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踊る羊と回る猫  作者: 椎名 園学
王国編
52/114

アイスブリザード

現時点でのサクッとキャラ評価100点満点中

エルミ=パルパ

力52 速さ46 異能15 瞬発力 41 防御34

魔力量 100 実戦経験25 知性76 統率力73 本能 86

計548


鳳凰を模した火の鳥は「ピレーーー!!」

と言う鳴き声とともに鉛と冷蔵庫を溶かしきる

コルクは冷蔵庫を出た

「ひぇーあっぶない」

「お、おう、すげぇな。それリンドのやつじゃねえのか?」

「そうだよ。けどなんか出来た!」

「なんだそれ…」

「はっぁー!。まじウザなんですけど。私がせーっかく運んだのを溶かしちゃってさぁ。しかも冷蔵庫は2台もだよ!?!?ババア顔負けの総白髪でさぁ、どうせ裏ではカエルとかに向かってタン吐きかけてんでしょ」

唐突に弾丸のような悪口が放たれるが勢いは衰えることなくさらにマシンガンのように悪口を続ける

「本当きんっもいんだけど。絶対自販機のしたにある小銭とか平気で盗むタイプでしょ。そうそう。絶対そうよ、「お返し」とか言って地雷とか埋めてんじゃねぇの。ほんと酷い!!さいてーね」

妄想が先走り変な会話になっているがそんな事気にせずコルクは「アイスブリザード」を使う

朗らかでぷっくらとした鳥が「チャーーー」と優しくさえずると雲女の雲はカチコチに凍った。重さを持った雲は重力に従い自由落下に落ちていく

地面に激突すると氷はバラバラに砕け散り女が1人ビクビクしていた

「痛ったーい。ちょ…ちょっと。は…反則でしょ。は、反則に決まってるじゃん!もう1戦、もう1戦せん」

「冷蔵庫の借りは返えさせてもらうよ」

指鉄砲(ゆびでっぽう)」人差し指に溜まり始める。だがその時弟と雲女に電気が走る

2人に眠る本能が兄を襲っている危機の存在を感じ取ったのだ

「弟ー!!」

放たれた指鉄砲が当たる間際弟が滑り込み全て吸収しきる。多すぎたのか吸い取ったエネルギーは弟を囲むようにビリビリと流れ始めている

「やばぃ。このままじゃおにい死んじゃうよ。すぐ助けなきゃ」

足の遅い弟を手で抱えると雲を作り乗りこむ

「逃がさないぞ。アイスブリザード」

「それはもう見たっつぅーの」

「ピレー」と泣き叫ぶ瞬前に鳥を含めコルクを雲で囲む。鳴き声が出されると同時に雲の水滴は全て凍りつきコルクは再び氷漬けになった

「じゃあねぇー♥総白髪ー♥」

雲は勢いよく木を抜ける。抜けた先で倒れた兄がリンドに近づかれていた

「あら、新しい方ですか」

姿を見た途端氷の結晶を象った魔法陣を作り女に向け放った。が

「見慣れてるって♥」

雲はそれより先にリンドを囲み同じように氷漬けになってしまった

「おにぃ、おにぃ」

体を揺らし厚い胸板に耳を押し当て心臓の音を図る。微かに響いてくる。だがか弱く今にも途切れそうである

「まずい。まずい。弟さっきのエネルギーおにぃに撃って。電気ショックしかないよ」

「分かった」と小さく頷くと右手を心臓に向ける。力を込めエネルギーを放つ時、突然両手をつたで縛られた

「そんなことをしては死んでしまいますよ」

振り返ると何事も無かったかのようにリンドはそこに立っておりそっと近づくと優しく兄の頬に手を当てた

優しい手だ。純粋な愛だけで自分を愛してくれる母のような女神のような。

「こうやって」

頬から手を離し振りかぶって

ピシンッ!

頬を力強くぶった

「へ?」

「へ?」

「へ?」

雲女、弟、倒れていた兄までも起き上がり顔に「へ」の字を浮かばせる。

「無事成功ですね」

「お…おう。ありがとな…」

(こいつ俺の事治癒魔法じゃなくて平手打ちで生き返らせやがったで)

注意書き

雲が凍るのか、凍ったら落ちるのかなんて知りません。ただコルクならやってくれます。そう信じましょう

By文系

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