食事をしよう
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といっても食料がそんなにあるわけではないので鍋と魚の塩焼きを作ろうと思う。
河原の石でかまどを組もうと石を並べていると、テルが
「何してるのー?」
「石でかまどを作るんだよ。」
「じゃーテルが作るー!」
イタチの手じゃ無理じゃないかなと思いつつ
かまどの形を説明する。
「やってみるね!えいっ♪」
ゴゴ ゴゴゴ
するとなんて事でしょう。
一瞬にしてなかなか立派なかまどが出来上がってるではありませんか。
「えっ!?凄いよテル。何したの?」
「土魔法でえいってしたのー♪」
「ライトニングラーテルだから雷属性だと思ってたよ。」
かまどに家から回収してあった木を入れていく。
「雷も使えるよー?テルは雷と風と土が使えるのー」
『3属性持ってるのかスゲーな!俺は火魔法使えるぜ!』
丁度いいよ、ゴンタ先輩。
「ゴンタここに火つけけてくれる?」
ボワっ
『これでいいか?』
「2人とも凄いよ!ありがとう。」
鍋に川の水を入れてかまどに乗せる。
キノコと魚をブツ切りにして入れる。
煮立つまで放置。
魚がまだあるので塩を振って枝に刺して
焚き火の近くに刺す。ワイルドでしょ?
料理は簡単なのしか作らなかったからなぁ。
因みに塩も家にありました。塩以外の食料、調味料みたいなのは死んでいましたが。
「お鍋からいい匂いするねー♪」
鍋に塩をひとつまみ入れて完成!
塩焼きも鍋をつついているうちに焼けるだろう。
食器によそって配る。
「よし、出来たよ。食べようか。」
「やったー♪テルお腹ペコペコだったんだ!」
ごめんよ。
『いい匂いするなー!』
「じゃー、いただきます。」
「『??いただきます。』」
ズズっ
美味い!!塩しか入れてないのにキノコと魚からいい出汁がでて魚も舌で身がほぐれる位柔らかい。
「おいしーねー♪」
「テルが見つけた素材が良かったんだよ。」
ゴンタは無言で既に完食していた。
塩焼きもいい感じに焼けていたので配る。
焼き魚もいいな、プリっとした食感で噛むと旨味と上品な脂が口の中に広がる。
すぐに皆完食した。
「お粗末さまでした。」
「どっちもおしかったよー♪」
『美味かった。』
読んで頂きありがとうございます。
それに加え、ブクマ、評価してくれた方感謝感激でございます(^^)
初作品で至らぬ所もございますが今後ともよろしくお願いします!!




