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踊る羊と回る猫  作者: 椎名 園学
パストゥール編
15/114

作戦会議(?)

サクッとキャラ紹介!

アンサン=フルッティ

嫌いな物 マジパン 好きな食べ物 カレーパン タルト

趣味昼寝 意外な特技 目をつぶってジグゾーパズル出来る


たった数話ぶりのまともなライネンですが日数で言うと約1ヶ月ぶりのまともなライネンなのでどんな風だったか忘れました!

(やばい投稿3時間前なのに2000文字たりん…)

「腹にぐっと力を入れるんじゃ」

爺さんは俺の腹を触りグッと押してくる。さっきまで椅子に座ってたはずなんだが…

「ここをぐーっと」

シワシワの人差し指を伸ばし俺のへそ横当たりをグッと押す。すると「とん」とそのままデコピンを腹に当てた

「…何してんだ?」

「やっぱお前さんはもうシルトが使えとるようじゃな。それがわしとの特訓でこうなったのか過去からずっとなのかは分からんがお前さんが無意識的に使っておることは事実じゃな」

そう言うと爺さんは俺の腹元から服をめくって腹を見る。別にそこまでのことじゃねぇんだけど…一応俺女だぞ…謎に腹立った。

「ほんとに何してんだ?」

「今一般人なら当たったところが青くなるレベルのデコピンしたんじゃがやっぱお前さんの体のシルトが守ってくれとる」

「さっきからそのシルトってなんだんだよ」

爺さんは振り返り

「教えてやってくれるか?パール」

塀に向かってそう言うと

「バレてたか」と声が聞こえてくる

声の主パールは「よっこいしょ」と壁から飛び降り近づいて来た

「攻撃を食らう瞬間、本能が体をオーラで覆いダメージを軽減してくれる現象。本能的なやつなので鍛えることが出来ずただただセンスのある人しか出来ないだって」

読んでいた分厚い本を閉じて机の上に置く。

そんなことがどうでも良くなると感じるほど大事なものが反対の手にお姫様抱っこである人が抱えられていた

「ライネン…」

無意識に言葉が漏れる。俺の体は自然と歩みを進め、気がつくと俺はライネンの体を抱きしめていた

「ごめんねパルパちゃん。迷惑かけちゃって」

悲しげな顔でライネンは俺の背中に手を当てる

「無事でよかった」

俺はただただ抱きしめた


冬にしてはそこまで寒くない今日この頃。

抱きつき体から熱を生んでいる2人は10分間その身を話さなかった

「寂しかった?」

「うんん」

「本当に?」

「…ちょっとだけ」

「ふっ」

「なんで笑うんだ?」

「いや可愛いなって」

「//うるせぇ」

少し体が暑くなってきたので体を話す。本当のことをこっそり言うならまだハグしていたかったんだが少し…いや、ほんのりライネンが疲れていそうな雰囲気出会ったから仕方なくそっと手を離した

「…これ本当にエルミ=パルパ?こんな顔見せるんだね」

「あぁ意外じゃったわい」

赤い紅茶に湯気が漂う3つのティーカップ。優雅に大人3人組は紅茶を嗜んでいた

「…おじいちゃん…この子…強いよ…」

バリバリクッキーを食べながらフルッティが紅茶を啜る

「フルッティは大丈夫じゃと思うがパールは抜かされるまでそう時間はかからんかもしれんぞ」

「どういうことかな?」尋ねながらタバコの箱を取り出す。出っ張っていた1本を手に取り口にくわえた途端、歯と歯が合わさり「カクンッ」と音が鳴った

「はぁ…ハイハイ。分かりましたよ。ライネンちゃんの前では吸いませんから」

椅子から立ちフラッと歩き出す。それを見つめるパルパの右手には1本のタバコが握られていた

「またパルパちゃん盗って、後でちゃんと返してあげてね」

「…はい」

よくある話だ。学生時代ブイブイ言わせていた男が一目惚れでおしとやかな女の子と結婚し数十年後、立場が逆転し完全に負けている状態というものは、これも似たようなものなのか?…

「…お姉ちゃん…この子強い…戦ってみて(…お姉ちゃんも戦ったら2人分のカレーパン貰える!…)」

「いや私はいいよ。ここで殺してしまう訳にもいかないし(もし負けたら今度から零引っ張っていくメンツなくなってしまうし…)」

「それじゃぁメンバーも揃ったところで作戦会議とするかのぉ」

グッと紅茶を飲みきり可愛いサングラスを外す。出てきた瞳はいつにも増して真剣だった

「デウスの件で今分かっている全て2人に教えるよ。

1つ目デウスの目的は魔法をこの世から消そうとしている。

2つ目その目的のために必要な力は既に備わっている

3つ目彼は今現在どこにいるか分からない

これが聞き取り調査(拷問)と私が実際に見て分かった事だよ」

大きく煙を吐き出す。

「聞くところによるとあやつの異能は相当協力なものであろう。きっと魔法を消したいとかいう目的がなかったら今すぐにでも国家転覆ができるじゃろうな」

デウスの異能は「祈れば神が力を与えてくれる」という抽象的なもの。それがどの範囲までのことが出来るのかは分からない。だが簡単な椅子の浮遊からライネンの変装までと今わかっている時点でもかなり汎用性が高いところまでできるということが分かっている

「今アミドリにお願いしてデウスを探してもらっているんだけどアミドリの情報能力を持ってしても一向に見つかる気配がないらしい。きっと異能で気配を消しているんだろう」

「なら無理じゃねぇか?」

「お主の言う通り異能的に今見つけるのはだいぶきついじゃろぉ、じゃが」

俺の言葉に続け爺さんがは説明を始める

「「魔法を消す」ということはこの世界の根本から覆すということ。たとえ出来たとしても物凄い量の魔力を消費するはずじゃ。それだけ大きければ時間もかかるし情報探知もかかりやすい、じゃから大まかに何時どこでするかさえ分かれば全然止めれぬ話しじゃないのじゃ」

「何時どこかねぇ…」

腕を組みタバコをゴソゴソ取ろうとしていたので「盗む(スティール)の素振りを見せ辞めさせる。

「街まで降りてアミドリが教徒を誘拐して聞き出すのが一番いいんだろうけど多分許可降りないしなー」

「前の拷問の2人はどうじゃったんじゃ?何も話さんかったのか?」

「さっき言ったことで全てです。残念ながら2人はもう死んでしまったからこれ以上は聞けません。死人に口なしってやつです」

「死ぬ前にわしを呼んでくれれば何回いけたのにのぉ」

「呼ぼうとしましたけどいきなり2人とも舌を噛んだんですよ。2人とも「頑張って生きて帰ろう」とか言ってたので多分デウスに操られてだと思いますよ」

デウスはその場にいなくても相手を操ることもできるのか…これほんとに勝てる相手なのか?…

「アミドリがダメなら爺さんが街の中でずっと準備しとくと言うのはどうですか?あなたなら被害者ゼロで解決できますよ」

「…おじいちゃん…お年寄り…無理させたら可哀想(…それに…お年寄り街に1人にしたら迷子になる…)」

「優しいのぉ。いい子じゃ」

よしよしフルッティの頭を撫でるといつもの感情のなさそうな顔が猫のようにニコニコで首を振った

「エルミ=パルパを街に置いておくのはどうじゃ?こやつならまぁまぁ強いしそれに起点が聞きやすいから何とかしてくれんじゃなかろうか?」

「さっきまで戦ってた結果ここにワープさせられたんだぞ」

「確かにいいですけどやっぱりエルミ=パルパだけじゃ力が心もとないですね他に誰か付ければどうです?」

「うーんそうじゃなぁ…フルッティは街を壊してしまうかもしれんしのぉ、わしはが暴れすぎたら市民が体調を崩すかもしれぬし、かと言ってパールは力的に付けても勝てるか分からんしのぉ」

「爺さんなかなかド畜生なことおっしゃいますねぇ。私だって勝つ時は勝ちますよ」

「フルッティはどう思うんじゃ?」

爺さん猫のようになっていたフルッティはパチパチ2人の顔を見回したあと

「…おじいちゃんが…行けばいいと思う」

そう呟くと何故か嬉しそうに爺さんはフルッティのほっぺをツンツンした

愛情か嫉妬かそれを横目で睨むものが1人…

「さっきいちごのタルト買ったんだけどフルッティ食べる?」

「…食べる…」

さっと爺さんの手から離れパールに近づくそれに負け時と爺さんも

「そういえば公民館で海賊さんが来てくれるそうじゃが良かったら孫とどうじゃ?3人しか入れんらしいんじゃよ」

「おやおや3人だと、あなたとお孫さんとフルッティで埋まりますよ?私はどうするつもりですか?」

「おぉこりゃすまんかったなぁ(棒)代わりと言ったらなんじゃがオススメの老人ホームを紹介してやろう。

なかなかえぇ設備じゃぞ?それにほらパールももう36じゃろ?孤独死は辛いと言うしのぉ、そろそろ将来を考えた方が」

「(ぶっ殺すぞジジイ)私にはフルッティがいるので大丈夫です。それより爺さんの方がそこに通った方がいいと思いますよ。頭も悪くなってますし、その歳して一丁前に刀とかちょっとイッちゃってますよ」

子供二人の前で喧嘩するクソガキ達。この会議必要なのか?…

「これ…俺たちいるのか?」

「あぁごめんね。ちょっと会議を継続させれそうにないから続きはまた今度で。本当は家まで送ってあげたいところだけど、この老害にちょっと「大人の女性」ってのを見せてあげないとダメらしいから申し訳ないけど歩いて帰ってもらえるかい」

「ほっほっほっ。アラフォーおばはんが大人の女性とか何を言っちょる。それともマダム気取りかいな?」

「くだばれジジイー」

地面が溶けだし、溶けドロドロしたものがいくつか爺さんに襲いかかる…戦いが始まった

「帰るか…」

「うん…帰ろっか」

大人になりたいが大人にはなりたくないもんだ…


「誘拐されちゃった私が言うのもあれなんだけど…ちょっとくっつきすぎじゃない?」

「………」

夕日が照らすパストの風景。過ぎた時間は15分。ベットの上パルパはライネンに抱きついていた

ライネンが誘拐されパルパの元に帰ってくるまで時間にしておおよそ6時間長いような短いような…

徐々に抱く力が弱くなり寝息を立てる…パルパは眠っていた

「寝ちゃった…」

いつものように1階から広がってくる焼きたての優しいパンの香り。

「私もちょっと疲れちゃった」

ライネンはそっとパルパに毛布をかけると隣に寝転びそっと体を抱きしめた。

「はっ!」

いきなりパルパが飛び起きる

「ごめん。起こしちゃった?」

「…いや…いい、それより誰かいるぞ」

パルパはじっと扉を睨む。

すると少しづつ扉が開き始め1人の昇叙が姿を現した

「もしかして…僕タイミング間違えた?…」

長い白髪にエメラルドの目。

コルクだ


アンサン、パール、ライネン、パルパに囲まれた爺さん…これは学園エ〇ゲだったのか?

なんやこの茶番…


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