5話 秘密の質問
戸惑いを隠せない。あ、
目が、合ってしまった……
(やばい、こっち来てる。)
先生は僕の手を人混みから見つけだし、駅の隅へ導いた。
「あの、せんせ」
「秘密に、出来るよね…?お願いだから、さ」
「いや、あの、」
「ね、お願い…はあ、同僚にも見られてないのに…」
「これバレると、職員室の居場所なくなるんだよね、多分」
「わ、分かりました、秘密にしますから、質問させてください…」
まあ、学校内でも「髪が異様に長くて怖い」っていうことで生徒が遠ざかってるけど…
僕が聞きたいのはそういうことじゃない。
「ス、スカートって、どんな感じですか、?」
僕が質問した途端、先生はくすっと笑った。
「まあ、人の目は刺さるけど、自分らしくなれてる感じがして清々しい感じかなあ」
「そうなんですね…」
「も、もしかして広木くんも興味がある…?」
「っそ、そんなことは無いですよ、!!ちょっと気になっただけで…って」
(あれ、もしかして涼…?)
遠くから、少し驚いたような顔でこちらを見ている。だけど…
ちょっと、苦しそう、?
5話 「秘密の質問」はいかがでしたでしょうか、?
涼はどうしちゃったのでしょう…
続きます!次回もお楽しみに!
最近投稿さぼってごめんなさい…これからも投稿なしの週があるかもしれませんが、
基本毎週木曜日に投稿できたらと思っています。どうか長い目で見守って下さい。