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神魔間隙アウルファイン

さすらう傭兵バラードの冒険日記

作者: 束間由一


 俺は、バラード。さすらいの傭兵だ


 昨日は、酷い目に遭ったぜ!

 崖沿いにある謎の屋敷を探検しに行ったんだが、屋敷に入ってすぐに蛮族とゴブリンの群に出会っちまったんだよ。仲間も先に離脱しちまって、流石の俺も死ぬところだったよ。


 だけど、やっぱり「生存運命力」と言うのは違う。

 俺が、傭兵で食って来られたのは、剣の腕だけでなくこの力のおかげでもあるのだ。

 戦いの最中にきのこを投げたって、剣でトラップ起動装置っぽい銅像の目についている宝石をくりぬいくたって、大丈夫! 本当に、生き残る事に関しては自信があるんだ!


 結局、安物の宝石しか手に入らなかったが、まあしょうがねぇ。人の扱いかたがあんま得意じゃないんだよなー俺って。ついつい、面倒な事は他人にやらせちまうし、気も長くないしな。チームワークってもんからは正直程遠い存在なんだよ。ブレイツやボレルの方が、今回みたいな団体での冒険では頼りになるんだろーな。あいつらは、素直な奴らだし。


 しかし、酷い目にあったとはいえあの屋敷にはもういっぺん行ってみたいもんだな。 

 絶対あそこには何かお宝が眠っている。勿論危険も眠っていそうだけどさ……

 



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― 新着の感想 ―
[一言]  量は少ないけど、完全な一人称という構成でなかなか面白いと思った。  『日記』と銘打っているのもなんか良かった。
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