自己紹介、そして
皆さんはゴキブリに対してどんなイメージをお持ちだろうか。気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い。などなど色んなイメージを持っているかもしれないが、もう1度考え直して欲しい。この美しく艶のあるボディ、少しグロテスクだが、どこか引かれる裏側、つぶらすぎて可愛らしい目、こんなにも魅力的な生き物が他にいるだろうか、いや、いない。
「辞めるんだ!俺!自分から目を逸らすんじゃない!」
「そうだぞ俺!自分がゴキブリだと言う事を認めるんだ!」
「現実逃避なんてするんじゃない!俺!」
「俺俺俺俺うっせーんだよ俺!」
「出欠とります!アユレディ番号!」
「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「10」
「「「「「「「「「「うーーイェイ!」」」」」」」」」」
流石は俺、息ぴったりだ。笑笑
「流石に名前を付けないとややこしい過ぎるのでは?」
「「「そーだなー」」」
「これはネームドモンスターに進化する流れでは?」
「取り敢えず番号でいいか?」
「まぁ、それが1番わかりやすいだろうな」
意外とゴキブリどうしでも顔の違いは分かるものなのだ
「各々の好きな名前を付ければいいのでは
?」
「「「「「「「「「「ほのか!」」」」」」」」」」
「ま、こーなるわな」
「名前はまた後で考えてみないか、とりあえずはさっきの番号で呼び合うとして」
「これからどうするか、だな」
「そゆこと」
「ふぁ?どうするもなにも、どうしようも無くね?」
「このまんま地球に生まれるとか無理だぜ」
「男なら異世界転生でしょjk」
「まぁ、俺なんだから考えることは一緒か」
「「「「「それじゃ行きますか!」」」」」
「「「「「異世界へ!!」」」」」
俺達はトンネルの途中で横穴を見つけ、そこに飛び込んだ。ちょうどゴキブリが冷蔵庫の裏に隠れるように