表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自分探しの旅  作者: YUI
1/25

記憶喪失

「お嬢ちゃん、起きて! こんなところで寝たら風邪引くよ!」

誰かがわたしを起こしてるようだ。

その声でわたしは目を覚ました。

「やっと起きたみたいだね。」

目を開けると、そこには一人の男性が立っていた。

「あれ、わたし…。」

「お嬢ちゃん、なんでこんなところで寝てたの?」

男性はわたしに質問を投げかけてきた。

「…わからない…。」

「わからない!? お嬢ちゃん、学校の制服を着てるみたいだけど、学校はどこなの?」

どうやら、わたしはどこかの学校の制服を着てるらしい。

しかし、その制服がどこの学校のものかがわからない。

「ごめんなさい、全然わからない。」

「わからない!? それじゃ、自分の名前もわからないってこと!?」

自分の名前、言われてみれば思い出せない。

「全然出てこない…。」

「でも、胸元に付いてる名札の名字、お嬢ちゃんの名字じゃないの?」

男性に言われ、胸元に付いてる名札を確認してみた。

「桜田? これがわたしの名前?」

「その名字に見覚えはないわけ?」

「全然…。」

「どうやら、お嬢ちゃんは記憶喪失になったみたいだね…。」

「記憶喪失?」

「とりあえず警察に行って、お嬢ちゃんが誰なのか調べてもらおう。」

「う、うん…。」

こうして、わたしがどこの誰なのかを確かめる旅が始まるのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ