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〈コミカライズ3巻・感謝話〉贅沢王女は寛ぐ。

時間軸は〝無礼王女とホームパーティー〟あたりです。


「「星??」」


そう、プライドとティアラが大きく瞬きをして返したのは、ステイルの稽古場だった。

休息時間を得たアーサーといつものように合流し、ステイルとの手合わせを見守った後。一区切り終えた二人は、見学に訪れたプライドとティアラと束の間の談笑を楽しんでいた。

休息中の話題はお互いに様々だ。プライド達であれば日常のちょっとした出来事やお菓子、庭園や城下視察の話題。そして王族三人と異なり、騎士団本隊へ入隊したアーサーは彼女らが興味を誘う話題も多い。あくまで機密事項には触れず他愛のない話題のみだが、それでも彼女達にはあまり知れない世界もある。

しかし、今回のアーサーからの話題はまた一味違った。

汗の掻いた額を拭い、持参した水で喉を潤した後に「はい」と返すアーサーは口元を拭い言葉を続けた。


「自分はあんまり詳しくないンすけど、この前実家に帰った時母から聞いて。数年に一度くらいの周期で、今週は特に流れ星が多くて綺麗らしいです」

正確には母親が、経営している小料理屋の客から聞いた話題だ。

今週は星が綺麗で、流れ星も多い。晴れた夜は見どころだと。その話題を思い出したままに口にしたアーサーへプライドとティアラは目がきらきらと輝いた。

王族である彼女達には教師もいるが、星についてはまだ教わっていない。しかし、流れ星と誰もが憧れるそれに王女二人が興味を持たないわけがなかった。一度見ても二度見たい、見たことなければ絶対見たい!と思うのがロマンでもある。


素敵、私絶対今夜は窓から離れません!と力いっぱい気合をいれる姉妹の反応に、ステイルも太陽の上った空を見上げた。

昔はそれなりに眺めたが、養子になってからは星よりも本ばかりであまり眺める気になることも多くなかったと思い出す。就寝時間になればプライドもティアラも自分も基本的に自室へそれぞれ離れる為、昼間のように一緒に空を眺める機会も少ない。

しかし、プライドもティアラもここまで興味を持つのなら、今回くらいは自分も窓から鑑賞してみようかなと考える。流れ星を運よく見られるかはわからないが、数年に一度の機会ならば少しぐらい本よりも注意を向けてみてもいいかもしれないと。

アーサーがプライド達へ「是非良かったら寝る前にでも眺めてみてください」とはにかめば、笑顔で応える姉妹達と共にステイルも頷いた。


「今夜が楽しみだわ。折角だし星見用に温かい飲み物も用意して貰おうかしら」

「!良いですねっ。私もそうします‼︎窓際でゆっくり寛いで星を眺めながらお茶なんて素敵ですっ‼︎」

「温かい季節ですが夜は冷えますからね。窓際は特にですし、二人とも風を引かないように気を付けて下さい」

今から期待を膨らませるプライドとティアラに、ステイルも賛成する。

同じ城の宮殿に住んでいる三人だが、部屋も異なれば基本的に就寝時間は自分達の部屋にいなければならない。ステイルの特殊能力を使えばこっそり抜け出し集合することもできるが、三人もなるべく規則に準じている。

今回も一か所には集まらずそれぞれの部屋で星見を楽しむ流れだと、言葉にせずとも意志も疎通した。

翌日には流れ星を見れたか報告し合おうと約束をしたところで、四人の話題は夜のお共へと移行する。


「やっぱり紅茶かしら……?でも寝る前に飲むのはあまり良くはないのよね……」

珈琲ほどではなくとも微量ではあるがカフェインが含まれた紅茶は、その後の睡眠にもある程度干渉してしまう。

星見をしている間は目が覚めていたいが、翌日も王族としての生活も勉学もある彼女達は夜更かしはしても睡眠はしっかり取りたい。

以前、本の続きが気になって夜更かしの為に侍女へ紅茶を頼んだ際、紅茶は睡眠が浅くなりますがと言われた経験は既にプライドも、ティアラもそしてステイルにも一度はあった。

それでも転寝するよりはマシだと判断すれば珈琲でも紅茶でも頼むことはあるが、今回はただの夜更かしではなくロマンチックな星見だ。紅茶でも珈琲でも良いとこっそり思うステイルと違い、プライドとティアラとしては星を眺めて素敵な気持ちのままぐっすりとベッドで眠りたいというのが純粋な希望である。

乙女的ロマンをすぐに同調したティアラもこくこくと二度頷いて同調すれば、別の飲み物を提案すべく頭を捻る。


「ホットミルクとかいかがでしょう?身体も温まりますし、その後もぐっすり眠れますっ」

「ティアラ、そういうお前は寝てしまわないか?夜更かしは良いが、絶対にソファーで寝るなよ」

名案!と思った瞬間に兄から即答で切られ、ティアラはしょぼんと眉を落とした。

直後にはまだしていないにも関わらずソファーで寝るなと咎め口調で言われ、小さな頬をぷぅぅとハムスターのように膨らませる。「そんなことしないものっ」と独り言のような声で言い返したが、夜ではなく昼間にプライドの部屋のソファーで転寝してしまうことはよくあることなのも事実だ。しかも、夜に本に夢中になって開いたまま突っ伏して眠ってしまうこと自体は、幼い頃から何度もある。

まるで兄に全てを見通されているような気持ちに気恥ずかしさも感じながら、甘えるようにプライドの腕へぎゅっとしがみついた。

そんなティアラの反応や仕草が可愛いと思いながら、プライドもふわふわのウェーブがかった金色の髪ごと頭を撫でた。「ティアラももう11歳だものね」と柔らかな声で宥めながら、今度は視線をアーサーへと向ける。


「アーサーは何か案はある?寝る前とか何か飲んだりする?」

「自分は……」

突然発言権を投げられ、思わず言葉に詰まり僅かに背中を反らしてしまう。

アーサー自身、プライド達が興味も持った時点で今夜くらいは自分も窓の外に注意してみようかなとは考えた。しかし、優雅な王族と違い自分は夜の御供までは考えていない。

実家にいる時は寝る前の温かい飲み物といえばやはりティアラの言う通りホットミルクか、もしくは面倒で白湯の時も多い。しかし王族相手に白湯だなんて言えるわけもない。

もともと母親が小料理屋とはいえそういった嗜好品に興味もない。料理はさておき、味だけを楽しむ飲み物のレパートリーなど殆ど持ち合わせていない。


こんなことなら先日実家に帰った時に母親からいくつか案を聞いておけば良かったと、どうしようもない後悔を覚えながら思考を巡らせる。

残るアーサーの回答は騎士団の先輩達だが、……そうなると一番に浮かぶのは酒だった。

眠れなければ酒、夜更かしする時も酒、二人以上集まれば酒、とにかく酒と。騎士団には酒豪も多く、酒を嗜まない騎士の方が珍しい。自分も本隊入隊してから何人もの騎士に酒を進められてきた為、夜のお供と次に浮かぶのは酒だった。しかし、ここでそれを提案するのはとやはり喉の手前で止まってしまう。ホットワインならとも浮かんだが、どちらにせよまだ11歳のティアラは酔って眠ってしまう図が容易に頭に浮かんだ。

すみませんありませんと。自分なりに考えた結果、眉をぎゅっと寄せながら申し訳ない気持ちで言おうとしたところで、……ふと思い出す。


「……そういや、自分がまだ新兵だった時なンすけど」

「あ」の口になった後、ぼやきのような丸い声で話すアーサーにプライドもティアラもきょとんと目が丸くなる。

ステイルも興味深く眼鏡の黒縁位置を直しながら、無表情のまま眉だけが僅かに上がった。今や本隊騎士であるアーサーだが、新兵だったのもつい最近のことだ。

アーサー自身、さっきまで忘れていたことだと頬を指先で掻きながら視線を浮かべ当時を思い出す。確かあれは紅茶でもなかった。


「当時から相談……っつーか色々話とか新兵相手に聞いてくれた騎士の人がいて。寒い冬の日だったンすけど、自主鍛錬後にハーブティーを差し入れてくれて。すげぇ美味くて温まったしよく眠れました」

自分だけでなく、新兵の何人もが経験していることだと。

そうアーサーが思い返したのは、新兵として騎士団演習場の共同部屋で過ごしていた時期だ。新兵として本隊騎士への補助業務と並行して新兵の為の演習も充分にある。しかし、それでも満足せずに少しでも早く本隊騎士へと近づきたいと深夜に自主鍛錬に身を注ぐ者は多い。熟練の本隊騎士ですら自主鍛錬や演習を行う者が多いのに、騎士見習いの新兵が呑気にしていられるわけもなかった。そして当時新兵だったアーサーもまた、その一人である。


そして深夜の夜まで自主鍛錬をしていると、時折その先輩騎士が声を掛けてくれる。本隊騎士から新兵にまで声を掛け、「気合が入っているな」「一息吐かないか」と差し入れに一杯や悩んでいる様子の騎士には相談にも乗ってくれる先輩騎士にアーサーも何度か世話になっていた。

無茶していないか、体調は平気か、そろそろ冷えるし切り上げろ、やる気があるのは良いが休息や睡眠も大事だと。そう言って持参した温まる飲み物をご馳走され、部屋に帰された。最初は紅茶だと思って飲んだが、珍しい味だったから尋ねてみたらハーブーティーだと教えて貰った。眠りも良くなるし身体にも良いと。

新兵の共同部屋でその話を同じ新兵達に話したら、その先輩騎士は時折そう言って自分で淹れたお茶を差し入れして話を聞いてくれるのだと聞いた。もともと自分達新兵へ声を掛けたり話を聞いてくれることは知っていたが、まさか差し入れまでわざわざ淹れてくれるのかと当時は驚いたことが印象に残っている。


「騎士でハーブティーを、しかも自分でか。珍しいな」

「あー、カラ……その先輩の人エリートで。どっかの貴族で酒とか茶とか色々詳しいみてぇで、そういう器材も自室に大体揃えてるんだと」

良いわね、ハーブティー素敵ですっ!とアーサーの話に両手を合わせて賛成するプライドとティアラを横に、ステイルも今夜のお供を決める。

騎士の全員が粗野とはステイルも決して思わないが、しかしわざわざ自分で茶を淹れているというのは珍しい。特に紅茶や珈琲、酒のような一般的嗜好品であるフリージア王国では、ハーブティーは趣向や薬効の一つとしてで嗜む程度のものである。

紅茶やハーブティーやそれぞれ茶葉の配合や銘柄もあれば、それを淹れるのも粉と水で済むわけではない。自分でポットで湯を沸かし、専用の器具を使って淹れなければ飲むこともできない。瓶の栓を抜いて飲める酒とも、ミルクを温めるだけの飲み物とも手間が違う。更には美味しい茶を淹れる為にはそれなりの知識も必要になる。

その騎士と知り合いというほどでもないステイル達に名前ではなく名称で説明するアーサーも、それはよくわかっている。自分の実家にも小料理屋ということもありそういった器材は見慣れているが、わざわざ騎士団の騎士館自室に揃えているのは貴族出身の騎士でも珍しいと聞く。茶類を嗜んでいても、貴族であれば好んでいても淹れるのは自分ではなく侍女や従者などの使用人だ。それをわざわざ器材を持ち込み自分で手間暇使って淹れる者は少ない。

ステイルから「茶が趣味なのか?」と聞かれれば答えは「多分違う」だった。その騎士の詳しい趣味までは知らないが、新兵同士の噂ではその騎士隊長は差し入れの時くらいにしか茶を淹れないと聞く。わざわざ部下や新兵の話を聞く為だけに茶を淹れ労うなどあの人くらいだとアーサーもそして他の騎士も思う。


「アーサー、もし良かったらそのハーブティーの種類聞いてみてくれる?アーサーが飲んだっていうそのお茶、私も飲んでみたいわ」

茶葉の種類だけでも、もし聞けたらで良いと。そう満面の笑みで願うプライドにティアラも声を弾ませた。「是非!!」と今夜の楽しみが増えたことに両手を合わせて首を前のめりに伸ばした。

せっかくハーブティーを飲むのなら、アーサーが美味しかったというその想い出のハーブティーを飲んでみたい。そう思うのは、プライド達にとって当然だった。

更にはステイルからも「ちょうどこの後視察の予定もあるからその前に聞けたら頼む」と、この後再び近衛として会うアーサーへ依頼を重ねる。必要ならば今夜自分が瞬間移動でアーサーに聞きに行っても良いが、知れるならば早い方が良い。そうすれば今週と言わず今夜にでも同じ茶葉のハーブティーを給仕係に用意させることができる。「ハーブティー」と一言言えば、あとはお任せですぐに淹れさせることはできるが、今はアーサーと同じものを飲みたい欲がステイルも強かった。

三人に頼まれ、予想外の展開に口の中を飲み込むアーサーは少し悩んでから請け負った。わかりました、戻ったら早速聞いてみる、と。自分とは違う三番隊のその騎士に先ずはなんとか会わなければと、早速早めに演習場へ戻ることを決めた。

じゃあ今日はここで失礼します、この後また視察の時にと。そう挨拶して稽古場を後にした。戻ったら先ずは三番隊の隊長を探し、十秒だけでも時間を貰わないとと気合を充分に演習場へと全速力で駈け出した。


自分も、折角なら同じ茶を今度自分で買ってみようかとこっそり考えながら。




……



「プライド様、それではごゆっくりお休みください」


失礼致します。と、カップだけでなく湯気の立ったポットも共にテーブルへと置いた侍女へ、プライドは労いと共に挨拶を返した。

パタンと扉が閉じられ、自分以外鎮まり切った部屋の中で細い鼻歌を溢しながら早速湯気の立つカップを手に取った。ふわりと柔らかな香りが鼻孔を擽り、初めての香りにそれだけで胸が浮き立った。

溢さないように両手で持ち、時計を確認しながら慎重に窓際へ腰を下ろす。手の中の温かさにほっと落ち着く息が漏れた。

ステイルの稽古場語らった後、その後の視察で近衛として再会したプライド達は馬車の中で改めて昼間の話題の続きへ移った。どうだった?聞けましたかっ?!と尋ねる王族姉妹に、アーサーが説明しながら手渡したのは小さな包みだった。

騎士団演習場へ戻った後、幸いにもすぐに話すことができたその先輩騎士に「ダチが知りたがっていて」と尋ねたら、快く茶葉を譲って貰えたと。一口にハーブティーとはいえ二種をブレンドしていたそれを買うのに費用も掛かれば、一度自分の舌でも合うか確かめてから買った方が良いだろうという計らいだった。結果、ポット一回分の茶葉を四つも分けてもらうことができたアーサーは早速それをプライド達へと手渡した。

早速今夜、侍女達に託し念の為の毒見を通したそのハーブティーは王族の鼻にも適う心地の良い香りだった。

そして今、プライドには星見と初めてのハーブティーともう一つ。ちょっとした楽しみがまだ残っている。


「……乾杯」

ふふっ、と一人笑みを溢しながら時計の長針が12でピタリと止まったところでプライドは呟いた。

カップを少しだけ窓の向こうへと掲げる。この場には自分以外誰もいないが、その呟きの先にはちゃんと相手がいると知っている。


『せっかくだし、時間も揃えない?』


そう提案したのは自分だった。

四人揃いの初めて飲むお茶が手に入った。ステイルもティアラも今夜星見をすると言っていて、アーサーも今夜実家に帰って早速飲みますと話してくれた。ならば是非と、一緒に時間を合わせてお茶を飲んでみない?と提案すればアーサー達も笑顔で賛成してくれた。

そして今、ゆったりと待って時間が合わさり自分だけでなくステイルもティアラもアーサーも、同じ空を見上げながら同じお茶を飲んでいる。

まるで夜に四人で内緒のお茶会をできているような感覚に、身体だけでなく心も温まった。アーサーが渡してくれたハーブティーは喉を通せば柔らかな香りが鼻孔へ通り、全身の血を巡らせるように静かに内側から温めてくれる。

アーサーは室内ではなく演習所で差し入れに貰ったと話していたが、寒空の下なら余計にこのじんわり内側から火照らす茶は身に沁みただろうと思う。

ハーブティーの味とそして時間を共有しているだろう相手がいるだけで、幸せな気持ちいっぱいになったプライドはそこで窓の向こうを見上げた。両膝を曲げ、湯気を溢すカップとと共に窓へ反射する自分が見え、その向こうには満点の星空が広がっている。


─ 子どもの頃は、窓の向こうを見ても退屈だったのに。


幸福に胸を膨らませながら、ふとそんなことを思い出す。

今よりずっと幼い頃、夜は退屈だった。一番の楽しみだった父上が去ってしまえば、あとはたった一人でどこにも行けず部屋で寝るしかない夜だ。

子どもながらに不満が渦巻き、窓の外の美しい景色にさえ何の感情も沸かなかった空虚な感覚だけは今も胸にすとんと残っている。ただ一人で流れ星を待ったりもしたが、こんなわくわくとした気持ちにはならなかった。


しかし今はむしろあの頃よりも遥かに、子どものように胸が弾み更には全く孤独を感じない。

寧ろ星天の下で繋がっている感覚がくすぐったさも感じながら温かい。話しかければそこから返ってきそうな気までする。流れ星を見られたらどんなことを願おうか、同じ流れ星をティアラやステイル、アーサーも見られるかしらと。楽しみは尽きない。

済み渡った雲一つない空の中で、いくつも宝石のように輝く星々はどれもが眩しく美しい。湯気を溢れさせるハーブティーを手に静かに深呼吸をすればそれだけでも心地よくなる。

窓の向こうで一緒に見上げている人がいるのだと一人一人を思い返し、この時間が終わってしまうことも、そして明日まで彼らに会えないこともどちらももどかしく思う。


「…………贅沢ね」


自分で考えながら、言葉にすれば笑ってしまう。

全身で幸福感に包まれながらプライドはまたカップへ口をつけた。

この幸福感が続く限り、夜が明けるまで流れ星を待ち続けていられる気がした。


コミック1アニメイト



松浦ぶんこ先生のコミカライズ3巻の特典で描き下ろして頂いたペーパーから、構想して書かせて頂きました。

こちらは、応援店書店(喜久屋書店、有隣堂、三省堂書店、ブックエキスプレス、ブックコンパス、書泉・芳林堂、あみあみオンラインショップ、ブックエース、まんが王倶楽部、COMICZIN他)特典の描き下ろしペーパーを元に書かせて頂きました。


※書店ではなく、イラストで作者が勝手に選んで書かせて頂いています。

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