デジャッツ4
「世間では三連休というが………」みたいな逆感じで始まる文はそんな好きじゃないんですよねん
デジャッツの右手には鋭く長い刃の着いた槍が握られていた。それを深々後ろに構え2人を睨む。大きな弧を描くよう振られた斬撃は大きく、建物の壁を通り越し柱まで全てを貫通した。何とか2人はバリアで防いだものの今の一撃で大きなヒビが入りところどころ割れてきている。
「しばらくバリアはキツそうだね」
「けどあんな攻撃避け切れるか」
「僕が気を引くからその間にチャチャッとパルパがやっちゃってよ」
そんな簡単に倒せるものなのか…
そう思う間にも既に槍は構えられ始めている
それしかないか…
「じゃあ次の攻撃が終わったら開始だから」
槍が振られる。大きな斬撃は予想通りバリアを貫通し粉々に崩れ落ちる。そして2人は動きだした
「デコイ」
コルクの体から「パン」と煙が発生し煙の中から10人コルクが現れた。みんな同じ顔。みんな同じ顔髪。見分けなど全くつかない10人は各自バラバラな方向に進み異能を放つ。一斉にして10個のエネルギー弾がデジャッツに向けられた。エネルギー弾が届く前にデジャッツは槍を振る。全ての玉は切られ爆発する。しかしその斬撃に2人のコルクが切られふわふわと煙となって消えた。
「「デコイ!!」」
8人が声を合わせそう叫ぶ。8箇所から出た煙の中からはそれぞれ10人のコルクが飛び出す。そのようにして計80人にも登るコルク軍団が出来た
「同じことをさせよって」
デジャッツは槍を思い切り振りかぶる。今まででいちばん大聞くできた斬撃はスンと進み激しい風が吹き荒れた。
「キーン!」
金属がぶつかったような甲高い音が古城内に響く。
「めんどくさいことぉ」
神の全力の斬撃をその鉄色の「ベビーメタル」は弾き返したのだ
「「ライトニング!!」」
80人の声が揃う。古城の上空には雲が突然立ち並び太陽を隠す。80個の雷が同時古城へと降り注いだ
雷の数えかたはコルクらしいです




