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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

いなくなっちゃった

作者: 代百
掲載日:2021/12/08

 私のお友達。

 いなくなっちゃった。


 幼稚園の頃、いなくなっちゃった。

 元気いっぱいにすべり台で遊んでいたあの子。

 とうとうお家から出られなくて、いなくなっちゃった。


 小学生の頃、いなくなっちゃった。

 お気に入りのワンピースを着て笑っていたあの子。

 とうとう石灰で顔を白くして、いなくなっちゃった。


 中学生の頃、いなくなっちゃった。

 みんなとお友達になろうとしていたあの子。

 とうとうカラカラの身体をダンボール箱に詰めて、いなくなっちゃった。

 

 高校生の頃、いなくなっちゃった。

 制服をそのままに着て、目薬をさしていたあの子。

 とうとう雨の日の重い石に負けて、いなくなっちゃった。


 大学生の頃、いなくなっちゃった。

 火事に見舞われて、真っ赤になっていったあの子。

 とうとう暗い夜に見えなくなって、いなくなっちゃった。


 私の上。遠いところ。

 お友達は空気の音を出している。

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