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部活を作る為に  _To make it_

校則第35条 部活の新設にあたって

当校は生徒の課外活動を、それによる生徒間の友情、生徒間での競いあい、各生徒の努力を推進する為部活の新設を推奨する。なお、部活を新設するにおいて必要な物は以下のと通りである。


・新設する部活のメンバー3人以上

・新設する部活の顧問による判子(なお顧問は教員のみがなれる者とする)(他の部活との掛け持ちは許可する)


なお、部活を新設するにあたって新設する理由などはもたなくてよい。ただし、始めの1年は部活動費は学校からは出ないので注意をすること。


「これが部活を新設する為のルールです。そして、」


校則第36条 部活の廃部

当校は生徒の課外活動を、それによる生徒間の友情、生徒間での競いあい、各生徒の努力を推進する為部活の新設を推奨する。しかし、全ての部活に渡すほどの部活動費は用意出来ない為以下

の条件のどれか1つにでも2年連続で当てはまった部活は廃部とする。


・部活に所属する生徒の数が3名をきった部活

・目立った活動をしていない部活


なお1年目は部活動費を半減(もしくは無し)とする。


「これが廃部となる条件です。」

僕、錦川輝元君は一体こんな所で何をしているでしょうか。(配点:とくになし)


正解は『同じ学年の美少女(ただし、中身は我田引水を極めた超わがまま)と同じ部屋で部活新設の話をしている(逃げ道を探しているでもよい)』でした。

『これ、外から見たら10人中9人以上が羨んだり、妬んだりするんだろうな…』

まぁ、この子の性格を知っている人ならこの部屋を拷問部屋と思うんだろうけど。

あれから、捕まった僕は強制的に高校の部活棟空き部屋に連れて行かれ今の状況となった。なんとか、何とかこの状況を打破してこれからの高校生活に平穏の2文字を取り戻す。今日は

それだけを意識していこう。

「人数については私とあなたともう一人、いるから大丈夫ね。顧問の先生はあてがあるからいいし。」

そんな事を考えていた僕の心を読んでか(冗談では無くこの子なら本気でやりかねない)彼女は先制攻撃を放ってきた。これで人数不足を理由に抜け出すことは難しくなった。(同じく

顧問の教師も潰された)しかし、反論していかないといけない。まだ新設する部活の活動内容は知らないけどこの子が部長の部活は必ず面倒な事が付きまとってくる。僕の危険察知

レーダーがそう告げてくる。なので僕は反論した。

「あの、僕まだ新設する部活の活動内容とかを聞いていないんですけど…。」

とりあえずこれで活動内容が聞ける。

『さて、どんな活動内容が飛び出しても驚いてはいけない。どんな内容でも(すいません、僕にそれは無理です。)で切り抜けるんだ。』

そう思っていた僕が甘かった。考えてみればこの子が作る部活なのだ。活動内容も僕が考えている物の数段上と考えてもよかったのだ。そして、彼女の口から出た言葉は…

「ゲームで友達を作りましょうって感じかな?」

こうして、僕の高校生活から『平穏』の2文字は消え去っていった。


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ガツガツガツガツガツガツガツ

まだ中学1年生ほどであろう少女は俺が出した飯を片っ端から喰らっていった。

「そんなに急いで食うと喉に詰まるぞ。」

言ったそばから喉に詰まったようだ。

「言わんこっちゃない。ほれ水。」

少女に水を飲ませてやり背中をさすってやる。すると喉に詰まっていた物は取れたようで少女は少し咳き込んだ。

「んで、何でこんなに腹すかしてたんだ。あとあの男達は一体何なんだ?」

そう言うと少女は少し戸惑ったようだった。


時は少し巻き戻る。

アイスっていつ食べてもおいしいですよね。

話のネタがなさ過ぎて泣ける季節ですね。


以上、花見したいけど一緒に花見をする友がいない作者でした。

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