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踊る羊と回る猫  作者: 椎名 園学
王国編
41/114

最近書くことが好きになったのでほんのちょぴっとですが文字数が増えてます

「いかにも弱そうなやつみっけ〜」

あぐらを書いたまま雲の上で2人を見つめる女はケラケラと笑っていた

「女の子抱えながら走るとかちょーウケるんですけど笑。完全に「私お荷物抱えてまーす♡」っての丸わかりじゃん笑。しかもどっちも髪の毛白だし白髪コンビかよ笑。まぁ抱えている方はちょっぴり目つき怖いけど…。ババアに負けるどうちも弱くないつーの。」

ざばざば雨を降らせる雲。それは女の異能であった

バスン!!

そしてまた大きな斧が葉っぱを切り裂いた


「どうしよパルパ。そろそろ葉っぱ切れちゃうよ」

「それよりどっちかが斧にあたる方が先かも知んねぇな」

切れ出来た隙間から雲に目をやる。何の変哲もない雲であった。また1つ斧が落ちてくる。斧は誰かから投げられているという訳ではなく確かに雲から降ってきているようだった。

「雲になんか仕掛けがあるっぽいな」

落ちてきた斧を掴み雲めがけ投げる、がただ雲に飲み込まれるだけで何も変わらない

盗む(スティール)で雲盗めばいいんじゃない?」

「いや雲は個体じゃないから盗れねぇ」

「そっかぁ(え…個体じゃないの?………)」

斧だけでなく雨もかなり強くなってきて厄介なものになってきている。記録的豪雨よりちょい強いくらいの雨は森の地面を湿らせ水たぷ(水でたぷたぷな状態)に気を抜くと足を取られそうなこともあり足は先程より遅くなってきていた

「あっ分かった。雲の上に誰かいるんじゃない?」

「そうかもしれねぇ。てかそうじゃなかったら異能者を見つけるのは難くなりそうだな…」

「じゃあ僕が雲の上にワープさせるよ。」

「いや、もし居なかったら着」

言い切る前にワープで飛ばされる。

…上空2000m鳥1匹居ない風に仰がれてエルミ=パルパは自由落下を感じていた

「(あいつ言う前に飛ばしやがって…。てかこれ着地どうすればいいんだ?。流石にこの高さから落ちたら死ぬしかと言って盗む(スティール)でどうのこうのできるレベルじゃねぇ…)


500mくらい落ちただろうか肉眼でハッキリ雲が認識できる高さになった時パルパは気づいた

「雲の上に誰かいる」

咄嗟に彼女に向け手を伸ばした

盗む(スティール)


確信が入る。腕にはしっかりと女の首が掴まれていた

「うっわぁー。最悪。捕まっちゃったし。」

「お前が雲の犯人か?」

「そっだよー笑。どう楽しかったっしょ?」

「(なんかこいつ喋り方うぜぇな…)」

「速く雲を解け。そしたら命は勘弁してやる」

ぐにぐにと握る手を強める。だが女は変わらずヘラヘラしたまま

「あんたの異能が何なのかは知んないけどさぁ。あんたじゃはうちを殺せないよー」

舌を出した。

ウザったらしく嘲笑うように(">⩐<")ベー

「(うぜぇ)」

更に首を握る手の力が強まった。

「え?」

首を握っている拳が首を貫通し拳を握ったのだ

「残念でしたー。うちの異能は「気体」でーす♡。あんたじゃ私を掴むことすらできませーん♡」

いつの間にか隣で小さな雲に乗っている女を横目に俺の体はそのまま落ちていった


人間における自由落下の最大速度役200km

その速さの中パルパは落下していた

「おーいー!!パルパー!!」

地上のコルクが確認できるほどの高さになるとバカでかい声が聞こえてくる

「(何とかしてくれそうだな…)」

ワープで飛ばしてくれるのか、はたまた異能で地面をクッションにでも変えてくれるのか

どっちでも構わないただ無事で着地できるなら

地上までおよそ50m

時速200kmの速さエルミ=パルパは

地面に墜落した


目は開けれないただただ暗闇が続く

笑い声が聞こえてきた

「ふふふ。あの子面白いね。見くびってたよ」

「誰だお前?」

声は反響しない。

「もう少ししたら君は生き返れるよ。あの子が助けてくれるよ」

どこかで聞いたことがある声だ…。

少し大人びた女性の声…


「パルパ!!!!」

「ハッ!」

心臓に刺激が入り体が飛び上がる。涙を流し俺の胸を押しているコルクがそこにいた

「何してんだお前?」

「良かったぁ泣パルパ生き返ったー」

ズビズビ涙を流すコルク。まったくいい面だ

「死んじゃったかと思ったよぉ泣」

俺の胸を勝手に借り涙を拭うコルク。泣きてぇのは俺の方なんだが?

「お前ぇ助けてくれるじゃなかったのかよ?」

「もちろん助けるつもりだったよ」

涙をケロッと無くした顔で言う

「じゃあなんで俺地面にぶつかったんだよ?」

「地面に落ちてから回復させようかなって思ってたんだけど、凄い衝撃で落ちたと思ったら回復しても全然動かなくなって…」

「(そりゃそうだろ…あんな高さから落ちたら俺でも死ぬ)」

「生き返って本当に良かったぁー泣」

再び泣き出し俺をぎゅっと抱きしめるコルク…

はぁ…馬鹿もここまで来ると病気だな……

じゃあさっきの声の正体はなんだったんだ…

コルクの涙を拭うように、隠すように病んでいた雨が降り出す。次第に増し髪の毛が濡れていく

そして2人の目の前研ぎすたされた斧が降ってきた

いつから雨が止んでたんだろう…

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