赤紫の禁忌の場
無意識に足が進む。1歩また1歩。
前に見た赤い光の時はピンチだったこともあり少し冷静を保っていた。たが今は違う
デウスの頭…脳から光が見える赤紫色の光に俺はただただ奪われていた。
「パルパ…悪いけど僕が…するよ」
冷たく途切れどる声でコルクが声を絞る。
「盗む」
パルパは耳に入る音を殺したかのようにシカトしデウスの頭向け異能を使った
その瞬間未曾有の出来事が起こった…
視界がすべで溶け込むように真っ白になり真っ黒になる。真っ青になり真っ赤になりと色が変わり何かに吸い込まれるような感覚を抱きながら目をつぶると熱くなり、寒くなる。そして感覚が消えた
何も感じなくなったのを感じ目を開ける
「思ってたよりも時間がかかったね」
髪の長い長い女だ。
「誰だお前?」
そう聞くと女は嬉しそうに頬をあげると
「リリス=アイディンシャン。覚えてないかい?」
「知らねぇな。ていうかここはどこだ」
「うーむ。なんて言いべきなんだろうね。それらしい言葉で言うと仮想空間というのが1番似合うかもしれない」
この場所には壁がない。ただただ無限に続くかのように見える地平線と今女が座っている椅子と机。それだけの空間。出口なんてものがなければ入口なんてものもない。
(ここは夢なのか?)
「いや、違うよ」
体がの毛が逆立つのを感じる。喋ってない……心を読まれた?
「あぁ申し訳ない。癖で読んでしまった。リリーが君を招いたのただ君がデウスの記憶に触れて欲しくなかったからさ。」
デジャッツはデウスの体をかり降臨したので臓器や体そのものは同じ。つまり赤紫に光っていたあれはデウスの持つ記憶であったのだ。
「君がここに来てから1分ちょっとが経過した。今古城はアミドリ=ドルガンを含めた護衛隊数十人が囲んでいるから大人しく降伏する方を選ぶべきだよ。じゃあ頑張…」
「ちょっと待て」
俺の声にリリスは言葉を止める
「お前…俺の記憶について何か知っているだろ」
証拠は無い。それらしき発言もない。だが感じる。こいつは俺の記憶…最低でも俺の何かに関係している。
山感覚をつかさどるどこかの神経がそうヒシヒシと伝えてくる
「君はやはり面白い。近いうちに出会うことを楽しみにしているよ」
視界が徐々に暗く狭くなっていく。感覚も少しづつ戻り、まるで夢から覚めていっている感覚に襲われる。
そんな中俺は見逃さなかった。椅子に座りこちらを除くリリスの脳が赤く光っていたことを




