2年 第1学期 1週目
お読みくださり有難うございます。
9月10日
久しぶりの学校だ。私はまず教室ではなくて、全学科クラスのシールだけが貼られた引き出しがあるところへ行く。ここにはクラスに周知しなければならない内容やイベントのお知らせやクラス役員の会議日程とその日の点呼表が入っている。授業が始まる時にこれを取りに行くのが副班長の仕事だ。
そうだよ副班長だよ~夏休み記憶の片隅に追いやり忘れ去って……戻ってくる数日前にそういえばって思い出したくらい忘れてたんだけど、お仕事しなくちゃね。
記念すべき2年生最初の授業は、連鎖企業管理【チェーン企業管理】簡単に言えば、チェーン店の仕組みとかどのような管理をしているのかって学ぶものだよ。これが朝8時からの2コマ
3限目から2コマは英語の応用……応用だよ。中国語も英語も両方応用出来ないよ?誰かHelp me~~
マジでやばいよこのままじゃ~現実逃避はさておき
お昼からは3コマ統計学!統計学!はい!なんかややこしそうなの来た~って時間割見た時に思ったんだけどこの老師はとても面白いお方だった。
「副班代在嗎?幫我點名【副班長いる?点呼取って】」
副班長私だね。だから立ち上がって老師の近くに行くと、名前を聞かれたので「天野和音です」って答えたんだよ。そしたら老師が固まった。
「你是日本人?【あなたは日本人ですか?】」
「對【はい】」
老師が私を見るので、私も老師を見た。
「你被同學欺負了嗎?【あなたはクラスメイトからいじめられていませんか?】」
欺負って虐められているって意味ね。聞かれた私は、肯定も否定もせずに乾いた笑みを浮かべた。何なら声に出して「はははは」って笑って見せたよ。実を言うと午前中も副班長が日本の子!?って老師全員驚いている。そりゃそうだ私もびっくりだ。
クラスから虐めてないよ~って抗議の声が上がったが、老師は私に「君中国語勉強してどれくらい?」って聞くので「大学入ってからなので1年です」って答えたらクラスのみんなを見て、これのどこが虐めてないんだい?って、怒ってるわけじゃないんだよ。雑談の一種なんだけど、老師は皆の考えが見えていたのか良くないことだぞと窘めるように言った。私には「困ったらすぐに言いなさい」って言ってくれて、これが試合なら老師は私の味方に加わった形だ。
私を副班長に指名した事後々後悔させてやると私が1年の終わり思っていたことを徐々に実行していこうと思った。
9月11日
今日はお昼からの2コマ創意故事學企業に必要な創造性とかは何かについて学ぶ授業らしい。よく分からなかったんだよ。
授業終わった後に、私は学校で外国の子たちを管轄している老師がいるんだけど(手続きが現地の子と違うから)学期始まりなので会いに行った。そこで老師に学校でバイトしないかって誘いを受けた。
老師曰く
1.授業の空き時間にバイトが出来る。
2.外国の子だから掃除や各部署へお届け物など簡単な作業が中心。
3.学校の中なので安全・安心。
4.バイト時間中やることが終わっていれば、勉強していても良い。
5.分からないことがあれば老師に質問出来たりもする。
なんと魅力的な誘いだろう。学校の授業が最優先で空いた時間にバイトが出来る。これにも条件があって、学校の授業をまじめに受けているかどうかとか成績がとてつもなく危なくはないかとかあるんだけど、私はこの点は問題ないらしい。成績やばいと思っていたんだけど老師が他にもっと危ない子いるから……と言葉を濁された。後他の学科の子もいるので、同じ異国の子だけならず臺灣の事も話すことが出来て語学上達にもつながる。
私は老師に「やります!やりたい!」って直ぐに言った。今週と来週は新学期始まったばかりで、バタバタしてるから再来週からバイトとなった。今日みたいに2コマしかない日とか生活費稼ぎながら勉強できるなんてなんて素晴らしいんだとおもいつつ老師と「副班長になったんだよ」とか近況報告をした。案の定「虐められたらすぐ言うんだよ」って言われた。
9月12日
朝8時
体育だ~~~
因みにみんなの顔死んでる。私?体育は基本元気だよ。朝一番に6分間走をまじめに走っていたら老師に笑顔でいいねって褒められました!朝のジョギングだよ健康的でいいよね!
3限から2コマは企業論理【ビジネス理論】の授業優しそうな老師だった。
午後から3コマは成本會計【原価計算】の授業ね。原価計算は高校の時に習ったけれど、言葉が違うのでそこは覚え直しと多分応用も入ってくるのかな?と思った。頑張ろう。
8限目から2コマは金融市場の授業……また難しそうなの来たよ。
9月13日
行銷管理【マーケティング管理】
この授業教科書英語テストも英語らしい。テストは英語でも中国語でも解答OKって言われても両方厳しい人は如何すれば?と思う。この教科多分死ぬと私は思った。もう教科書の翻訳だけで時間がつぶれる気がする。なぜ英語なんだ。中国語でやってよと私が嘆いたのは無理もない話だ。
因みに老師はすごく厳しそうな人だった。
夜は久々の交流会!新入生=後輩、後輩!そうだ私2年生になったんだった。
実を言うと私の専攻である企業管理科出来て4年目上2学年の先輩は人数が少なく、私の大学では出席番号、えっと私の学校の学籍番号の見方が、民国何年、学科番号、出席番号で組み合わされていて、下3桁が出席番号で同じ番号の後輩を見る仕組みになってるの、まぁ学校生活どう?とか教科書お下がり貰えたりとか色々あるんだけど、私たちの学年は後半十数人先輩いないんだよ。でもって新入生は100人くらいいるらしいのだが何故か45番までで、次が飛んで60番目から50番台の私は先輩いない後輩もいないので、実感0だったのだよ。
だから交流会で後輩見て、やっと学年あがった実感が出たというわけ、因みにみんなまたしても自己紹介早いので、全然名前が覚えれない。後で本人に直接聞くという荒業使ったからね。もう何なら交流会のメンバーにはもっとゆっくり自己紹介してと物申したくらいだ。似たような名前の発音で、何でこの速さで聞き取れてるのか謎だよ。
9月14日
朝8時 微積分上 大事なことだから2度言おう微積。
直系列の微積分のコマが私たちの授業と何も重ならなかったので、取るしかない。
因みに同じクラスのお仲間6人ほどいるよ。
ほらでも1年生の中に2年混じってるの気まずいからみんなで後ろに固まって座っていたんだけど、まさかの老師が教室をくるりと一周し、私たちの前に立ち止まり一言。
「n? 我認識你們【あれ?僕君たち知ってるよ】」
「貴方が私たちを落としたからでしょうが!!!」という多分一致したであろう返答を心の中にとどめ、乾いた笑みをみんなでうかべた。一発で後輩に先輩落ちたことが知れわたる悲しさよ……
初日は、後輩が教科書ないので、さらっと説明するだけで終わったけどね。前途多難だ。
9月15日
強風に加え大雨。臺灣って感じがする。1年滞在して3分の2は雨もしくは曇りなので、ずっと降っているイメージがついてしまった。
教会に行けば「おかえり~」って出迎えてくれる。異国でもこうやって迎えてもらえると嬉しいよね。
9月16日
軽く整えただけで、学校へ行ったので一旦大掃除。奇麗に掃除してこそだよね。虫全般苦手なので、特に黒い奴は無理泣き出すレベルで無理なので、こまめにお掃除だ!
気が付いいたら夕方になっていた。
明日から本格的に授業が始まるから気合を入れつつお布団に入ったのだった。
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