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忘れてくれていい

作者: 架け橋 なな

 私のことは忘れてくれていい


 君にとって私との出会いは


 一瞬の、神様の気まぐれだ



 私のことは忘れてくれていい


 君の人生において私の存在は


 一片の、風に散る花びらだ



 私のことは忘れてくれていい


 君が後ろを振り向かなくとも、私は遠くから


 一心に、その素晴らしい未来を願う



 けれど、もしも万が一


 君の描きかけのキャンバスに私との思い出が


 明るくきれいな色を


 一点でも、落とせていたならば


 こんなに幸せなことはない



 私のことは、もう忘れてくれていい


 けれど、私はいつまでもずっと、忘れない



 大切な、君のことを

お読みくださり、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 見逃すところでした! あぶないあぶない。 ななさんの、詩、おいしく噛みしめました。 忘れられてもいいけど、私は忘れない。なんだか健気ですね……。 私はななさんを忘れませんし、忘れられません…
[良い点] でもそういった『一瞬の思い出』が、かけがえのない記憶となっていたりするんですよね。 一期一会を大事にしたいものです。
2022/03/06 00:36 退会済み
管理
[良い点] ぐっときます! 『私には過去があるだけ。でもあなたには未来がある』といった感じを受けます!
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