スープジャー お値段と性能編
昨年のちょうど今くらいだったかな。
娘が自分のおこずかいで百円ショップでスープジャーを買ってきたのです。
百円ではありませんが。(たぶん五百円くらい)
受験勉強とダイエットなどの理由で、部屋で汁物を飲みたかったそうな。台所に来るとどうしても他のものを食べたくなってしまうから、らしい。
まあ、いいのだけれど。汁物を安全に持ち運べるという意味では、それで十分という説はあります。
(購入予定ではあったので、買う前に相談しろよとは、正直思いました)
ただ、お弁当に持っていくとなると話は違います。
魔法瓶会社の製品だとお値段はほぼ六~七倍! 家に一つあるのに買うべきかどうかは正直迷いました。
弁当箱はいくつか種類があってもいいけれど、スープジャーはいくつもいるかなあという疑問。大きさのちがいはありますけれどねえ。
でも絶対性能が違うはずだという予感があって。
スープジャーは、手抜き弁当の味方になるはずだという確信もあり、魔法瓶会社の製品の購入に踏み切りました。
実際のところ、性能はかなり違います。別物です。
購入した時、ちょっとした実験をしてみました。
温度とかも測ってはいたのですが、数値等は残していないのであしからず。
熱湯を入れてふたを閉めると……
その地点で、性能の差が分かってしまうのです。
容器の表面温度が、百均のものだと、かなり温かい。魔法瓶の会社のものはまったく表面が温かくない! つまり、断熱性能が全然違うのです。
容器が熱くなるということは、つまり、それだけ熱伝導が高いので冷めやすいということにもつながりますから。
ネットの比較実験などでは、そこまで性能が見劣りするわけではないみたいな結果のものも拝見したのですけれど。
ただ、安い方が全くダメかといえばそうともいえないです。
お値段の差が大きいので、その分だけ違うかどうかは何とも言えません。
安くても、保温性能が全くないわけではなく、数時間なら温かさを維持できるのは事実。
ただ、保温できる時間が圧倒的に違います。
実験したのは夜でしたが、朝まで放置してみたところ、魔法瓶の会社のものは、まだ温かさを保っていましたが、安い方は普通に水でした。
ちなみにスープジャー、メーカーによれば六時間以内に食べることが良いとなっております。ですから、実験の結果はともかく一晩放置はメーカーさんは推奨していませんのであしからず。
要するに使い分けです。
安い方でも、コップでスープを放置するより保温できます。蓋もできますし、持ち運びもできます。娘の当初の使用目的のようにせいぜい数時間のうちにというのであれば、安い方でもかまわない。
ただ、時間がたてばたつほど、保温力の差が開いていきます。
一番の違いは保温調理ができるかできないかでしょうね。
魔法瓶の会社の製品であれば、どこのメーカーさんのものでも保温調理が可能です。極端な話、朝、米(生米)と熱湯を入れておけば、昼頃にはおかゆが完成しているみたいなことも可能になってきます。高い温度で保温できるからこその機能。そこが値段の『差』でしょう。
あと、保温力に差があるということは腐敗の危険も考えなければいけません。
前回も触れましたけれど、腐敗の温度帯は25度~40度。熱い温度帯を保っていられるならいいのですが、そうではなく『ぬるい』状態だと腐りやすくなります。
ですので、使用前には、必ず熱湯で容器を温めてください(冷たいものの時は冷やす)などとメーカーさんも言ってらっしゃる。
熱いものは熱いまま、冷たいものは冷たいままでというのが、スープジャーの鉄則。
ちなみに、魔法瓶メーカーさんではない、おしゃれ可愛いスープジャーなんかもありますが、性能的にはどうなのでしょうね。
魔法瓶メーカーより中途半端に安い製品だと、保温性能はどんな感じなのだろうとは思います。
さすがに3個目のスープジャーはいらないので買いませんけれど。




