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踊る羊と回る猫  作者: 椎名 園学
銃撲滅編
92/114

6日目

酷く悲しい夢を見た。

彼氏を好きになりすぎるあまり食べてしまう夢を見た。本当に吐きそうな気分だった。ルンルンと調味料を入れ気がつけば完食したその光景と響き渡る誰かの悲鳴が今にも耳にずっと残っている


7日目


「「ん?」」2人の声が重なる。7日目と日付が書かれたページには何一つ書かれていなかった。視界的には部屋が広くなったように感じれるが心の裏では黒いものに囲まれたような陰鬱なムードが支配していた。ざらざらと何かが動くような音が聞こえる気がするし、誰かに触られている感触さえ感じていると頭が麻痺して来たのか徐々に視界が酔ったよう震えていく、船酔混じりな嘔吐が込み上げてくるのを抑え目をパツパツ開け閉めを繰り返すと部屋に血がかかっているのが見えた。ベットから血溜まりは伸びほぞぼそなりながらも2人の足に染み込んでいた


「落ち着け。考えられることは2つ」

指を二本上げパルパに見せる。

「視界操作的な異能で攻撃してきているもしくは、元々この部屋に入った時から暗示の魔法がかかって事実とは違う部屋を見ていたかだ」

恐怖と言うより戸惑いという点でパルパは鼓動を早めていた。今までの戦いでは色んな異能力者、非異能力複数人と戦いそれぞれ戦い方が違ってはいたが皆それぞれパルパの身体を狙ってきていると言う共通点があった。だが提示された2つはどちらも身体と言うより精神に害をもたらすものであり、まだ対処法が分からない。本人のエピンが何も動いていないということからも精神系は単直では無いのであろう。姿を確認するどころか今この瞬間未だに精神攻撃を食らっていると言うことも否定できない。考えたくはないがエピンさえも信じて良いのか分からない状態である


そんなふたりを嘲笑うかのようにどこからか幼女の声が聞こえる。泣いているような笑っているような声は聴覚を支配し感覚を鈍らせる。感覚の鈍った足を動かすと机に当たったようでバサッと音を立て地面でページが開かれる


手短な文が書いてあった

8日目

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