索隊が組まれ、捜索隊が洞窟に入り襲われる事件が起き、洞窟に入った3人の内2人が死亡となり警察が出動する事態になっていた。洞窟の中には見たことも無い大きなトカゲが居るらしく、捕獲を試みるが警察官の被害が増えるばかりで、まだ捕獲に成功していない。



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