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ストリートファイトランカーズ

作者: 里田うい介

 

 時は西暦2235年、某月某日。



 第8次就職氷河期時代。

 ある日、若者達は奇妙な感覚を覚えた。

 なんと若者達が超能力に目覚めたのである。

 若者達はその力を過信し無差別に暴れ回る……という事もなく世界は平和であった。

 若者達はその力を存分に使い、自分を必死にアピールして就職活動という荒波に揉まれていた。

 そして、就職戦争を勝ち抜いた強者共は、今ストリートファイトランカーズという新たな事業によって、能力者達の戦いが始まる。



『ストリートファイトランカーズ』

 野外で遭遇しその場で戦う事によってリアルな戦闘とライブ感を売りにしている動画配信番組である。

 この番組で登録した者はランカーと呼ばれ誰が一番強い能力者か競わせ順位をつけていく。

 ランカーには発信機が付けられ自分とその他のランカーがどこにいるか分かる様になっている。

 遭遇して戦うと言っても、人気のランカーは番組から指定された場所で戦ったり、あるランカーは自分の縄張りとしている所から動かなかったりと様々ではあるが。

 この動画配信は色んな企業がスポンサーとして参入し、今や会社の威信をかけてまで力を入れてる所もある程だ。


 元々この動画番組は超能力者が現れ始めた僅か数週間後に、ある就職希望者が『こういう能力でこんな事もできますよ』とアピール動画を載せたのが切っ掛けだった。

 その頃から数々の動画番組が作られ様々なコーナーが生まれた。

 そして最も人気が高かったのが、やはり能力者達同士によるド派手な戦いであった。

 戦いによって優劣をつけ色々なシチュエーションで競わせていく内に一つのコーナーとしてではなく、一本の動画番組として完成したのが『ストリートファイトランカーズ』である。

 今やプロ資格さえあるぐらいだ。



 商店街から住宅街に変わる道で、男は腕時計型の発信機を確認しながら前を歩いていた女に話し掛ける。


「俺は97位、レクト社の大地ってモンだがあんたランカーだよな、バトろうぜ」


堤大地(つつみだいち)

 ランキング97位。大手レクト社に就職後すぐに頭角を現してきた期待の新人である。


「えっ?あっ。わ、私は263位、シノア社の丹波美智代です。あ、あの、レクト社ってギッチーさんが所属している会社ですよね」


丹波美智代たんばみちよ

 ランキング263位。シノア社に内定が決まった後、気まぐれでランカー資格を取得。あれよあれよという間にランキングを263位まで上げた期待の新人である。


「263位?外れかよ。ギッチーさんてあれか、11位の?」


「そ、そうです。わ、私ファンなんです。私が勝ったら紹介してください!」


 263位と聞いてガッカリした大地を彼女は期待した目で見ていた。


「なんで俺が……てか俺だって1回しか会った事ないのに」


「じ、じゃあせめてサインだけでも〜」


「いや、その前に263位じゃ気分も乗らねーからやっぱいいわ」


 帰ろうとする大地に彼女は


「そうはいきません。声をかけて来たのはあなたです。『私はこの挑戦を受けます。』展開!」



 〜〜〜〜〜



「西区画第8エリアにてストリートファイト勃発。展開します」


 ここはランカーの管理を行う映継塔えいけいとう

 この映継塔は能力者達の戦いを記録し動画を配信する為に建てられた建物である。

 展開とは周囲に結界を張りその中で破壊された道や建物もすぐに復元されるという画期的なシステムであり、その規模は区画毎に分けられている。

 今ここで97位と263位が戦う光景を記録する為、結界を展開し録画を行なっていた。


「ふ~ん、今回はレクトとシノアのランカーか。って大地くんと相手は263位の新人ちゃんじゃない。大地くんは期待の新人と言われているけど、どうかしらね」


 食べていくだけなら大地等100位ら辺の者でも頻繁に戦えばこれだけで十分に稼ぐ事ができるのだが、トップランカーと比べてしまえば雲泥の差がある。

 トップランカーは組み合わせによっては一試合で億の金が動く事もあるので、結界を担当している人もランカーやランキングの変動には注目しているのだ。


「でも大地さん元々頻繁に出ていましたし、100位以内に入ってからは人気も大分上がってきましたよ」


「あら、そうなの?今週の人気ランキングを出してくれるかしら」


 ちょうど確認をしていたスタッフが目の前のスクリーンに表示させる。


「へぇ、確かに上がっているわね。これなら今度大地くんの特集組んでもいいかもしれないわね」


『ストリートファイトランカーズ』の順位は戦う事で変動するのは勿論だが、それとは別に人気ランキングや特集も行っている。

 ある女性ランカーはランキング自体が低いものの、能力が噛み合いそのままアイドルに転向した者もいる。

 全ては能力の使い方次第なのだ。



 〜〜〜〜〜



 堤大地はランカーになった当初、沢山戦って沢山稼ごうと考えていたので、あまりランキングの事は気にしていなかった。

 それが今から1ヶ月ほど前まだ300位台程度だった大地が112位を倒す快挙をやってのけた事で会社からも褒められ上位のランキングにも関心示すようになってきていた。

 だからこそ自分のランキング、それも大幅な開きがある目の前の女に声をかけた事を後悔していた。


「ちっ、面倒なマネを」


「いきますよ。我が前に立ち塞がりし者に爆散の栄誉を与えよ」


 美智代の頭上に赤々とした球体が現れ徐々に大きくなっていく。



『詠唱魔法』

 自分の能力を魔法と呼び、詠唱を行う事により発動させる事ができる。

 ちなみに詠唱の文言は美智代のオリジナルであり、どんな魔法でさえ最後の魔法名を間違えなければ問題ない。

 詠唱を行ったという過程が重要で、それさえあれば意味が通じなかったり文法が無茶苦茶でも発動する。

 例えば火の魔法っぽい詠唱しておきながら、風の魔法を使うといった事もできる。



「魔法使いか?!」


「エクスプロージョン!」


 2メートル程の大きさになった球体が大地に向け高速で迫ってくる。

 しかし大地は不敵に笑い防御姿勢をとる。

 何と大地は美智代の魔法に真っ向から受けるつもりのようだ。


「へっ、『極・金剛!』」


 一瞬にして大地の周りに金色のオーラが光輝く。


 ドッゴォォォーーーーン!!!


「殺りました♪」


 美智代は魔法が命中した事に両手を上げて喜んでいる。

 だが煙が晴れるにつれその表情は一変する。

 煙の向こうに人影が。

 そう、大地は美智代の魔法を受けきり、悠然とその場に立っていたのだ。

 美智代は愕然とした。

 それもその筈、彼女が使ったエクスプロージョンは自身が一番得意な魔法であり尚且つ一番威力がある。

 それを、避ける様子も見せず彼の能力によって完璧に防がれてしまったのだ。

 力の差は歴然である。



『極・金剛』

 纏ったオーラで自身の防御力を上げ、そのまま攻撃も出来る攻防一体の能力である。

 その防御力は大口径の銃弾を受けても擦り傷一つ負わない程だ。



「なんだ、思ったより大した事なかったな」


 美智代は何も言えず顔をみるみる青ざめさせていく。

 自分の一番威力がある魔法が大した事ないと言われたのだ。

 それも当然であった。


「んじゃ次はこっちからいくぞ」


『殺される』そう思った美智代は脚が震え、大粒の涙を溜めながらそのままペタンと尻餅をついてしまった。


 余談だがストリートファイトランカーズでは結界の展開中に死ぬ事はありえない。

 そういう安全装置は最重要項目だ。

 でなければ動画を配信したり、その前段階で能力者同士の戦いを容認できる筈もない。


「あーあ、なんか白けちまったな」


 大地は美智代の様子から戦意喪失していると分かりテンションも下がってしまった。

 これ以上は無駄だと思い仕方なく降参してもらおうと近づくと


「待てぃ!」


 突如上の方から大声が聞こえそちらへ振り向くと、ビルの上に戦隊モノのコスプレをした者が「とぅ!」と言うかけ声と共に美智代の目の前に降り立った。


 このコスプレをした男もランカーである。

 結界が展開された事に反応し、誰が戦っているのか敵情視察(野次馬)のつもりで遠くから見ているつもりであった。

 しかしその時見たのは、力なく座り込む女性に近付く男性の図。

 正義の味方としてこれは看過できんと駆けつけたのだ。


 ちなみにストリートファイトランカーズでは3人以上の戦闘も基本的に容認されている。

 ひと昔前まではそれを利用して弱った相手とばかり戦い漁夫の利を得ようとしたランカーもいた。

 所謂悪役(ヒール)である。

 悪役(ヒール)として一時期人気になったランカーもいたが、あるランカーがやり過ぎてしまい会社のイメージダウンに繋がってしまった事で、今は基本的にしないのが暗黙の了解である。


「こんなか弱き乙女を襲うとは恥を知れ!」


「いや、これはだな——「問答無用!カモーン、ゴリライオン」」


 大地が説明しようとするもコスプレマンは話を聞こうともせず、腕につけた通信機でゴリライオンを呼ぶ。


 何処からともなく「ガオォォーー!!」という鳴き声が聞こえ、上空から全長10メートルを越えるロボットが降ってきた。

 ゴリライオン(頭がライオン、体がゴリラのロボット)が到着したのを期に美智代に向かい安否を確かめる。


「大丈夫ですか、お嬢さん」


 美智代は凄まじい勢いでコスプレマンの側まで行き目を爛々とさせていた。

 そこにはもう涙の跡はない。


「ラ、ランキング17位のグリーンさんですよね!ファンなんです!握手して下さい!あとサインも下さい!」



『グリーン』

 ランキング17位、アベル社に所属する上位能力者である。

 カラー戦隊のNo.3でアベル社には他にレッド、ブルー、イエロー、ピンク、ホワイト、ブラック、パープル、ブラウン、グレー等、全24(にん)が在籍おり、日々会社の為(社畜として)奮闘している。



「あ、ああ」


 グリーンは握手をしながら戸惑っていた。

 遠目から見た彼女は明らかに怯えその場でへたり込んでいた。

 それなのに今はそんな事がなかったかの様に目を輝かせ握手をしている。

 戸惑うのも当然であった。


「お嬢さん、怪我は「はい!大丈夫です!」⋯⋯」


 それでも彼女を気遣い怪我の有無を確認しようとしたが、被せ気味に答えられてしまってグリーンはもうどうすればいいのか分からなくなってしまった。


「お嬢さん、離れていなさい」


 とりあえず彼女は大丈夫だと判断して離れてもらい、自身はゴリライオンに乗り込む。



『ゴリライオン』

 彼は腕につけた通信機を使いゴリライオンを呼び、遠隔操作をしたり自身で操縦する事ができる。

 ゴリライオンは呼べばいつでも駆けつけ更に人型変形や合体もできる万能ロボだ。



 大地は途中まで彼女がランカーである事とマナー違反だからと止めようとしていたが、相手が聞く耳を持たなかった事と自分もまた消化不良だった為、そのまま続ける事にした。

 何よりも相手は17位、格上の相手と戦えるとあって大地も気合い充分だ。


「いくぜ!『極・金剛!』」


「GO!ゴリライオン!」


 お互い打ち合わせもなく構えると真っ正面からぶつかり合った。

 ぶつかり合いを制したのはゴリライオン。

 大地はその衝撃で10メートル以上も吹っ飛ばされる。

 いくら大地の能力でもゴリライオンを相手に力比べをするにはまだパワーが足りなかったようだ。

 だが大地は諦めず、吹っ飛ばされてもすぐ体制を建て直し迎撃する準備はできていた。


 グリーンも別の意味で衝撃を受けていた。

 グリーンからすればゴリライオンを相手に正面からぶつかり合うなど正気の沙汰ではなかったし、想定もしていなかった。

 巨大ロボと生身の人間との戦いなのだ。

 いくら戦闘に適した能力であってもまともにぶつかっては到底勝てるハズがない。

 そう思っていたがいざぶつかり合ってみれば、想像以上の衝撃がコックピットを襲う。

 打ち勝つ事はできたがゴリライオンの腕にも小さなへこみができていた。

 これは考えを改める必要があるなと金色のオーラを切らしていない相手を見据える。


 大地は先程と同じ構えをしてきたのでグリーンもゴリライオンに先程と同じ構えをさせる。

 仕切り直しをするつもりかともう一度お互い突進すると大地は急に下へ潜り込むように方向転換するとゴリライオンに渾身のアッパーを繰り出す。

 しかしゴリライオンもそれを紙一重で避け逆に大地を地面に叩き落とす。

 そして地面に縫い付けるように大地へ猛然とラッシュをかける。


「ぐっ!くぅっ!」


 大地はラッシュから抜け出せず防戦一方になってしまい、体に纏っていたオーラも徐々に小さくなっていく。

 相当なダメージを負いオーラの維持がもたなくなってきた時、不意にラッシュがピタりと止んだ。


 そこに現れたのはわざわざ厚化粧をした20代の女性であった。


「やまっ、キャシー!」



『悪の女幹部キャシー』

 本名、山本薫子。ランキング62位。アベル社所属のカラー戦隊専用の悪役(ヒール)である。

 ちなみに悪の女幹部とあるがボスも配下もいない。



「ほーっほっほっほ!弱い者虐めしてると聞いてスカウトしようと来てみればグリーンあなただったのね。今からでも私の部下になりなさいな」


 実はこの時キャシーは近くでデート中だったがグリーンが現れた時、急いで別れ化粧と着替えをしてずっと出るタイミングを伺っていたのだ。


「断る。俺はカラー戦隊グリーン。正義の味方として断じて悪の手先にはならん」


 グリーンとキャシーがやいのやいのとお約束の茶番劇を繰り広げていた時、大地がクレーターとなった地面から出てきた。


「何かと思えばまた乱入かよ、ふざけやがって。お前から先にたたんでやろうか」


「不可能な事をいうのはおやめないな。私は決着が着いたからここに来たのよ」


「勝手に決めてんじゃねぇ!」


 大地は矛先をキャシーに変え突撃した。

 しかしキャシーが腕を横に振ると突撃してきた大地も真横に吹っ飛ばされる。

 吹っ飛ばされた大地はオーラが切れかかっていた事と突然の衝撃に完全に気を失ってしまったようだ。



『サイコキネシス』

 物体を動かしたり、衝撃波を生み出したりと用途は様々。

 能力は単純であるが汎用性に優れており使いやすい。

 ちなみにキャシーのランキングは62位とあるが、毎回61位のレッドに負けて(お約束)の順位である為、本当の強さは上位能力者に劣らない。



「全く、無粋ですわね。さて、それでは始めましょうか」


 お互い向き合うと一気に緊張感は増し、両者動かない。

 幾度となく戦って来た相手ではあるのでその能力も戦い方も熟知しているからだ。

 基本キャシーはレッドにしかお約束として負ける事はないので、それ以外のカラー戦隊やランカーとはガチで戦闘する。

 しかも悪の女幹部として登録している為か、えげつない戦い方もしており相手がキャシーと知りながら戦うランカーは覚悟を決めて挑む必要がある。

 今回先に大地がのされたがキャシーの戦いとしては大分優しい方である。

 次にグリーンが控えていた為だろう。


「はあぁぁっ!」


 キャシーが気合いと共に腕を前に突き出すと、それによって前方から衝撃波が襲う。

 ゴリライオンは衝撃波を防御するとすぐに建物の陰に移動し死角から攻撃しようと動きまくる。

 キャシーもそれを追うようにサイコキネシスで自身を浮かせ高速移動しながら追撃をかけていく。

 時折ゴリライオンが腕に内蔵してあるガトリングガンを放つが全てサイコキネシスで散らされてしまう。

 そんな攻防が幾度となく行われた。


 キャシーは物陰に移動したゴリライオンを追うと今度は先程とは違い待ち構えられていた。

 既に殴るモーションにも入っており、キャシーは慌てて自身の周りにバリアを張る。

 間一髪間に合ったが即席で作ったバリアなのですぐに破られてしまった。

 キャシーは後ろに飛ぶと、同時に腕を振り上げる。

 ゴリライオンは下からの衝撃に体が浮き上がりそのまま動きを止めた。

 空中でゴリライオンを縛りつけたのだ。

 このまま攻撃しようと構えた所でゴリライオンの背中からミサイルが姿を見せそのまま発射された。

 追尾機能があるのかキャシーに向かって飛んでいくが、突如ミサイルが進行を変えあらぬ方に向かっていき爆発した。

 これもキャシーがミサイルの進路方向を無理矢理変えたのだ。

 だが、その間に拘束から抜け出したゴリライオンはキャシーの背後からガトリングガンを放つ。

 キャシーはその全てもバリアで防ぐが能力の連続使用でとうとう肩で息をし始めた。


 そんな時、ビー!ビー!ビー!とけたたましい音が鳴った。

 この音は災害発生時の緊急受信である。

 この音が鳴った時、ランカーはすぐに戦闘行為を止め展開中の結界を切る必要がある。

 何故ならこの結界は災害地にて展開すれば建物の保全や人命救助でも活躍するからだ。

 結界自体は複数個設置できるものではあるが、不測の事態に備え全ての結界を使用可能にしておく事は当然の処置である。

 ストリートファイトランカーズもエンターテインメントの一つにしかすぎずどちらを優先すべきかは言うまでもない。


 戦闘を止め結界が切れたのを確認すると


「どうやら火事みたいだ。隣町だから悪いけどこのまま現場に行かせてもらうよ」


「はーい、行ってらっしゃい。私はもう能力限界でクタクタだわ」


 先程まで戦っていたのが嘘かと思う位フランクな会話だが、同じ会社の同僚でキャラも作っていただけなので普段はこんなものである。

 グリーンを見送ると、キャシーは大地を担いで、美智代に話しかける。


「大丈夫?私はキャシー、今は結界も展開できないし、仲良くしましょ」


 美智代は話しかけられるとハッとし、何やらモジモジしながら答える。


「あ、ありがとうございますぅ。あ、あの、できたら握手してくれませんか」


「え?ええ、それぐらいなら」


 美智代は握手したまま更にお願いをする。


「それと、サイン貰ってもいいですか」


「いや、でも私色紙なんて「私、持ってます!」⋯⋯」


「じゃ、じゃあ後でサインしてあげるわね。今はこの子を連れて行かないと」


「はい!ありがとうございます!」


 キャシーは若干引きながらもサインの約束をし、1番近い映継塔に向かった。

 ⋯⋯美智代と手を繋いだまま。



 今回の勝敗

 堤大地〇 ー ✕丹波美智代

 堤大地✕ ー 〇グリーン

 グリーン△ ー △悪の女幹部キャシー

 ランキング変動なし


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