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踊る羊と回る猫  作者: 椎名 園学
銃撲滅編
90/114

サクッとキャラ紹介!

アントニオ=エべタロス=ボブリッチ

好きなこと 皿洗い 血圧 高い

好きな人 ライネン パルパ 趣味 ちゃんばら(パルパと)

「い、いや違うんです。盗んだとかじゃなくて払い忘れで」

「ほぉそうかい」

僕の顔が幼く優しめな顔だからかジジイがボケているのか分からないが驚いたように言う

「なら今ここでわしに払え。言い値でええでなんぼや?」

ジジイはボケているようだった。感じからして万引きGメンだと思っていたがもし本物ならお店の人に引き渡すのが一番の目的だろうがこのジジイはなんということかこの場で払えと言ってきた。多分自分の懐に入れたいんだろう。もともとこの商品はそんなに高くなく40円くらいのものなので正規な値段は普通に払えるがこっちが言い値で良いと言い出してきたのでありがたく乗り15円を手渡した。

「ありやとーね」

ジジイは微笑んでそう言う。その笑顔が気味悪く僕は手を洗わずトイレを出た


日本語的に使い方が違うのは承知だが豪雪が降ってきていた。見るうちに雪がだんだん積もっていき視界の数メートル先が見えない。来た時の感を頼りに車の方向へ歩んでいると近くから獣の雄叫びが聞こえてきた


勇ましい声だった。そして同時に理解したこの雄叫びは人間の出せるような声ではない、「獣の声」だと。


すぐさま走り車のあった方に進むが前が見えないので本当にここであっているのか確証がない。けれどこの方角が最も雄叫びから遠いのでここだと信じ無我夢中では走り続けた、がどれだけ走っても景色は一向に変わらない。雪は深く積もってきており膝の皿くらいまでになっている。1歩1歩足を上げて進むので疲労が溜まり、ふとした時石かなにかにつまづいて転んでしまった。正面から雪に入っていく「ボガァ」と雪の音が耳によく聞こえる。重い雪をかき分け上半身だけ体あげた時足に激痛が走った。僕も雄叫びに近いような悲鳴をあげ足を見る。僕の足は狼にかぶりつかれていた

振り払おうとバタバタ体を動かすも狼はくわえたふくらはぎを離さない。遠くにはもう6匹狼が走ってきているのがわかる。白い白い雪がふりつもる雪国に紅の花が散っていった

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