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王国の滅亡に反する者達
王国を支えてきた大公爵は息子に見届けられてこの世を去った。
その一ヶ月後帝国軍の侵攻を受けた王城は必死の防戦をしていた。
王国では文民も戦える。
王国の兵は強かった。
王子と近衛兵390人と老将100名は、王の命により勇者の城に向かうこととなった。
あそこでは、魔国と我が国を結ぶ転移陣があるおかげで兵糧切れの心配はない。
よって、ここでゲリラ活動をしてもしも王が死んでも帝国に支配されても必ず王子がいれば、王国は再興できる。
その後勇者と魔王のお陰で近衛兵は王子を抱えて勇者の城に逃げ切れた。
そのせいで一人の少女はトラウマを負うことになった。
残っていた兵は支援されていても王子と近衛兵は12名老将は彼らを守る為に討ち死にしていった。
そしてエヴィス暦1280年11月30日
ルヴィア王国は滅亡した。