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第4話 モンスターに襲われました

 俺は、色々拾いながら集まったら異空間を開き、入れながら山を下りていた。で、たぶん、一回使うごとにMPが1減ると思うんだ。

 MPは今1のはず。なんかフラフラ……。そして、眠い。


 寝ちゃいけないと思いながらも木に寄りかかり座ってしまった。瞼が落ちて来る。

 ここは、森の中だ。もしかしたらモンスターなるものがいるかもしれない。襲われたら大変だ。いや、起きていたとしても戦える気はしないけど……。



 なんか肌寒い。

 しまった! 寝ちゃった! 森の中は、真っ暗闇だ。どれくらい寝ていたんだろう?


 不思議だ。真っ暗で光もほとんどないはずなのに見える。これも魔眼によるものなのか?

 今、MPいくらだろう?


 「自分を鑑定」


 ――魔力レベルが上がりました。


 『名前:ミャル

  種族:魔族

  年齢:0歳

  HP:10,000/10,000

  MP5/15

  魔力レベル2 next20

  取得魔法:異空間/鑑定

  マーガラスの眷属   』


 びっくりした。ステータスが表示される前に、メッセージが頭の中で響いた。

 うーん。魔力レベルが上がってもフルにMPは回復しないのか。ゲームの様にはいかないみたい。

 とりあえず、これ入れちゃうかな。

 拾った物を手に持ったまま寝ていた。


 「異空間」


 小さな空間に、入れて行く。


 「ガルルル……」


 うん? 何?

 オオカミの様なシルエット。赤い瞳。なぜか鋭い牙も見える。


 「ぎゃー!! モンスター! マーガラス様助けて!」


 ――何を言っている。借りにも我の眷属だ。自分で対処しろ!


 無理いうなよ! 体が弱かった俺は、剣道や柔道どころかほとんど走った事もないのに!

 けど走る!


 「誰か助けて!」


 って、モンスターおそ!

 どんどんモンスターを突き放している。いやもしかしたら俺が速いのかもしれない。


 「誰かいるのか!」


 光? 声のする方がほわんと明るい。


 「助けて」


 光目掛けて走ると、人影がふたつ。

 大人の男性だ。二人共剣を腰に下げている。あれが、冒険者!?


 「何? 子供!?」


 俺を見て二人は驚いている。まあ森から子供が来れば驚くか。


 「うわぁ~ん」


 って、ウソ泣きをして近づいた。


 「大丈夫か小僧」


 小僧って……。


 「おい、ヤマオオカミだ」


 「一体だけか?」


 「俺が行く。ラーグは、その子を頼む」


 「了解」


 剣を抜いて、追いかけて来たモンスターに向かって行く!

 あっという間に倒した。かっこいい!!


 「大丈夫か。名前は?」


 「ミャル」


 「親はどうした?」


 親!? そうだった。何も考えてなかった。


 「迷子だったか?」


 倒したお兄さんがそう言いつつ戻って来た。


 「今、聞いているところだ」


 「もしかして、捨てられたのか?」


 捨てられた!? そんな発想がすぐに出る程、捨てる事ってあるの?


 「……わかんない」


 「わかんないって? 名前以外わからないのか? お父さんの名前は?」


 俺は首を横に振った。ここは、定番の記憶喪失って事で通そう!

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