はじまり
初めまして。
今年の一月から社会人で、仕事に慣れてきて余った時間に小説を書こうと思いました。
文章を書くのは楽しいです。
会社で作文を書いて原稿用紙26枚分書いたら指導してくださった方に驚かれました。
そのスキルを活かして面白い小説を書けたらなと思います。
未熟者ですが、一生懸命書きますのでよろしくお願いします。
世界の始まりの日。
伊藤はじめは、今日も学校に行って家への帰路にて、いつも通り人気のいない公園のそばの道を歩いていた。
「君の力が必要なんだ。」
知らない人の声が聞こえた。
「君を今から、別の世界に飛ばすよ。時は来たんだ。君はそこに行かないといけない。これから出る扉に入って。準備は整った。」
目が覚めると今までと違う。あら不思議。どこか知らない世界。異世界だ。
気分がとてもすっきりしている。
「ここが異世界か。」
「よう、にいさん。ここのメロスはいかがか?」
「俺?メロスって?」
「メロスも知らないのかい?メロスってのは、東の国で取れるあま〜い果物のことさ。100メルにまけとくよ。」
「メルって…?」
「本当に何も知らないんだな。もし困ってるなら冒険家ギルドに行ってみな?ちなみにあんたは転生者かい?」
「さっきまで病院に居て・・・。気付いたらここに。転生ってのは、アニメやゲームで見たことあるけど、本当にそうなのかな?」
「転生者ってのは、不思議な世界からやってきて、もの凄い潜在能力を秘めているんだ。
10年に1人ぐらいの間隔で転生してくるんだとさ。ちなみに前の転生者カイトは、あの暗黒王デスを倒したんだ。」
「そうなんだ。冒険家ギルドってところに行ってみるよ。おじさんありがとう。」
「礼には及ばねえさ。このメロスはサービスだ。持っていきな。グッドラック!」
冒険家ギルドってのは、街の中心にあって、とても大きな建物だった。イットは胸を昂らせながら建物の中に入っていった。
冒険家ギルドにて、イットは、係の女性らしき人物に話しかけてみることにした。
「あの・・・。私、転生者で、困っていたらここに来るように表の人に聞いたんだけど、どうしたらいいんだろう?」
「転生者!?」
係の女性が驚いた声を出す。
「日本っていう国から来て、転生っていうのは、そこの文化のアニメやらゲームで知っているんだけど。ここで冒険者登録をしたらいいのかな?」
また声が聞こえてきた。
「初めての異世界はどうだい?君の適正から。
職業は、アークメイジがおすすめだ。僕の言うことは、聞いたほうがいい。もっと楽しい人生を送りたいならね。」
「そうですね。まずあなたの能力をこの水晶玉で、測って、どの職業がいいか決めてもらう必要がありますね。この水晶玉に手を触れてみてください。適正によって色が変化します。」
「ちなみにアークメイジって職業はあるの?」
「ありますよ。お?赤色ってことは・・・。ちょうどあなたの魔法の適正がSランク。100年に1人の逸材ですよ!剣の方は、標準レベルかな?職業はアークメイジにします?きっともの凄い冒険者になれると思いますよ。」
アークの忠告を聞いて、そうしない理由も見つからないので、俺はアークメイジの職業に就くことにした。
「お祝いに冒険家ギルドの方からこのシトロンの杖を授けます。
このシトロンの杖は本来必要な詠唱を最短にし、アークメイジでも、この杖を使うと簡単な回復魔法も使えるようになりますよ。
転生者が来たのは久しぶりなので、本来シトロンの杖はAランクでしか使えないのですが。あなたのこれからの、活躍に期待しています。」
声が聞こえる。
「入院は必要だったんだ。あんたをこの異世界に呼ぶためには、ある時間にある場所。特異点であるあの病院に行くこと。それと、君がこの世界に来ることは、君が産まれた時からすでに決まっていたんだ。異世界に行くことが出来る人間はほとんどが産まれた時はに使命を授かった人間なんだ。」
「この世界と前の世界は。パラレルワールドなんだ。この世界で苦しんでいる人の声がどうにもこうにも地球という世界に統合失調症という病気を通して聞こえてくる人がいる。地震や災害もこの世界に異変があったときにシンクロニシティとして起こってしまうんだ。だから君はこの世界を救って、苦しんでいる人や災厄を回避しなければいけない。君にはその役目があるんだ。」
「まず、簡単なクエストから始めてみます?このレオリザードの討伐クエストなんてどうでしょう?今ならこのクエストをクリアすると、ランクEからDに上がれますよ。さらに、報酬も弾んで10000ガルド。どうします?」
「10000ガルドか、さっきのメロスが100個も買えるな。よし、受けることにしよう。」
「じゃあここから東の森まで行って、レオリザードを三体討伐してきてください。三体討伐するとこの冒険家カードが光ります。そうしたら、この冒険家ギルドまで戻ってきてください。報酬を渡します。」
「了解。行ってきます。ありがとう受付さん。」
イットは東の森まで魔物を討伐しにいくことになった。
続きを考えています。
最後、この物語はどうなるんだろう、と考えます。
なろうのように、自分で書いたものを人に見てもらえるきっかけがあってとても良かったと思います。よろしくお願いします。