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第21話: トラブルの来訪

第21話: トラブルの来訪




朧「単刀直入に聞きますけど、優雅は好きな人いるんですか?」

優雅「…………はい?」

コイツは急に何を言ってるんだ?

おちょくってる……訳でもなさそうだな。 おふざけ無しで純粋に質問してきてるのか?

「……い…………お……い…………おい!優雅!」

優雅「! は、はい!」

智幸「おい、大丈夫か? 2組の発表終わったから暗幕を半開きにしてくれ」

優雅「す、すみません……今すぐします」

ちょっと考え過ぎてしまってたか……いけないいけない。

仕事中なんだ、しっかりしろ俺。

朧「大丈夫ですか優雅? ボーッとしてましたけど」

優雅「あ、あぁ……てかお前が変な質問するからだろ。 何で急にそんなこと聞いてくんだよ」

朧「ちょっと気になりまして……で、どうなんですか?」

本当に気になっただけか?

まぁ別に隠すことでもないし……いいか。

優雅「別にいないよ。 まずいるように見えないだろ? 好かれてもいないし好きな人もいないよ俺は」

朧「本当ですか? 嘘ついてませんか?」

優雅「嘘なんかつかねぇって。 第一いたらハートのカードをあんなに軽々しく会長にあげないって」

朧「確かにそうですね……じゃあいないんですか」

朧はそう言うとちょっと安心したような表情を浮かべる。

…………ふむ。

優雅「……お前さては誰かに聞くよう頼まれたな?」

朧「!? さ、さささささぁ!? ななな何の事でしょうか!」

やっぱりか。 というか隠し事下手過ぎるだろ。

わざわざそんな事を朧に聞かせるって一体誰が何のために……? 正直面倒事はゴメンなんだが。

優雅「……まぁ詮索はしないでおくよ。 お前にも色々理由がありそうだしな」

朧「そ、それはどうも……ってそうじゃなくて別に他意がある訳じゃ……!」

優雅「あーはいはい、分かったからそろそろ3組の発表だから暗幕頼むわ」

朧「あ……はい、分かりました」

言い訳を始めた朧に仕事をやり、俺は照明と音響の作業に取り掛かる。

優雅「……退屈するかと思ったけど全然退屈しねぇな」

朧「ん? 何か言いましたか?」

優雅「何でもねぇよ。 仕事するぞ仕事」

俺はスマホをポケットにしまい、昼休憩まで仕事に集中する事にした。


智之「ひとまずここまでは順調だな。 みんなも昼食べて午後の仕事に備えてくれ」

葵「昼休み終了の5分前には体育館に集合してくださいね」

優雅「うぃ〜ッス」

あの後、無事1年生と2年生のステージ発表が終わり残すは午後の3年生の発表と明日の準備のみとなった。

色々と始まるまでは不安だったが始まってみれば案外サクサク物事が進むじゃないか。

しかしこう言うデカいイベントはトラブルが付き物だから一概にそうとも言いきれないんだよなぁ。

朧「さて、あんま時間に余裕ないですしさっさとお昼食べますか」

真冬「そうね。 あ、先輩達も一緒に食べませんか?」

智幸「ん? 一緒に?」

葵「私達とですか?」

朧「そうですね。 同じ部屋にいる訳ですし一緒に食べましょうよ!」

千夏「私は勿論いいですよ! 私は真冬ちゃんと朧ちゃんの前〜!」

智幸「まぁせっかくだしな。 わかったよ」

葵「じゃあ私もお邪魔させていただきますね」

そんな会話をしながら皆で向かい合い昼食を食べ始める。

さて、俺もさっさと飯食ってゲームでもするか

真冬「ちょっと優雅、何やってんのよ」

優雅「え? 何?」

そんな事を考えていると突然真冬が俺に突っかかってくる。

朧「そうですよ。 みんなで食べるって話してるんですから優雅もこっち来てくださいよ」

マジで言ってんのかアイツ。

朧はともかく真冬は昨日あんな事あったのになんも気にしてないのか?

いや、気にしてない方が助かるんだけど……

優雅「いや、遠慮しとくよ。 もう俺座る場所もなさそうだし……」

真冬「それなら私の隣が空いてるわよ。 そんな所で一人で食べてないでこっち来なさいよ」

葵「せっかくですから優雅君も是非」

智幸「沢村の言う通りだ。 何も遠慮する必要なんてないだろ?」

何でアイツら食い気味なんだ。

……まぁ確かに2人の言う通りだ。

これ以上グダグダ言うと面倒くさいやつだと思われそうなので俺は大人しく言われた通り真冬の隣に腰かける。

真冬「…………? 何やってんのあんた? 食べないの?」

優雅「えっ? あぁ、いや、食べるよ」

真冬が何故か優しいせいで調子が狂うな……いつもならもうちょい俺に対する当たりがきついんだけど。

千夏「あれ? 優雅君お弁当あるんですか? いつも断食かコンビニ飯なのに」

優雅「あぁ、真冬が作ってきてくれたんスよ」

千夏「えっ! 真冬ちゃんが!?」

あぁ、そういや千夏先輩は聞いてなかったな。

千夏「どうしたんですか真冬ちゃん! あんだけ毛嫌いしてた優雅君にお弁当なんて」

真冬「ちょっと昨日優雅にお世話になったのでそのお礼にですよ。 深い意味は無いです」

千夏「そうなんですか。 ……真冬ちゃんはあぁ言ってますけど実際の所どうなんですか優雅君? こんな真冬ちゃん見るのは初めてですよ! もしかして真冬ちゃんを口説いたんですか!?どうなんですか!?」

恋愛脳な千夏先輩が嬉々としてそんな事を俺に聞いてくるが、俺は冷静に、

優雅「特に何もないですって。 そもそもこんな奴を口説く物好きなんていないっすよ」

真冬「おいおいおい優雅? 私とはそこそこ長い付き合いなんだからそういう事言うとどうなるか……分かるわよね? 」

優雅「すみませんでした!」

事実を言ったのに今迄に無いほどの殺気を感じたので俺は素直に謝罪し頭を下げる。

千夏「う〜ん……あの2人の間に何かあったと思ったんですが……いつも通りですし何もなさそうですね」

智幸「そ、そうだな……」

朧「2人とも喧嘩してなくていいですからお弁当食べたらどうです? 時間そんなにないんですから」

優雅「おっと、そうだったな。 さっさと食べるか。 どれどれ……真冬の作った弁当はどんな感じか…な………」

早速真冬に貰ったお弁当の蓋を開け、中身を確認してみると、

智幸「おぉ……唐揚げに卵焼きに生姜焼き……」

葵「肉料理だらけですね。 でもどれも美味しそう……」

朧「肉料理だらけなのはなにか理由があるんですか?」

真冬「それはまぁ……」

優雅「俺の好きな物ばっかじゃん! すっげぇな真冬!」

真冬「そりゃどうも。 こういう事よ」

朧「なるほど……確かに優雅は肉好きとは言ってましたが……よくそんなの覚えてましたね」

どれも美味しそうだ……まずは唐揚げから? いや、豚のしょうが焼きと卵焼きを一緒に食うのも良いな……よし、そうしよう。

優雅「ん〜! 美味い! めっちゃ美味しいぞこれ!」

千夏「そりゃそうですよ。 真冬ちゃんは凄い料理上手なんですよ。 昔真冬ちゃんの作ったお弁当食べさせてもらった時は美味しすぎてほっぺた落ちるかと思いましたもん」

優雅「そうだったのか! いや〜ありがとな真冬! マジで嬉しいよ!」

真冬「だ、だから別に気にしなくていいって言ってるでしょ。 昨日のお礼なんだから」

俺が真冬にお礼を言うと真冬は少し照れ気味にそう言い笑ってくれた。

朧「私にも卵焼き1つください優雅! 私も食べたいです!」

優雅「へっ、やだね。 これは真冬が俺の為に作ってくれたんだ、お前にはやらねぇぜ…ってあぁぁぁあ!?」

朧「ん〜おいひぃ〜!」

優雅「俺の卵焼きがぁぁぁぁああぁあ!!! 朧てめぇコノヤロウ! 絶対許さねぇからな!」

朧「ふん、油断してる方が悪いんですよ」

葵「まぁまぁ2人とも座って下さい。 早く食べないと時間になっちゃいますよ」

卵焼きを勝手に食った朧に天誅を下してやろうとにじり寄っていた所を葵先輩に止められる。

真冬「別にいいじゃない優雅。 いちいちキレてなくていいからさっさと食べちゃいなさい」

朧「……ふっ」

クソッ! あの野郎鼻で笑いやがって!

智幸「はぁ……昼ご飯くらい大人しく食べろよなお前達……」

葵「ふふ、まぁいいじゃないですか賑やかで。 こんな事なら前からこうやって集まってお昼とか食べればよかったですね」

千夏「ですね。 同じ部屋にいるのに別々で食べるなんて勿体なかったですね」

智幸「そうだな……ってもう10分前か。 俺はもう先に行ってるぞ」

優雅・千夏・朧「「「えっ!?」」」

俺達は会長のセリフに驚き思わず声を上げる。

時計を見ていると会長の言う通りもう10分前だ。

やべぇ、俺まだ全然食ってないぞ。

葵「それじゃあ私も……3人とも時間ないですし早く食べた方がいいですよ」

優雅「うす……やべぇ全然食べてねぇぞ俺」

真冬「だから言ったじゃない優雅。 早く食べちゃいなさいよ」

千夏「私も食べなきゃ……」

真冬と葵先輩に急かされ、俺達3人は時間に間に合うよう急ぎで弁当を平らげた。


朧「真冬〜! このスポットライトはどこ移動でしたっけ?」

真冬「えーっと……2つとも第1体育館に移動だね。 私も手伝うわよ」

朧「それは助かりますね。 これ結構重たいので」

智幸「第2体育館これにて配置完了……っと、藤井! 真冬と朧がスポットライト運ぶらしいから手伝ってやってくれ!」

千夏「は〜い! 了解です!」

ちょっとしたいざこざはあったものの、大きなトラブルなく1日目は終了した。

逆にトラブルが無さすぎて不安になってくるくらいだ。

優雅「スピーカーの設置にマイク確認、フットライトもOK。 よし、これで俺の仕事は終わりかな」

今は学園祭2日目の準備をしているところだ。

2日目は今日とは違い、各クラスでのクラス発表や校門前に屋台出店、部活動の発表等を各々見て回るという自由行動だ。

なので今日はステージ発表だから全クラスがここにいるためトラブルが少なかったが、明日は色んな場所で色んな催しをやる為トラブルが起こる可能性がグンとあがる。

まぁ無いに超したことはないんだけど。

葵「優雅君、そっちは大丈夫ですか?」

優雅「あぁ、葵先輩」

仕事が終わり座り込んでいると葵先輩が話しかけてくる。

優雅「僕の方の仕事は終わりました。葵先輩の方は?」

葵「私達もあらかた終わったのですが……そしたら会長が悩み込んじゃって……」

優雅「え?」

葵先輩が指さす方を見てみると頭を抱えて座っている会長がいた。

智幸「これが終わったら……いや、だがしかし……」

なんかブツブツ言っているが、もしや……

優雅「ちょっと俺様子みてみますね。 葵先輩は第1体育館に行った朧と真冬を見に行ってあげてください。 きっとグダグダになってるんで」

葵「助かります優雅君。 第1体育館は任せてください」

葵先輩はそう言うと第1体育館に走っていった。

さて……

優雅「会長、何悩んでんすか?」

智幸「ゆ、優雅……」

会長は俺に気がつくと申し訳なさげに目を逸らす。

優雅「葵先輩にナンバーカードの話できてないんですよね? バレバレですよ」

図星だったのか会長は頷くことも無く、胸ポケットからハートのカードを取りだし見つめながら更に俯く。

優雅「別に素直に聞いちゃえばいいじゃないすか。 それかみんなに聞いてついでに聞き出すみたいでもいいですし」

智幸「いや、実は今日そんな感じの話題になってて聞いてたんだが……沢村の持ってるカードはハートらしいんだが番号が忘れてたらしくてな。 沢村はこういうのにあまり興味がなさそうなんだ」

優雅「それで聞く勇気が失せたって感じですか」

確かに葵先輩はこういう催し興味無さそうだもんなぁ……現に俺も大して興味無いし。

言っちゃ悪いけど好きな人が居ない俺や葵先輩にしてみれば関係の無いイベントだしな。

智幸「やっぱりやめとくよ。 沢村もこういうの嫌いそうだしな」

優雅「会長、決めつけちゃダメですよ」

智幸「優雅……?」

会長がハートのカードを胸ポケットにしまおうとした所、俺は手を掴んで止める。

優雅「……俺もそういう考え方だったんです。 俺には無理だとか迷惑だからやめようとかどうせ意味ないからやめたりとか……そうやって自分で決めつけちゃってたんです」

智幸「……真冬の事か?」

優雅「はい。 でも会長や葵先輩やみんなが俺の背中を押してくれてそれで話し合ってみようと思ったんです。 そしたらお互いの本音をぶつけ合って気持ちを素直に伝えて……その時に気づいたんです。 俺に足りなかったのは歩み寄る勇気と素直さだって。 だから会長もやる前から諦めたらダメっすよ? 絶対損しますから」

智幸「……ふっ、優雅の言う通りだな。 やる前から諦めるなんて俺らしくなかったな。 俺もまだまだってことか」

会長はそう言いながら微笑み立ち上がると、ハートのカードを見つめながら、

智幸「ありがとうな優雅。 俺もう少し自分から歩み寄ってみるよ。 やっぱいつまでも受け身じゃいられないしな」

優雅「俺は会長を応援してますよ」

千夏「優雅く〜ん! スポットライトが付かないんですけど手伝ってくれませんかぁ?」

話を丁度終えると千夏先輩が走りながらそう俺に助けを求めに来る。

優雅「今行きます! それじゃあ呼ばれたんで失礼しますね」

智幸「あぁ、本当にありがとうな」

会長の礼を受け取り、俺は千夏先輩の元へと走った。

智幸「歩み寄る勇気……か」


真冬「よし、これでスポットライトはおしまいね」

千夏「そうだね。 ふぅ、疲れた〜。 これ結構重たいんだね」

しーちゃんと共にスポットライトを指定の場所に置き、私達は一息つく。

千夏「……あれ? これライトってどうやってつけるんですか?」

朧「え? スイッチオンにすればつくはずですけど……」

2人がスポットライトをつけようと色々触っているが付く様子は無い。

千夏「壊れちゃってる……? いや、でも昼間は使えてた訳ですし……」

朧「こういうのは優雅に聞いた方が早いですよ。 きっと優雅ならもう仕事を終えて暇してると思いますし、聞いてきますか?」

千夏「いや、一応私これでも先輩ですから! 2人はここで待っててください。 私が聞いてきます!」

朧「そうですか? じゃあお願いします」

そう言うと千夏先輩は早足で優雅のいる第2体育館へと走っていく。

朧「あ、そういえば真冬、優雅に好きな人いるのか聞きましたよ」

真冬「もう聞いてくれたの? それでなんて言ってた?」

朧「いないって言ってました。 会長になんの躊躇いもなくハートのカード渡してるので嘘はついてないと思います」

真冬「そう……ありがとうしーちゃん」

朧「別にいいですよ。 でも何でこんなこと聞いたんですか?」

真冬「えっ? えーっと……まぁその、天翔学園祭のジンクスあるでしょ? みんなあれに乗り気だから優雅は相手がいるのかな〜って気になったのよ!」

朧「そうだったんですか。 確かに私もそれは気になってたんで聞けてよかったです」

……嘘だ。

本音は素直に優雅に好きな人が居ないのか気になったから。

正直言って今まで優雅とは喧嘩ばかりしてきたし、アイツの悪い所ばっかり見てきたから嫌いだった。

でも昨日優雅から私が大好きだった人の正体は優雅で、それでいて私をいじめから救ってくれた救世主であると告げられた。

勿論最初は何言ってるんだと思ったけど説明を聞いていると何一つ嘘はなく全てが繋がった。

それを知った昨日、家に帰って布団に包まりながら改めて優雅がどんな人なのか考えてみた。

まず気遣いが意外と出来る。

つい先週物品確認をしていて喉が渇いて座っていると優雅が水を買ってきてくれた。 意外と人を見ていないようで見ている。

それに見返りを求めない優しさを持っていて誰かが目の前で困っていると助けてくれる。

更に仕事も出来るときた。

……うん、これだけ聞くと本当に良い人だ。

って、騙されてはダメよ新陽真冬! あいつは悪い所があるんだから!

まずすぐに仕事をサボるでしょ? それにいちいち言い方が悪いしガサツだし……

うん、そう言うと全くいい所はないわね。 よし、こんな事考えるのやめよう。

朧「真冬? 大丈夫ですか? さっきから黙りですけど」

真冬「え? あぁ、大丈夫よ。 ちょっと考え事をしててね……」

朧「ふ〜ん……」

適当に誤魔化すとしーちゃんに疑いの目で見られる。

し、しっかりしなさい私! こんなの私らしくないわ。

一時の感情に流されるのは1番良くないわ。 いつも通りにしなくちゃ……

朧「もしかして優雅の事で悩んでますか?」

真冬「!? 」

ば、バレてた……!? 確かにあからさまに優雅に関することしーちゃんに探らせてたけど!

朧「まぁ分かりますよ。 ずっと憧れでもあった好きな人の正体が蓋を開けてみれば優雅だったなんてへこみますよね。 でも優雅も悪い所ばっかりじゃないですし仲良くして下さいね?」

真冬「え……? あ、あぁうん!」

優雅の事で悩んでたのはバレたがどうやら私が優雅との接し方に悩んでいると思っているそうだ。

まぁ今まで優雅とギスギスしてたしそう思うわよね……

朧「でも朝の様子を見てる限り大丈夫そうですね。 なんかあれば私に相談してくださいね?」

真冬「えぇ、ありがとうしーちゃん」

私を気遣ってしーちゃんがそう言ってくれる。

本当にしーちゃんには昔から世話になりっぱなしで頭が上がらない。

そう、中学校の時もしーちゃんは……

千夏「た、大変です真冬ちゃん朧ちゃん!」

昔の事を思い出していると慌てた様子の千夏先輩が体育館に入ってくる。

朧「どうしたんですか千夏先輩? そんなに慌てて何かあったんですか?」

千夏「は、花火が……! 後夜祭の花火が出来なくなるかもって!」

真冬・朧「「…………えっ?」」




今日の活動記録:現在活動中……


・天翔学園祭1日目無事終了!

・2日目準備




今後の予定→22話 沢村葵と沢村烽火

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