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LEGNA ~竜ゲノム?~  作者: 宮内桃内
2/7

LEGNA 二夜

夜分の公園。

恐れのあまり、獣人、黒豹化した愛理奈を突き放すシンジ。

「いぃぃ、いやだっ!?」

上着を脱いで立ち上がる愛理奈。

「酷いわね、シンジ君。こんなのは嫌い?」

舌なめずりしながら手招きする愛理奈。

「さあ、私と一緒に、いきましょうよ...」

這い寄るシンジを見下すチェイニーとロボ。

「た、たすけて...」

「ふん、覚醒してないとこんなもんか?」

狼狽えるシンジ。

「え?」

フライトジャケットを脱ぎ、獣人化するチェイニー。

「何でもない。」


人狼になるチェイニーに怯え捲っているシンジ。

「相手になってやるよ、猫ネーチャン。」

「ひ、ひぃっ!」

右手を突き出し、距離をおくチェイニーを警戒する愛理奈。

こいつ、なにか武術をやってる...

ダッシュして間合いを詰める愛理奈。

けど...

チェイニーの左足に右のローキックを放つ愛理奈。

「っ!」

足をあげてディフェンスするチェイニー。

やっぱりっ!


同時に愛理奈の右腕を左手で引き寄せるチェイニー。

「なっ!」

バランスを崩す愛理奈を右足で跳ねあげるチェイニー。

慌てる愛理奈。

お、大外刈りっ!?

チェイニーに掴まれた腕を利用して、バク宙で躱す愛理奈。

「くっ!」

着地する愛理奈。視界から消えているチェイニー。

こ、こいつ柔道を...え?

愛理奈にタックルを見舞うチェイニー。

「げ、双手刈りっ!」


チェイニーの背中に手を押し当て、両足を後方に浮かせてがぶる愛理奈。

「くそっ!」

愛理奈にうつ伏せに押し倒されるチェイニー。

「グウっ!」

うつ伏せになったチェイニーの左脇に右足を通し、左腕を取る愛理奈。

「ウグっ!」

チェイニーの背中にまたがり、変形オモプラッタで左腕を締め上げる愛理奈。

悲鳴をあげるチェイニー。

「どうよ、これでっ!」

「ギャアっ!」


額を地面に押し当て、首の力で体を浮かせるチェイニー。

慌てる愛理奈。

「な、まだ、やんの?」

額を軸に前転するチェイニーに驚く愛理奈。。

「なっ!」

オモプラッタを脱出するが息が荒いチェイニー。

「はあ、あ...」

仰向けになったチェイニーに腕拉ぎ逆十字を仕掛ける愛理奈。

「じゃあ、こうよっ!」

逆十字を避けるため、素早く両手をクラッチするチェイニー。

焦る愛理奈。

「な、く、くそッ!」


そのまま愛理奈を持ち上げようとするチェイニー。

「グウっ!」

「うわっ!

チェイニーに高々と持ち上げられ、焦る愛理奈。

「あ、くッ!」

愛理奈を地面にたたきつけるチェイニー。

「うおおっ!」

チェイニーの腕のクラッチを解く愛理奈。

「グウォっ!」

地面に手をつきバク転で逃れる愛理奈。

「くうっ!」


左腕を抑えて愛理奈を見失うチェイニー。

その背後に背中合わせに立つ愛理奈。

「ウウ...」

チェイニーの背後から頭部にソバットを見舞う愛理奈。

「くらえっ!」

白目をむくチェイニー。

「アギャっ!?」

うつ伏せに倒れこむチェイニー。

「ウグ...」

肩で息をしながら、チェイニーの頭を踏みつける愛理奈。

「はあ、こいつが、あの...」

愛理奈にとびかかるロボ。

「な、何!?」


ロボを振り払う愛理奈。

「この、犬っコロがっ!」

愛理奈の前に立ち塞がるロボ。驚くシンジ。

「シンジを連れて行きたいんなら、僕をやってからにしろよ。」

「犬が喋ってる?」

愛理奈の首筋に飛びつくロボ。

「っ!」

裏拳でロボをなぎ倒す愛理奈。

「ふんっ!」

「ぎゃんっ!」

倒れこむロボを睨みつける愛理奈。

「ふざけるな、クソ犬ごときが。」


シンジに歩み寄る愛理奈。

「さ、邪魔者はいなくなったわ、一緒に来て。」

「い、え、何で?」

「あなたは『特別な存在』だからよ。ある人たちに頼まれてね。」

特別な存在?ある人たちって、なんだ?

後ずさるシンジ。

「え、何それ?」

愛理奈の背後に立つチェイニー。

「っ!」

オーバーハンドのパンチを躱す愛理奈。

「くっ、そっ!しつこいのね、君はっ!」

チェイニーの前蹴りを腹に喰らう愛理奈。

「げふっ!」

シンジの前に立ちふさがるチェイニー。膝をつく愛理奈。

「グルルルっ。」

「くっ!」


腹を抑えて苦しげな愛理奈に手を伸ばすシンジ。

「今日は諦めるけど、またいつか会いましょ、シンジ君。」

「あ、愛理奈さんっ!」

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