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【アニメ2期決定!】悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜  作者: 天壱
頤使少女と融和

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そして休まる。


「……二人とも、本当に心配してたんだな……」


まるで何キロも走った後かのように疲れ切った表情のステイルとアーサーは、そのまま彼女と一緒に倒れてしまってもおかしくないほどに脱力しきっていた。

ギスギスとしたあまりの空気の鋭さに本当は無理をしてるのと別の理由でジャンヌに怒っているんじゃないかとも考えた彼だが、今は違うとよくわかる。


パウエルの言葉に一言返しながら、二人はそっと配置を変えた。

アーサーが風上に立ち、彼女が風に煽られないようにと壁になる。ステイルが中庭側の生徒から彼女の無防備な姿が見られないようにと場所をずらし、腰を下ろす。

彼女が寝ている間悠長にそのすぐ傍で食事などできない、食べこぼしなどをうっかり彼女の顔に落とすわけにいかないと。だからこそステイルもアーサーも早々に食事を済ませていた。

プライドの鼻先側に移るステイルと、頭頂部側に回るアーサーは彼女を起こさないように気を払いながら音もなく腰を下ろした。

すーすーと心地よさそうに熟睡する彼女の横顔を見ると、それだけでさっきまでざわついていた胸の内が水を打つ。


「ジャンヌは昔ッから自分のことだけは無理させるンで」

彼女を起こさないようにと声を潜めながら言うアーサーに、ステイルも「本当に」と首が取れそうな勢いで縦に振った。

横向きに転がった彼女の髪は纏めてある為殆どは絡まない。それでも後頭部の団子にまとめ切れなかった長さの髪をアーサーはそっと指先ですくい、首から退かす。その途端、十四歳の姿の彼女が幼い顔で寝息を立てるのに、うっかり心臓が脈打った。


アーサー自身は、そこまで昨晩のプライドについて気にしてはいない。彼女が留守の間、自分は騎士団演習場にいたのだから。

プライドが誰にも秘密で、更には近衛騎士の二人も口止めを受けるような〝何か〟で急に外出していたことを知ったのも、ベッドへ寝入る前のことだった。

カラムやアランの帰りが遅かったことも、別の隊である彼は気づかなかった。

自分が同席したプライド達とジルベールとの打ち合わせでも、ジルベールからある程度の取り繕いの表情は陰ったが、あくまで今までもプライド達と関わる中での見せた国家内での機密情報を取り扱っている上での表情程度。違和感はあっても、何ら引っ掛かりを覚えるほどではなかった。

ベッドへ転がろうとしたところで明らかに不機嫌な様子のステイルが瞬間移動で現れ、彼女が外出して誰もが口を噤んだと聞いた時は驚いた。が、騎士である自分はそういったプライドからの隠し事も別段疑問には思わない。

それを言った途端ステイルには「今のお前は聖騎士だぞ⁈」と何故か釘を刺すように怒られたが、アーサー自身はやはり不満に思わなかった。あのプライドがティアラやステイルにまで隠しているという事実だけは確かに気になった。しかし、それでも思うのは不満ではなく



……また、無理しねぇで欲しいンだけど。



ただ、彼女が自分だけで背負い隠してしまうことだけだった。

カラムやアランも側に居たのだから大丈夫だとは思うが、それでもやはり心配になる。彼女が自分達の知らないところで一人背負い、重さに潰れてしまいかけた時のことは今でも胸を裂かれたまま痕がくっきり残っている。

彼女の「大丈夫」だけは、信じたくても疑いたくなる。今、この時のように大丈夫だと本人は思っていても身や心に蓄積していたらと考えない時はない。

せめて昨晩についても、彼女が何をしていたかまではなくても本当に〝大丈夫〟だったという確証が欲しいと思う。言えない、ということがただの機密事項なのか、それとも言えないほど辛いことがあったのかとばかり考えた。

しかも今朝会ったアランとカラムからも彼女の身に危険はなかったことを頷かれたが、彼の目には二人とも少し違和感の感じる笑みが混じっていた。記憶を消されたことで自分の発言に自信が完全には持てないアランとカラムも、アーサーに絶対と言い切るのは難しかった。

記憶を消された件を言えないことと彼を安心させる為に誤魔化したが、アーサーに取り繕いは叶わない。

そしてアーサーも、そのことを気落ちしているステイルには敢えて話していない。


ステイルがプライドに何があったのか、そして今回は補佐である自分が連れられなかったどころか打ち明けても貰えなかったことに昨晩の時点で落ち込んでいたのをアーサーが一番よくわかっている。

しかもちょうど昨晩は、彼が教えを請いている摂政のヴェストもまた〝女王ローザとの公務〟でステイルをアルバートに預けていたことも合わさっての落ち込みだったのだろうとも思う。叔父からもプライドからも同時に戦力から外されれば、気にするなという方が難しい。まさか、叔父とプライドが同じ用事で城から出ていたなど流石のステイルも結びつく事はなかった。

ちらりとアーサーが目を向けると、思った通りステイルの眼差しはプライドへ向けて憂いを帯びていた。

さらり、さらりと気を紛らわせるようにステイルは彼女の艶のある髪を手で整え梳きながら昨晩のことを思い出す。

今朝からはプライドの体調の方が気になって仕方がなかった彼だが、こうして彼女が疲労を隠せないほどというと一晩でどれだけ大変なことがあったのかとどうしても思い巡らせてしまう。



……呼んで欲しかったな。



そう、思ってしまう。

昨晩、夕食にも現れなかった彼女が急用で馬車を出したと聞けばティアラは勿論のことステイルも狼狽た。

何故、どうしてと思いながらも近衛騎士を連れたというからまだ安心できた。しかしそれでもいつ彼女に合図で呼ばれるかと待ち続けた自分がいた。

プライドが呼ばないということはそういう意志なのだと。そこで何でもかんでも自分が勝手に彼女が敢えて単独で向かった用事に横槍できない。そう自分に何度も飽きるほど言い聞かせながら、もしかして指笛が聞こえないほどの遠くに行ってしまっただけではないかとも考えた。元々自分が常人よりも何故か指や指笛の音に敏感なのか自覚しているが、それでも限度はある。だが、指笛が鳴らされなかったということは、彼女にそこまでの危機がないということ。近衛騎士二人も一緒ならきっと問題ない。そう思っても、やはりプライドに今か今かと呼ばれるのを待ち続けていた。

そして彼女は一度もステイルを頼ることなく戻り、何があったかも口を噤んだ。

昨日何があったのか、彼女は何の為に城から離れたのか、それを知りたいというよりも〝話して〟欲しい。

ここまで明らかな隠し事をされたことに、自分でも形容しがたいほどに胸が空いた気持ちに見舞われた。唯一の救いは、戻ってきた彼女が口を噤んだ時以外「大丈夫」と語るその笑みだけは晴れやかだったことくらいだ。

ただ、その笑みを共有したかった自分がいたくらいで。


「…………」

さらり、さらりと彼女の髪を起こさないように梳かしながら心を落ち着ける。

いま、こうして彼女が休んでくれていることもまた幸いだと思い直す。本当は学校に到着してすぐ医務室のベッドで休んで欲しかったのだから。なのに、目的の為に、友人の為に、授業で失礼にならないようにと常に自分を後回しにする性格は未だに治っていない。

一限前にネイトと話し込んだ時ですら、一刻も早く彼女を教室で休ませる為にネイトのとの談笑すら途中で請け負った。そうでもしなければ、彼女は間違いなくあのまま予鈴までネイトと話し込んでいたに違いなかった。

常に彼女は自分よりも他者との一分一秒を掛け替えないものとする。大事な存在が彼女に増えれば増えるほど、いつか自分へと省く容量も少しずつ狭まるのかもしれないとそう思っ


「……?ている……」


ぎくっ‼︎‼︎と、呟きのような彼女の声にステイルの手が肩ごと激しく上下した。

うっかり夢中になるあまり、止めどころを忘れて髪を通し過ぎた。ぽわりと薄く目を開いた彼女と、譫言とはいえ自分の本名を呟かれたことの両方に心臓が跳ね上がる。

すぐさま髪に通した手を止め離し、起こしてしまったことを謝罪するか黙するかを考える。まさか寝ろ休めと言った自分が彼女を起こしてしまうなどあり得ない。

しかし、プライドがこういう時に寝ぼけて目を開けた時は、そのまま寝返り程度で再び眠りに落ちることが多い。余計なことを言って完全に起こしてしまうと考えれば、謝罪の言葉も今だけは躊躇ったその時。



膝に、頭を乗せてきた。



「プッ……‼︎じゃッジャンヌ⁈」

すーー……、と直後に再び力尽きたように寝入ってしまった彼女に、ステイルも下手に大声を上げられない。

薄く目を開けたプライドが鼻先に見つけたステイルの膝にごろりと頭を乗せ、また寝入ってしまった。あまりに数秒だけのことにステイルも逃げる余裕がなかった。

甘んじて受けるか膝ごと立ち上がって逃げるか避けるかの葛藤をするよりも、プライドの枕にされる方が先だった。

先ほどよりも遥かに心地良さそうに頭を落ち着けた彼女は、もう今度こそ動かない。ステイルの膝に埋まったまま、段々と寝息すら漏らさないほど深い眠りに落ちていった。


あまりに突然のことに、一部始終を見ていたアーサーもパウエルも口をあんぐり開けていた。

ちょうどプライドの視線の先にちょうど良い枕があったと言えばそれまでだが、あまりにも彼女が当然のように寝転がったのだから。もしかして普段もこうすることが多いのかと尋ねようと視線をステイルにパウエルは合わせたが、すぐに意味を汲み取ったステイルはブンブンと首を横に振り乱した。アーサーもまた、彼が無実であることは近衛騎士として傍にいるようになってから知っている。

しかし、実際はステイルもプライドへの膝枕はこれが初めてでもない。以前にも一度だけ同じような事故があったことも、そして子どもの頃は庭園でティアラと三人で昼寝をすることも珍しくなかったことは覚えている。


完全に睡魔と疲労に浸りきっていた彼女が、子どもの頃の感覚でくっついてしまったのだろうと沸騰する頭で熱から免れた一部で思う。

寝ぼけた彼女がこうするのは二度目だと思えば、いっそ自分以外にはどうかその癖を出さないようにと切に願う。

茹だり真っ赤になった顔で眼鏡も白く曇り、視界と一緒に思考まで段々白くなりかける。膝の上のくすぐったい髪の感触と、甘い重みと香りにこれ以上頭が正常に働いたら死ぬと思う。

遅れて手の甲で唇を潰れんばかりに押さえつけながら、もうこの場から一生動けないと胸の内で叫んだ。まさかこんな姿をアーサーやパウエルにまで見せてしまうなどと思えば、今すぐ物理的に消えたくなった。しかし、それが同時に今の拷問のような幸福を手放すことになると思えば完全に逃げ場はない。

ガチガチに固まったまま動けなくなるステイルは曇った眼鏡を拭くどころか、外す余裕もなかった。


「フィリップ、動くなよ……?」

「〜〜っっ……動けるわけがないだろう……」

アーサーからの潜ませた釘打ちに、ステイルは掠れた声を絞り出す。

口を押さえつけるだけでは耐えられず、顔面を片手で覆ったまま俯いてしまう。唇が羞恥と幸福で震えそうなのを押さえつけるので精一杯な彼を、アーサーはそっと腕を伸ばすと視界がせめて開くようにと彼の眼鏡を外した。傍の芝生上にそっと置く。そのまま枕場所を移動したせいで再び首に細く数本絡まったプライドの髪を指先で払い退けた。


最初はプライドのまさか行動に唖然としたアーサーだが、結果としてお陰でステイルの表情から陰りを差す余裕がなくなったことにこっそり胸を撫で下ろす。

それどころか、次第に彼女の頭の重さと温もりに慣れてきたステイルが、次第に手の甲の下で唇を噛んでいるのがわかった。少し目が潤み始めているのに気がついた瞬間、アーサーは再び曇ったままの眼鏡を彼に戻す。プライドが頭を乗せている彼の背中や肩を叩くことはできないが、良かったなと言葉にせずに伝えた。言葉にされずとも、相棒の中での憂いが知らずと解かされていくのを肌で感じ取る。

今、寝ぼけてとはいえプライドに絶対的信頼で結ばれたままの証が彼の膝にある。

そう思えば、さっきまで奇襲を受けたステイルに若干同情をしていたアーサーの顔が、だんだんと人ごとになりながら緩んでいく。にや、とステイルのような少し悪い笑みを浮かべながら頬杖を突き二人を真隣で眺めた。白くなった眼鏡を戻された後も、変わらずプライドに釘付けになるステイルは息の仕方が段々わからなくなってきた。


ずるい、とステイルは塗ったような肌のまま胸の中だけで叫ぶ。

何故この人は自分がそういう風に落ち込んだ時に限ってこんなことをしてしまうのか。このまま抱きしめたいほど嬉しいのに、瞬間移動で部屋に閉じ籠りたいほど恥ずかしい。やはり、ついとはいえ彼女の髪を弄ったのは間違いだったと猛省する。むしろ自業自得である。

これがアーサーだったら、自分はニヤニヤ笑いながら二言三言突いてやったが、今それを自分がされたら死ぬと思う。そうぐるぐると思考が再びごった煮され始めた時、「ぷはっ」と吹き出すような明るい笑い声が思考を弾かせた。


「本当にジャンヌもフィリップ達も仲良いよな。昔からそうなんだろ?」

良いなぁ、と心から遠くを想うように笑うパウエルは、同じく昼食を食べ終わった途端ステイルとプライドを挟んで反対隣に移動した。彼とその膝で熟睡するジャンヌがまるで兄妹のようだと思う。

パウエルの純度百の言葉と、彼の存在を思い出したことで少しだけステイルの息が整う。「そうだな」と息を吐くのと一緒に返し、ぱたりと両手を芝生に下ろした。半分だけ白い視界の先で見慣れた筈の彼女の寝顔に胸が熱くなる。


「大事な人だ。家族同然で、……彼女の為なら命も惜しくない」

過言でも勢いでもなく、ただ純粋に自分の中で当たり前過ぎる素直な言葉がステイルの口から自然に溢れる。

寝息も忘れ、自分の膝で寝入ってくれるこの瞬間が何にも勝るほど幸福だと思う。怯えず躊躇わずただ何も考えず自分の膝で安心しきってくれる彼女に、泥濘みかけていた心が洗われる。いまただただ無意識で何も知らずに眠る彼女が、それでも「必要よ」と答えてくれたような気がした。それだけで安堵で込み上げる自分に、寂しかったんだなとやっと人ごとのように自覚する。

目の前に大事な人達がいてくれるのに、それでも少しの波紋で大きく波立ってしまう。やはりまだ自分は未熟だなと痛感するが、それほどまでに手放しがたい。



自分への信頼を示すような、あどけない横顔が。



その後プライドを起こすアーサーもまた余裕でいられなくなるのは間もなくのことだった。






……






「それは心配ね、ジャンヌったら夜更かしでもしたのかしら」


昼休みになり、出払った被服室で一人の女性教師が手を動かしながら生徒に返す。

本来ならば職員室にも居場所がある彼女だが、自分の城である被服室に篭ることが多かった。基本的に校内にいる間はずっとそこで一人刺繍や縫い物に明け暮れた彼女だが、今はもう一人の女生徒と時間をともにしていた。補習をきっかけに裁縫へ積極性を見せてくれた彼女に、講師であるネルも快くその意気に応えた。

机を挟んで向かい合う先では、胡桃色の髪を跳ねさせた少女がハンカチへ針を通しながら首を捻っている。


「わかりません。ただ、一限前からも少し調子が悪そうで。私達の勉強を見てくれる為にその後も少し無理をさせてしまって……」

アムレットはそう言って眉を垂らした。

ステイルやアーサーと同じく、彼女もまたプライドの調子には勘付いていた。しかし一度目は「ジャンヌ、ちょっと顔……」のところで教師が入って阻まれ、二度目には「ちょっと疲れているんじゃ……?」との問いに苦笑で返してしまった。

昼休みになった途端凄まじい形相で飛び戻ってきたフィリップもジャックを思い出すと、自分が無理にでも二限目から医務室へ連れていけば良かったと思う。彼らもまたジャンヌの体調に気付いて心配していたことは明白だった。


「それで、これ。ジャンヌがネル先生にだそうです。本当は自分で渡しに来ようとしていたらしいんですけど、やっぱり早く休んで欲しくて」

私が預からせて貰いました、と。

アムレットは持参したノートを開き、間に挟んでいた一枚の封筒を両手で手渡した。予想をしなかった預かり物にネルも丸く目を開く。

摘んでいた針から一度手を離し、顔を僅かに傾けながら受け取った。何故このタイミングでと。自分がジャンヌからそんなものを受け取る覚えがない。


「手紙……私に?」

庶民に親しみのある封とその薄さは、間違いなく手紙だった。

言付けならばわかるが、わざわざ手紙で送る理由がわからない。受け取るだけでは納得出来ず、反対の布へ添えていた手も離したネルは両手で封筒をひっくり返し、宛名と送り主を確認する。

宛名は間違いなく自分。ただし、〝ネル様〟と整った字で書かれたそれと同じ筆跡の送り主はジャンヌではなかった。




「クレランド……?」


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― 新着の感想 ―
[一言] 拷問のような幸福というパワーワードw
[気になる点] この後のアーサーへのラブハプニング?が気になる! [一言] この甘い空気でいたたまれなくならないパウエルが流石すぎるw 自分だったらそっと消えたいw
[一言] ステイル推しを殺しに来ましたね… 推しが幸せそうで何よりです
2022/05/06 22:19 退会済み
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