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踊る羊と回る猫  作者: 椎名 園学
銃撲滅編
103/114

vsペスト医師

左手に銃を持ち替え6発のストックを全て撃ち尽くす。真っ直ぐ向かうものもあればカーブをかけ曲がっていくもの、同じ軌道のものはどれもなくペスト医師を四方八方に囲んだ

「よく洗練されてますね。軌道の他に震えている個体、硬くされている個体、全て微妙に違いますね」

一つ一つ弾を見切って右へ左へ体をふらつかせて弾を避ける。けれどホーミングの様に外れた弾丸は再び軌道を変えてしつこく狙ってくる

そんなペスト医師の頭上、見上げればそこにエピンが飛びかかっていた

「いつから」

「さぁな!」

エピンは体を捻り先程自分の手で切り落としたはずの右手でペスト医師の仮面に殴りかかった。衝撃と共に体は壁に吹き飛ばされる。

(…彼は確実に手を切り落としたはず。異能か?いや、ただの回復異能で零になれるはずはない。なら魔法か…ならば異能を警戒すべきか)

体勢を直したペスト医師はエピンの頭部を狙い茎を進める。いとも容易く、というよりエピンの速度は今までと比べものにならない程速く茎などが捉えられる速さではなかった

距離が縮まりペスト医師は茎を己の影の蓄える、何が起ころうがエピンは近距離タイプなのは過去のデータから把握しているので間合いに入る前に確実に殺すために…

気づいてか知らずかエピンはポケットから火薬の詰まった薬莢を5つ掴み、勢いよくペスト医師に投げつけた。銃での速さより速いそれを、交わし弾丸は壁に当たるやいなや爆発した。暑い破片とともに周りに煙が立ちこむ、走って近づいてくるエピンの足音だけが響いていた

ほとんど見えない煙の視界。気のある方に茎を集中させ全て使い切る。なにか大きなものに突き刺さる感覚がしたその直後、視界の死角からペスト医師は蹴り上げられた

弾き飛ばされた医師は遠くまで飛び地面に倒れ込む。ヒビの入ったその仮面は煙からでてこちらを向かうエピンを見ていた。いつからかその体からは青いオーラが出ていた

(今までの感からして茎は太ももに突き刺さったはず…それ何の何故私は蹴られた?なぜ彼は未だ五体満足なのだ?零とはいえ体の重要部の魔力回復は短期間でそう何度も出来ぬはず…)

体を茎で隠し仮面をスペアと交換する。茎を解いたその視界にはエピンが殴りかかっているところだった

「あぁ、面倒な異能だ」

エピンの拳が当たる前、

「少し豊かな社会(せかい)へ」

目をつぶりそう思った

説明する機会が無さそうなので

アミドリに弾丸が当たらないのは本物のジャンベアが弾丸のベクトルを操っているから

エピンの弾が曲がるのは魔力を使ってベクトルを変えているから

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