ヌシ様の話
食事を終えた僕達は拠点に戻って来ていた。
帰り道ゴンタが色々教えてくれたよ。
この森(アルブムウラル森林と言うらしい)にはヌシ様がいて、魔力の吸収と循環を行っている。
魔力値が高い者は加護が貰えるので会いに行く、との事。
ゴンタは加護を貰って進化したみたいだ。
ゴンタ強かったんだね。
『お前らも魔力値高そうだから、ヌシ様から加護を頂けるかもしれない。案内してやるよ!』
って言われたけど日も落ちて来ていたので
明日の朝出発することになった。
翌朝
「おはようテル。」
「ふぁー、おはよー」
テルは朝が苦手みたいだ。
ゴンタは家に入れない…扉を通れなかった為家の外で寝てもらっていた。
「ゴンタおはよう。」
井戸の水で顔洗う。
『おはよう。行くか?』
「うん、でもゲートだけ作っておくよ。」
と言うのも、ゴンタと仲良くなったが
家の結界には僕とテルの魔力登録しかしてなかったからゴンタと転移できなかったのだ。
結界同士の転移だと入れる大きさも決まってしまうので今回は転移に特化したゲート型の空間魔法を使う。
どこ○もドアみたいに好きな所に行ければいいんだけど、点を置かないとどこに飛ぶか分からない。
それこそ、どこまでもドアだ。
なので基点となるゲートを作っておく。
キーーン
「コウー準備できたのー?」
「できたよ行こうか、ゴンタよろしくね。」
『おう、お前ら歩くの遅いから俺に乗れ。』
こうしてヌシ様に会うために出発したのであった。
読んで頂きありがとうございます。
それに加え、ブクマ、評価してくれた方感謝感激でございます(^^)
初作品で至らぬ所もございますが今後ともよろしくお願いします!!




