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踊る羊と回る猫  作者: 椎名 園学
パストゥール編
17/114

絶対絶命

サクッとキャラ紹介!

赤髪教徒

好きな物ビーフシチュー嫌いなものピーマン

好きな色 青 意外な悩み スキップが出来ない

(ほんとに申し訳ないけどそんなに思い入れも無いキャラです。気づいたら登場して気づいたら死にました。けど…まぁお疲れ様でした)

なんでよりにもよって今日なんだろうか。神って言うものはやっぱ実在するのか…いやパストゥール=デウスの異能が神から力をもらっているということ以上実在することは確かなんだろうが、それでもひでぇ気がする。

美味しそうな顔でパクパク食べるボブリッチ

それを見ながら頑張って口を進めるパルパ

こっそりパルパの皿に自分のを移すコルク

体が完全に拒絶してしまったライネン

同じ物を食べる食事でも食べ方に性格が出る面やっぱり食事というものは何か他の生きる動作とは違う性質があるのかもしれない。夜ご飯は牛タンだった


「どぉしたライネン。具合でも悪ぃのか?」

さらに口に1枚運びながらライネンに聞くが何も言わず…いや何も言えず首を振る

「坊主もどうした?食欲ねぇのか?」

「あぁ」と低く返事する

「それくらべコルクちゃんはすげぇなぁ。おかわりもあるからいっぱい食べてくれよォ」

パルパの皿に無理やり移しただけだが皿は綺麗まっさら。もう思考は回らず「ありがとうございます」と言うしか無かった


夕食を終え2階に移る。部屋は若干血の生臭い匂いが漂っているので窓を開けてあるがそんなに効き目もないようだ。あの後死体はすぐ回収された。

ボブリッチに言うと直ぐに他の人に話し物事がさらにややこしくなると考えたパルパは護衛隊に連絡するといつものタバコ吸ってるヤニカス野郎が駆けつけてきてくれた。粗方の状況整理や事情説明を終えるとすぐ死体の回収し明日緊急で再び会議を行うということ、この死体の件に関して零が操作をするので誰にも言わないことと言葉を残すと直ぐにその場を後にした。煙の匂いが完全になくなりきったあと誰も面白い話をすることも無くこの日は直ぐに寝た。


やっぱり疲れた日と言うのは頭で無理やり誤魔化そうとしても体はしっかり覚えているんだろう。記憶として赤髪教徒のことが記憶に鮮明だが今日一日で起こったことといえば爺さんとフルッティの稽古からライネンの誘拐デウスとの戦いまでととてもハードな一日であったことに疑問はない。


体は回復を求め深い眠りについているとそんな事お構い無しのようにだんだんうるさい声が聞こえてくる…

「オラーやっちまうぞコラー。カンカンカンタイムアップです。一言ありますか。ヴィクトリー。アイアムチャンピオン!」

首をぐるっと1周何かに強い圧をかけられ息ができない…。腹はみぞおち辺りに何か攻撃を食らっているのがわかる

瞼が数キロあるんじゃないかと思うほど重いが持ち上げ視界を明るくすると自分の体が絞め技をかけられている事がわかった。素人の単なる絞め技じゃない、プロがリングの上でこの技で試合をキメるという時に満を持して繰り出すような絞め技。

締められている顔をほんの少し右にずらすと犯人がわかった。「小柄なくせによくこんなことが出来るなぁ」と冷静に思い俺ながらも苦しくライネンの締めを必死に振りほどいた


赤髪教徒のことから1日、今日は会議の日だ。

と言っても話し合ったところで前と議題はほとんど同じなのだから結論が見えないのだろう。そう思いながら久しぶりに朝顔を洗った。

「ちゅっめた」

出たばかりの水に触れたのでただただ冷たい…。朝だからか変な声か出てしまった。誰にも聞かれることがなくてよかったぜ。外はまだ暗い…。これから何しようか、今ままで朝早くに起きたことなんて1度もないからな。

…ゴーンゴーンゴーンゴーン…

朝から鳴り響く教会の鐘の音、それからしばらくして街が騒ぎ出すのが分かる。なんか機械みたいだ


「パルパちゃーん。起きてー」

トントン頭をつっつくから自然と少しづつ瞼を開く。背中が固く冷たい床を感じる。いつの間にか床で寝てしまってたようだな…

「まったく、寝る時までベットにいたのにいつの間にか床ってちょっと寝相悪いんじゃない?」

「お前もな」と言いたいところだがこういう余計な一言が喧嘩を生んでしまうと最近ようやく分かった。

「あぁ。気をつけるぜ」

そっとそのまま俺謝った

「後はコルクさんだ」

視線をもうひとつのベットに移す。

昨日コルクが出してくれたベットにコルクはまだ眠っている。そこはライネンが使う予定のはずだが昨日はたまたまライネンが「別々に寝るから今日最後に一緒に寝よう」と言い出したのでしょうがなく…しょうがなく一緒に寝ることにした

「じゃあねぇな。起こしてやるか」

その可愛らしい顔に近づきそっと息を吐く。パルパは本気でコルクの腹目掛け殴りかかった。一撃入れてやるつもりだった。だが無理だった

拳が触れる直前目に見えないバリアのようなものな弾き飛ばされたのだ。拳は赤く腫れ痛みを叫ぶ

「ってえ、なんだこれ」

「んんぁ………。おはよぉ」

パジャマ姿の呑気野郎が目を覚まし目を擦る

「「おはよぉ」じゃねぇよ。何だこのバリア」

「あーこれ、ライネンちゃんの寝相で殺されないよう念の為付けといたやつだよ。けど必要なかったかな」

「(それ無かったら今頃てめぇの首もライネンに締められてたよ。…いやライネンが閉めてなくても俺が閉めたたや)」

ぐーっと体をのばしながら2人は顔を洗いに洗面所へ向かう。


「確か今日は会議だよね」

扉からひょこっと顔を出して歯磨き中のライネンはそう聞く

「なんのだ?」

「昨日赤髪教徒の件についてあのタバコの人とだよ」

歯を磨いてるコルクはガシャガシャ声でそう言うので俺は答えた

「赤髪教徒って誰だ?」


「そのあれだよ。…昨日の」

悲しい顔でコルクは言う。

「あれってなんだよ。別に昨日なんもなかっただろ」

「…………」

部屋の中に心地の悪い空気が流れ始め些細な音が響くようになっていく

「ライネンちゃんがいるからそんなハッキリ言いたくないんだけど…昨日その、ここで赤い髪の教徒が…その死んでしまったじゃん…」

何とも歯切れ悪く言うせいか全くなんのことか分からない。(昨日は特に何ともなかった日だった気がするが…)

「ちょっとライネンちゃん扉の外で待っててくれる」

コルクはライネンを部屋から連れ出し扉を閉めた後何やら魔法をかけ俺達2人を包むよう膜のようなものを張った。少しの音も聞こえなくなり耳が詰まったかのような感じがする。そのせいかコルクが呼吸を整える音が鮮明に耳に届いた気がした

「昨日死んだじゃん。赤髪の教徒が舌を噛み切って」

「だから本当になんの話しをしてるんだ?そもそも誰だ赤髪の教徒って?」

「覚えてないの?デウスのいる教会のあの真面目そうな教…」

「誰だデウスって?」

「…………」

その途端。パンッ!とわれるよう膜が弾けそれが合図のようにライネンが入ってくる。

「その…ありがとうございます。パルパちゃん思い出しました?」

無言のまま下を見つめる。いつもの何も考えてなさそうな顔からは想像が出来ないよな量の汗を垂らしその1つが地面に落ちた時ようやくコルクは沈黙を破った

「……ゲームオーバーだ」


「パルパが忘れているのは記憶を喪失したんじゃない。書き換えられたんだよ」

「書き換えられた?」

2人の声が重なる

「これはパデスの異能だ。パルパの記憶からデウスと赤髪教徒に関すること全てを上書きして記憶を改変したんだよ。」

「そんな異能あんのか?」

パルパが聞くがフルシカトで話を進める

「まずい…とりあえず零に連絡しないと」

急いでコルクはいつものサークルを潜りどこかへ消えた

「パルパちゃん本当に覚えてないの?」

「あぁ、本当にさっぱりコルクが寝ぼけて夢とごっちゃになってんじゃねえのか?」

「そんな事ないよ。私も覚えてるもん」

「なら2人とも寝坊助なんじゃねぇのか」

「今日は快眠だったから大丈夫」

そんなこと言っているが痣となった首の絞め技のことは決して忘れたいない。すると何やらカラスの泣き越えが耳に響く。冬ということもありめずしいと思い窓を見てみると突如景色が歪み出す。直ぐに落ち着き辺りを見るといつものあの景色が映り出した

「やっぱ私一人じゃ何かわからないから2人にも来てもらうことにした」

丘の上のポツンと一軒家。見慣れた景色におもわず

「うげっ…」

と言葉を漏らす。零のいる基地だ

「「うげっ」とはなんじゃ酷いのぉ…」

今日は一段と寒いので紅茶の湯気がよく映えている。

いつもの似合ってないサングラス。爺さんだ

「なぁ爺さん。デウスって知ってるか?」

「さぁのぉ。誰じゃそいつ?」

その言葉に2人は絶句し冷たい風が皮膚を冷やした


「それで君が言うには零とエルミ=パルパが引き受けた依頼に関すること全ての記憶が上書きされているという事だね?」

そっとコルクは頷く。後々コルク自身と爺さん、パール、フルッティに直接聞いたが皆が記憶を無くしていた。

「そうは言うおうと本当どうかよ確認が出来ぬ以上我々が動くことは出来んじゃろう」

「ですよね…。君の異能で記憶戻したり出来ないの?」

パールはコルクを見て聞く

「僕の異能じゃあいつの異能には勝てないですよ」

「…お姉ちゃん…この人達…嘘ついてる…」

「決めつけるのは良くないよ。この子達が言ってることが本当かもしれないしさ」

思考をめぐらし解決策をひねるがやはり完全に記憶が無い以上話が全く進まない。

「もうこうなったら僕たちでパデスを倒してみんな記憶を戻さないと」

「そうみたいだね…」

口ではそう言っているがライネンの体は震えている。まだ彼女の記憶には誘拐された時のトラウマが蔓延っているのだ

「パストゥール=デウスに女二人は危険すぎる。めんどくせぇが俺も出る」

いつからそこにいたのかそれは誰も知らない。黒くボロボロな服に真っ黒の髪の毛、動物で表すなら鷹であろうか…

「俺はデウスのことを覚えてる」

護衛隊体調ドルガン=アミドリはそう言い熱い紅茶を飲み込んだ


梅雨がジメジメウザったらしい

一日で色んなこと起こりすぎじゃない?

起承転結型の一日

2ヶ月ぶりのアミドリマジで口調忘れた

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