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守れ!うんこ君
ウサギの糞として生まれた。コロコロとした小さな糞だが臭い。それもそのはずだと思わざるをえない行動があるからさ。それは………。
「コラー!ウサキチ、食べないのっ!」
仲間が食べられるのだ。スプラッター映画の様に血の代わりに糞が飛び散る。それはただ無謀。戦えるはずがない。ああ、無情。そんなところに光が見えた。
「しっしっ!あちにお行き、邪魔だよ。ホラ」
ウサギはホウキで牢獄のような所に追い込まれる。待っていましたとばかりにただ待つ。俺を川かトイレに流してくれと。
「クッサイなー、もー!」
あれ?ホウキで回収された先は新聞。その中に包み込まれると、ごみ袋に捨てられた。よく考えたらここ、小学校の飼育小屋じゃん。
