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3話 僕には何かわからない
毎週部活終わり女装して俺に見せてよ
「え…嫌ですよ…」
「じゃ、あの写真みんなに見せちゃおっかな〜」
「っ…分かりました…」
「あ、もー脱いでいいよ〜」
1秒でも早く脱ぎたかったので、すぐ元あった場所に戻した。
「じゃ、俺帰るわ〜またね〜」
涼は満面の笑みでそう言った。
ドキ…
「はい、また明日…」
(どき…？)
涼が帰り、静まり返った部室を見渡す。
どこを見ても女物の衣装…着てみたいと思ったことは無い。
だがあいつに見られることに慣れて置いてもいいかもしれない。
意外と簡単だったロリータ服に目を向ける。
気が付けば、ふわふわのドレスを身に纏っていた。
(これは可愛いけど…僕には似合わないよな、って)
そういえば、さっき胸が苦しかったけど…
なんだろう。
(まあいっか、こんなことしてないで早く帰ろ…)
3話 「僕には何かわからない」はいかがでしたでしょうか??
郁は一体どうしたのでしょう…
続きます！次回もお楽しみに！
