第九十二話 『Vs.幻魔女エメリーザ』
-聖霊暦 3129年 邪教魔城カオス・ザ・ニエレス-
目の前にいたのは3体の魔神四天王、エメリーザ、リゼイドル、ギャズヴェイラの幻影だった。
「安心しろ…。こいつらは幻影だ…。」
彼らは幻影…。アポロニオスがアリレス達の『恐ろしい物』を具現化したものだった。
「容赦なくたたきつぶすぞ!魔法"アサシンブリザード"!」
元魔神四天王の一人、ディムが先に攻める。
氷魔法が相手を斬り裂く前にどこからともなく現れた猛獣が3体を庇った。
「リゼイドルの幻影か…。能力はあの時、戦った時と同じ…。」
即ち実力は魔神四天王3体分だった。勝ち目は無いのか…?
「大丈夫!私達魔神を3体倒したから……わっ!」
魔女の幻影によってセナが混乱させられる。
「集団だと魔女が一番厄介になってくるか…。先に倒せ!"連続突き"!」
魔女に集中攻撃をする。
「魔法"レイヴァテイン"。」
不意を打たれセティスが闇魔法を食らう。幸いセティスも闇使いであるため被害は最小限で済んだが3体を相手に回すとなると非常にリスクが大きくなる。
「他の人たちは私に任せて下さい…。魔法"ダウンオーバー"!」
一時的に他の魔物の気力を弱らせる。
「今だ!叩き潰せ!」
アリレスの指示で一斉攻撃を始める。
「……魔法"マリンブレイカー"!」
「セナ!避けろ!」
水の大爆発が起きる。
「魔女を倒した方法…雷魔法か。ならこれしかない…!魔法"エレクトリックエデン"!」
城に一筋の光、雷が響き渡る。
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「嘘だろ…!」
ギャズヴェイラの幻影が慌てる。残りは魔獣と魔神、必ずアポロニオスの元まで行くとアリレスは決意していた。




