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踊る羊と回る猫  作者: 椎名 園学
銃撲滅編
93/114

渦巻き

ちょこっと豆知識!

エピンの好きな数字は0。そこから全て始まるから

久遠の時を過ごしたように感じる。昨日も一昨日も明日も、僕は同じ岩石を運んでいた。具体的にはどこに向かっていると聞かれれば「真っ直ぐ」としか言い用がないのだが、どうせ誰にも声なんてかけられないしいいのだろう


「くしゃっ」と音を鳴らして世界が紙のようにくしゃくしゃとなっていく、綺麗な和紙だった気がする


背中に乗せた岩石は毎日形が変わっているような気がしてならないが背後にあるので確認することは出来ない。1度おろして確認すれば出来なくも無いが、1度下ろすともう持ち上げられなくなるような気がして


くしゃくしゃとなった和紙が伸ばされシワが無くなくなるほど綺麗に伸ばされ仕舞いにビリリと破れる。シワの中から誰かが覗いているような気もして覗くに覗けない


ずっと同じ道を進んでいるのだから前にいる同じように岩石を運んでいる人の背中を凝視して1日が終わるということもよくある。手の感覚はもう無くなって背中の圧迫感だけが僕を苦しめるのだから気を晴らしながらの方が良いんだろう


破られた和紙はどこかへ行ってしまった、

多分もう戻って来れないんだと…思う


最近体が限界を迎えた。もう死ぬのだと思う。目の前の人の背中は変わらず汚いが、きっと僕の背中も汚いんだろう。僕の後ろで岩石を運ぶ人は僕の背中しか見えないわけだから背中を見るに決まっている。背中を見る人の背中を見る人の背中を見る人の背中を見る人の背中を見る人の、僕が最後尾なんだって思う


塔のような外見の休憩所に着いた。この地獄の道でただ1つ休める場所である。誰が開けたか分からない扉をくぐると螺旋階段が上へ上へと無限に続いていた。その螺旋階段には背中を見る人の背中を見る人の背中を見る人の…渦巻きが見えました

ええ、渦巻きに飲み込まれてしまった気がしてならない

小学生の時よく見てた悪夢です。

うなされて汗だくだくで毎度目覚めるので最悪でした


あと間違えて同じ日に2個配信されてたし(泣)

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