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ep.3辺境にて①

訂正日2025年6月6日

「ここが…辺境…」

一面荒地で作物も見当たらない、生き物が生きていけそうにない環境だ

「食料は飛ばされる前に渡されたが食わない方がいいな」

辺境、そこは死刑囚などが送られる地。囚人は送還される前の食事も介して囚人紋を埋めつけられる。囚人紋には魔物を凶暴化させる効果があり、どのような人でも死んでしまうという。きっとこの食事にも仕込まれているだろう。

「とりあえず一回ステータスを確認しよう、ステータスオープン!」


リグアル・テレス Lv2

体力7/7

攻撃15

防御4

魔力12/12

素早さ9

スキルポイント100

-スキル-

鑑定

-称号-

転生者 追放者

-加護-

闘竜の加護


なんか称号増えてるし、スキルポイント増えてるし…まずまあ追放されたから手に入れたであろう追放者から見てみよう


追放者

追放されたか者が獲得する称号

復讐心に燃え、ステータスの数値を100%補正する


え、まあまあ壊れじゃないこれ?

Lv2で攻撃力30?あのクソジジイのレベルの64分の1なのに攻撃力は4分の1に抑えられてる?

しかもこっからどんどんステータス上がっていく訳だからもっと上昇幅上がるってことだろ?

ガチで強いじゃん。

あとはスキルポイント100、かぁ

「えーっと闘竜のスキルツリーの最初のスキルは…」

インファイトⅠ パルクールⅠ ツキⅠ

3つから選べるのか


インファイト

近接で乱闘するスキル

ダメージは防御値を参照

単体に有効


パルクール

回避スキル

相手との素早さ数値の差で自身が上回っている分だけ成功率が上がる


ツキ

武道スキル

相手の肉体を突いて攻撃する

相手のレベルが自分より上の場合、急所に当たった際に9999999ダメージ与える


なるほど、まずパルクールはこのステータスじゃ論外だ。そしてインファイトだが、この単体に有効という文が気になる。これは単体に強いという意味なのか、単体にしか使えないのかわからない。あと火力不足。なら自然とツキⅠをとることになるが、ピーキーすぎる。どうしたものか…そうだ各スキルの次のスキルを見てみよう。えーっと大暴れⅠ、アクロバットⅠ、メンⅠ…ツキⅠかな、なんとなくだけど。

『スキル【ツキⅠ】を習得しました。ステータスが上昇します』

え?

「ステータスオープン!」


リグアル・テレス Lv2

体力7/7

攻撃20

防御4

魔力12/12

素早さ9

スキルポイント100

-スキル-

鑑定 ツキⅠ

-称号-

転生者 追放者

-加護-

闘竜の加護


「なんか攻撃の数値5も上がってるー!」

どうやらスキルをとるとステータスが上昇するらしい。

多分インファイト系統は防御、パルクール系統は素早さが上がったのだろう。

「ふう、色々忙し…!」

スライムだ!

「【鑑定】」

スライムLv16

「スライムでもレベル16って、いくらなんでも高すぎだろ」

ちなみにスライムの相場はレベル5である。

「ちょうどいい、スキルの試運転でもさせてもらう!」

とりあえず手で試してみよう

「【ツキⅠ】!」

ドスッ 40ダメージ!

「スライムの残り体力は…」

35/75

「イケるッ!」

「ぷよんぷよよよん」

「なんか言ってるけど…【ツキⅠ】!」

ガバッ

罠!?

ギリギリ間に合った。落とし穴に…土属性魔法で作ったであろう串があった。

「あのまま入ってたら串刺しだったぞ…」

「ぷよよん!」

突撃して来た!

「【ツキⅠ】!」

ドスッ

「倒した…スライムなのにあんな知能を持っていたなんて…」

『レベルが上がりました』

「お、レベル上がったか。どれどれ…」


リグアル・テレス Lv16

体力30/30

攻撃52

防御26

魔力45/45

素早さ20

スキルポイント1400

-スキル-

鑑定 ツキⅠ

-称号-

転生者 追放者 ジャイアントキリング

-加護-

闘竜の加護


「はぁッ!?」

え、一気に16?おかしいだろ、ただでさえ闘竜の加護でレベルアップしにくいっていうのに…いや待てよ?なんだ、称号【ジャイアントキリング】って


ジャイアントキリング

ジャイアントキリングをした者が獲得する称号

ジャイアントキリングの範囲がレベル12以上からレベル10以上になる。


「ジャイアントキリング…」

セカイトリセツで聞いたレベリング方法、文脈的にレベル10以上上の相手を倒せばその相手のレベルまで上がれるというものらしい。

「これはありがてえな、でスキルだよスキル」

今回のレベルアップでスキルポイントが1400獲得できた。

「うーん悩むな、全部ツキ系統を取るか満遍なくか…」

攻撃全ブッパでも良いが機動力も欲しいし…。

「いや、攻撃全ブッパで行こう」

スキルツリーにオート取得というものがあるから使ってみよう。

『スキル【メンⅠ】【ドウⅠ】【コテⅠ】【エンチャント】【見切りⅠ】【精神統一】【指南】【真空武具】【巴投げ】【地球投げ】【急所分析】【武器精錬Ⅰ】【切磋琢磨】【切リ捨テ御免】を習得しました』

『スキル【ツキ】【メン】【ドウ】【コテ】を統合し、【ケンドウ】に昇化させます』

『スキル【巴投げ】【地球投げ】を統合し、【ジュウドウ】に昇化させます』

なんか色々もらえたな

「ステータスオープン」


リグアル・テレス Lv16

体力30/30

攻撃132

防御26

魔力45/45

素早さ20

スキルポイント0

-スキル-

鑑定 ケンドウ ジュウドウ エンチャント 見切りⅠ 精神統一 指南 真空武具 急所分析 武器精錬Ⅰ 切磋琢磨 切リ捨テ御免

-称号-

転生者 追放者 ジャイアントキリング スキル愛好家 武道見習い

-加護-

闘竜の加護


攻撃の数値がえげつなくなったなあ…

「ん?」

さっきとは別のスライムだ。なぜかこいつに敵意がないことがわかる…。

「ぷよ!ぷよよん!」

『スライムが弟子なりたがっている。弟子を取りますか?』

え!?弟子!?弟子なんてとった記憶は…まさか!


指南

弟子を取ることができる。

弟子は師匠とレベルが常に同じになる。

師匠は弟子の役職とスキルを好きに分配できる。


やっぱりか…

まあ魔物でも仲間は欲しかったからここは素直に弟子を取っておこう。

『スライムがテレスの弟子になった!』

「ししょー!」

「おお、喋った!?」

これも指南の効果なのか…?

「ししょー!名前!名前つけて!」

「名前か…」

スライムの名前…そういえば綺麗な桃色のスライムだなぁ、よし

「お前の名前はモモだ!」

「モモ!」

どうやら気に入ったみたいだな

それはそうと


モモ Lv16

体力1/1

攻撃46

防御3

魔力60/60

素早さ72

スキルポイント1600

-スキル-

超速再生Ⅹ

-称号-

テレスの弟子 一番弟子 


めちゃくちゃ早くて攻撃もまずまずあって理想的な数値だな、耐久面以外はって最初思ってたけど超速再生Ⅹのおかげでほぼ不死身なのね。

こんなチートスペックな仲間、序盤から連れて良いのかなぁ。

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