エピン
「あの司会絶対ぇ賄賂貰ってるや」
閉館されたため何もすることが出来ないがかと言って収穫なしで帰る訳にも行けず2人は反省会がてら座席を変え傍聴席の方へ移り静かな議場を見下ろしていた
「さっきはすいませんでした。せっかくエピンさんが良い調子だったのに」
「気にすんな。またやればいい……んで、なんでお前がいるんだ?フルッティ」
励ますエピンの隣全身黒色に包まれた眼帯女が1人ポップコーンを食べていた
「…エピンさんにあったらお菓子貰える約束……」
「そうかやい。保護者の方はどこ行ったんや?」
「……お姉ちゃん今任務……だから…私1人…気まずい……」
見ていると吸い込まれそうなほどの漆黒な右目は視線をエピンからミシドに移す。咄嗟にミシドは頭を下げた
「…愛人…」
「違います!」
紅潮に染まる頬を隠しそう発す、
「こいつは俺の弟子のミシド=ラミレスク。昔話したことあったろ?」
「…覚えてない…」
「エピンさんこの人誰なんですか?」
「こいつはアンサン=フルッティ。零の1人だ」
感情のないなった棒声で「へっへーん」と読む。
ミシドは特段それに対して軽く「そうなんですか」と返すだけで驚かなかった。それが嫌だったのかフルッティの頬が少し膨らんだ気がするがめんどくさいので触れず進める
「それでなんでパールは俺にお前を合わせようとしたんだ?」
「…あ…そうだった……伝言………………あ…忘れた…」
「まぁ……仕方ない…人間だもの…」と言いたげな顔で頷く。手をスカートから遠ざけ着いた粉をパッパと払うとまたポップコーンをに手を伸ばした
「やっぱり来てよかったよ。フルッティ「我々零は銃規制法案に賛成するだが襲撃は協力できない」だよ。元気かいエピン?」
「毎日がパンプキンだぜ」
フルッティの席のさらに隣、視界がもやもやと煙のように揺れいつから居たのかパールが足を組み座っていた
「パールさん。お久しぶりです。お元気でしたか?」
顔を出しフルッティ越しで会話を話す。保護者がいるからか、わがままフルッティが身体をわざわざ後ろに下げていた
「相変わらずだよ。ミシドちゃんは元気そうでなによりだね。それでさっきの事なんだけど」
エピンを見て話を本題に戻す
「零は賛成するけど貴族会、王、護衛隊は反対するからまたこの法案は通らない。そしてエピンの事だから製造会社に乗り込んで直接機械を破壊するんだろうけど零は手を貸せないからねってこと。というか君は護衛隊出身だから参、弍番隊が銃必要なの知ってるし、君自身も銃を使ってるんだから本当の目的銃規制じゃないでしょ?」
「流石だなぁ。その通りおらは銃規制にはこれっぽっちも興味がねぇ」
深く溜息をつき足を組み替える
「銃を使うことは良いんだが作るやつが問題なんだよ。作ってんのは世界三大マフィア、ピスト=ル=ジャンべァだ。そいつが国王と貴族会に賄賂渡して銃の製造を独占している。だからこの国の銃は発展しねぇし価格も下がらねぇ。ただジャンベアが甘い蜜吸ってるって訳やぃ」
「で、行くのかい?」
「行きたいのは山々だが勝てるか分かんねぇ。最近賊の「阿の民」と関係を持ってるらしいからこっちが1人に対して相手が何人いるか分かんねぇ」
そこまで言うとミシドが食いつく
「なんで私連れて行ってくれないんですか?頑張りますよ」
「お前には危険すぎる」
「私だってできます!!」
そう豪語する。だがエピンの首を縦に振ることはない。
「じゃぁ協力できない代わりに面白い人教えてあげるよ」
その人物を聞くやいなやニマニマしながらエピンはその場へ向かいだした




